2024年9月 [ 1 ]

  • ハンマーナイフが壊れたあ

     2014年、山荘の仲間として迎えた「ハンマーナイフモア」が10年の時を経てオシャカになってしまった。昨シーズン終わりに石に乗り上げ刃に大きなショックを感じて以来、パワーを上げると本体が耐えられない...

2023年10月 [ 2 ]

  • 呪われたトルクヒンジ

     コリントゲーム最新作は落ちるボールを裏側の引き出しに受けていたが、その分、盤の厚みが増し持ち運びに不便。そこで第2作は、引き出しの代わりに折りたたみできるボックスに変更した。使用しないときは裏側に...

  • 遺作は木を切るヘイヘホー

    今最もハマっている最新作、盤面右下から打ち出された球は、トップまで登り左側面を駆け下り最下点に達すると、そのまま右側面カーブに沿って登り上部左側面カーブに飛び移りトップに達して落ちてくる。どこまで登りきるか...

2023年4月 [ 1 ]

  • 数学界からの挑戦状

    ビバリー1000マイクロピース「ジグソマニア」 ビバリー1000マイクロピース「眠くなるパズル」  「眠くなるパズル」の完成まで約4週間。上級者の挑戦さえ危険!の言葉通り難解なパズル。同系色の色違いを...

2023年3月 [ 1 ]

  • 眠くなるジグソーパズル

     冬の間は、山荘通いもお預け。いくら四駆とはいえ、雪が深く乗り入れることもできない。今シーズン初めは大雪のため自宅周りの雪かきに忙しい思いをしたが、後半は雪が少なく楽をさせてもらった。そうなると午前中...

2022年10月 [ 1 ]

  • 手が届かない姫リンゴ

     姫リンゴの実が熟している。いつもなら低い枝の実を採り放題なのだが、雪の重みで枝が折れたせいで、かなり手を伸ばさなければ収穫できなくなってしまった。梯子をかければ真っ赤に熟した実に手が届くのだが・・...

2022年2月 [ 2 ]

  • 愛犬ララのパピー時代

     アイディアが停滞気味。十二支の犬が、なかなか決まらない。そこで、我が家の愛犬ララをモデルに。14歳の老犬ボーダーコリー。最近、足腰が弱くなり自力で階段を上がることも難しいほど。やはり元気ハツラツなほ...

  • 毎日が試行錯誤の連続

     3回目のワクチン接種が終わり、大きな副反応もなくとりあえず一安心。もともと出歩く方ではないので、まん防対象地域になっても影響なく暮らしている。  午後からは工房にこもって、ベニヤ板を切ったり張ったり...

2022年1月 [ 2 ]

  • シンプル=必要最小限?

       孫の作品に触発され、いかに無駄を省きシンプルに表現できるかイメージを膨らませている。結局、ネズミの最終形はこうなったが、牛はまだ煮詰めている段階。十二支の最初の二つでつまづいているので、いつにな...

  • 孫の自由な発想に脱帽

     ベニヤをカットすると、当然のことだが切れ端が出る。小さくても形あるものは、いつか何かの役に立つだろうと捨てずに取ってある。四角や三角、大きいモノや小さいモノ。  孫を子守で預かった日、干支を作って欲...

2021年12月 [ 1 ]

  • ベニヤ・クラフト

     きっかけは、「ゴム鉄砲の的(マト)ゾンビ」から始まったベニヤクラフト。今では的としての機能は二の次で、いかにベニヤの断面模様を作品に生かせるかが課題になっている。アイディアを練りデッサンしてベニヤを...

2021年11月 [ 1 ]

  • ゴム銃の的・ゾンビ型

     相変わらず作業場にこもって木工に勤しんでいる。最近は、孫のオモチャの延長で「ゴム銃の的」作りにはまっている。輪ゴムを飛ばすゴム鉄砲の的である。イメージはテレビゲーム「The Crossing Dea...

2021年10月 [ 1 ]

  • iPone6をiPodにして使う

     iPhoneSE(第2世代)はLightningケーブルのみでイヤフォンジャックがなくアンプにつなぐにも変換ケーブルが必要。ということで、以前使っていた[iPhone6]を[iPod化]して使うことにした。なんたって、iPhone6にはイヤフォンジャックがありアンプに直接...

2021年9月 [ 2 ]

  • 宇宙のパンの賞味期限

     2009年にはスペースシャトル「ディスカバリー号」に積まれて宇宙食として活躍したとある。ということは、この賞味期限[2012.05]と記載の商品は、その3年前に製造されたものとして12年前に焼かれたパン。さすがに食べるのはためらわれるが...

  • ウンコ臭いのは俺なのか?

     池の淵に立つ柳の大木が倒れた。根元を見ると大きく裂けているので、余程の強風が吹き荒れたようだ。そのままにしておく訳にもいかず、チェンソーで伐り倒し玉切りにして運び出すことに。池の上に張り出した部分は...

2021年8月 [ 3 ]

  • 2度目の木製オセロに挑戦

     まるばつゲームに続き、リバーシ製作。2年半前にも木製オセロを自作しているが、2度目なので色違いに木を染め張り合わせて石を作ることに。直径30㎜の丸棒を均等な厚さにスライスするのだが、押し出した分の厚...

  • 木製まるばつゲーム盤自作

     作業台完成後、ほぼ毎日何かしらの製作に精を出している。玄関用腰掛けやスリッパ収納ラック、茶の間のコーナーラックなど大物リノベーションが続いたが、120cm×70cmの作業台では長尺物を扱えないので三...

  • 使い勝手がいい木工作業台

    「何かを作る前に」「何かを作るための作業をする場所」、つまり作業台を作ることに。自分なりに使い勝手良く設計し自作。構想を練り始めて約1か月、試行錯誤しながら遂に完成...

2021年4月 [ 2 ]

  • 幻の薄焼き玉子の春巻き

     あれは現実だったのか、幻だったのかと疑うほど遠い昔の想い出。50年以上も前の学生の頃。東京か名古屋か京都か場所は定かでないが、一人で入った街の小さな中華料理店。入り口を入ってすぐ左手の席。道路に面し...

  • お爺さんは山へ薪を拾いに

     間伐作業の切り落としを拾いに山に入った。ホンダの運搬車で山に分け入り切り落とし材を積んでは長い坂道を降りてくる。キャタピラーが付いてるとはいえ、ヌカるんだ凸凹道に車体が傾き倒れそうになる。何よりも間伐材の根元を切り落とした部分、太くて重い。運搬車や軽トラへの積み下ろしは重労働。重量挙げの選手になったみたい...

2021年3月 [ 1 ]

  • 林齢60年のカラマツ間伐

     林齢60年のカラマツを間伐。日曜のせいか作業している様子はなく、重機と切り出された間伐材が積んであるだけ。作業道に沿って登っていくと、長さを切りそろえるためにカットされたのか薪にちょうどいい長さの玉がたくさん転がっている...

2020年12月 [ 1 ]

  • 改めて食育の大切さを知る

     ご飯にナニかを乗せて食べるのが嫌い。ご飯とオカズは別々に食べたい。ご飯はご飯、オカズはオカズ。例えば納豆。納豆は好きだが、ご飯と納豆は別に盛って食べる。ちなみに好きな納豆の薬味は、オカカと刻みネギ。...

2020年11月 [ 2 ]

  • アスカソ・エスプレッソ

     酸味のあるコーヒーが苦手。のはずが最近、劇的に嗜好が変化してきた。コンビニのカフェラテに慣らされた味覚は、モカエキスプレス(直火式エスプレッソ)で濃く淹れたコーヒーにミルクと砂糖という甘苦い味に満足...

  • 晩秋の野花南山荘

     暖かな陽に包まれる晩秋は、一番好きな季節。夏に生い茂った葉が落ちると遠くまで景色が見渡せるようになる。陽の暖かさと静寂の中、人生の秋を思い心穏やかになる。 ...

2020年9月 [ 1 ]

  • 今年も幸せのラクヨウの味

     雨が多く平均気温15℃以下、最低気温10℃前後になるとラクヨウキノコが一斉に出始める。それ以前にも単発的に見られるが採れる量はごくわずか。  毎年、秋分の日に行う「抜歯塚供養」と「家族総出のラクヨ...

2020年8月 [ 2 ]

  • 恐るべしステロイドの効果

     デカい蜂に刺され緊急外来へ。45分ほどの点滴が終わるころには、心持ち腫れが引いてきたような気が。時間とともに効いたらしく就寝時には、手の甲の腫れは完全に治り刺された場所にシコリが残り触ると痛い程度。やったあ!効いたじゃん。さすがステロイド!と感心して眠ったのはいいが...

  • ポップな色のブランコ完成

     朽ちて錆びていた山荘のブランコ、錆を落とし磨いてポップなイメージに塗装した。錆びたチェーンを16mm径のクレモナSロープに交換。自己流の漁師結びで吊るしたが72キロの私が乗っても大丈夫。ロープの長さを調整するため何度も揺られていたら車酔い...

2020年7月 [ 5 ]

  • 孫が喜ぶブランコの色

         軽トラの荷台に脚立を乗せ、錆びたブランコの鎖を切断。充電式ディスクグラインダーの威力は素晴らしい。シャックルの錆を落としてみたら、まだまだ使用に耐える状態なので、ここにステンレスのリングキャ...

  • 暇な午後にコーヒーを淹れる

     コンビニのカフェラテに慣らされたせいか、モカエキスプレスで淹れるエスプレッソに... 濃く淹れて甘くして牛乳を。スペシャルティな豆はモッタイないので、市販のエスプレッソ粉を使っている。illy、Lavazza、Pellini いろいろ試してみたが...

  • 翅を広げるドラゴンフライ

     翅を閉じるトンボ、開いて止まるトンボ。閉じるのは前後の翅の形が同じ「イトトンボ」や「カワトンボ」などの均翅亜目。飛ぶ能力を高めるため前後の翅の形が異なり、重ねて立てることができず広げて止まる不均翅亜目には「シオカラトンボ」や「アカトンボ」「ヤンマ」などがいる...

  • 壊れたブランコ修理

     夏グミが赤く熟した。山荘のアチコチにグミの木があるが、どの木も今年は実なりが悪い。いつもなら摘んでジャムにするのだが、今年は鳥のエサ用にそのまま放置。昔、熊がグミの木を揺すっている姿が目撃され、猟友...

  • ルバーブのような赤いフキ

     ルバーブのような赤いフキを見つけたので、フキが赤くなる理由を調べてみた。赤い色素はポリフェノールの一種アントシアニンだろうと思うが、何のために赤くなるのかがわからない。日当たりのせいなのか、土壌の性質なのか...

2020年6月 [ 4 ]

  • おいこら鹿、シカられるぞ

     目の前の田んぼにエゾシカの姿。えー、それってマズイじゃん。「おーいこら、シカられるぞ!早く出れや」。ウチの山の周りには、延々と防獣電気柵が張り巡らされているというのに。こんなに自由に鹿が行き来できるのなら、いったい何のための電気柵なのさ。

  • 京ブキと秋田ブキの比較

     京ブキは根本が紅く、秋田ブキは紅くない。見た目で違いはわかるが、同じ太さのものを並べアップで比べてみると一目瞭然。茎の表面がツルッとしているのが京ブキ、毛羽だって筋が走っているのが秋田ブキ。

  • カエルが鳴くと雨が降る

     北海道のカエルは、エゾアカガエルとニホンアマガエルの2種。繁殖期、夜の田んぼにカエルの大合唱がこだまするのは、オスがメスに自分をアピールするため。カエルは一般的に繁殖期の夜にしか鳴かないが、ニホンアマガエルは「雨蛙」の名のごとく雨が降りそうになると繁殖に関係なく昼でも鳴く。「雨鳴き(あまなき)」「レインコール」という。

  • 哀愁のキタキツネ

     気温23度。日陰にいると涼しい風が渡り過ごしやすいが、陽に晒されて山仕事をしていると汗が吹き出してくる。木を伐り倒し、枝を払い玉切りにして運び出す。払った枝を一箇所に集め片付ける。単純な作業だが、結...

2020年5月 [ 4 ]

  • トドマツノキバチ

     キバチは産卵管を使って木の内部に産卵し、孵化した幼虫は木の内部をエサにして育つ。キバチ科は針葉樹をエサにする「キバチ亜科」と、広葉樹をエサにする「ヒラアシキバチ亜科」に分類される。複眼と複眼の間が黒くなっているのはトドマツノキバチ。

  • スクスク育つ孫達の記念樹

       孫が生まれるたび記念樹を植えている。スクスク成長するのを願っているので、途中で枯らすわけにいかず幼木のうちは養生しながら結構気を遣って育てている。初孫誕生に植えたのはミズナラ(ドングリの樹)。あ...

  • 赤い蕾と白い花

     遠い昔、中学生の頃。吉永小百合が唄う「寒い朝」という曲が流行っていた。吉永小百合のデビュー曲。♪北風吹きぬくぅ 寒い朝もぉ 心ぉひとつでぇ 暖かくなるぅ♪。マヒナスターズの特徴的なバックコーラスは今...

  • コロナと無縁の生活

     人里離れて、コロナと無縁の生活を送っている。連休中に桜の満開が過ぎハクモクレンが盛りを迎えた。エゾヤマツツジが蕾をつけはじめる頃。    毎年春、せっかく芽吹いた新芽を鹿に喰われ大きくなれなかった林...

2019年1月 [ 1 ]

  • 平面バッフルの紆余曲折

     松下製16cmフルレンジ用に製作した平面バッフルだが、コーラル8A-70のグラマラスなマグネットに魅了され、「よっぽどイイ音で鳴るんだべなあ」と、バッフルの穴径を20cm用に拡げて取り付けた。ところ...

2018年12月 [ 1 ]

  • 木製オセロを自作する

     今から30年以上前、仕事も遊びも半端なく忙しかった頃。何かに追われるように日々を過ごし、自分のための自分だけの時間というものに飢えていた。そんなとき没頭したのが「大人のオモチャづくり」。深夜、帰宅し...

2018年11月 [ 3 ]

  • 山荘に響く鹿撃つ銃声

     例年になく遅い積雪だが、山荘も本格的な冬景色。そろそろ軽トラでの乗り入れができなくなる。大喜びのララは駆け回っているが、ときどき耳をツンザクような銃声にビックリ。山荘裏の国有林で猟友会が鹿を撃って...

  • Imad Fares - Pharaon

     盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられていた江戸幕府の火付盗賊改方長官長谷川平蔵。中村吉右衛門が主演の「鬼平犯科帳」のエンディングでは毎回、江戸の季節を背景にジプシー・キングスの「インスピレイション」と...

  • 大根干し便利技ゴムホース

     いつもなら2週間ほどで干し上がる大根だが、今年は長引いている。8割ほどはOKだが、硬くて曲がらないのもある。大根の質かもしれないが、このままでは漬けるには早すぎるので、とりあえず干し方を変えて様子...

2018年10月 [ 8 ]

  • 大根の干し方を見れば

     毎年恒例の大根干し、今年は40本。1本の紐で二つの輪っかを作り、重ねて二重にしたところに大根を通して絞る。これを繰り返し下から編んでゆく。昔は2本の縄を平行に垂らしスダレ干しにしていたが、最近は手を...

  • 矢野沢林道入り口

     山荘への脇道を曲がらず直進すると100m程で「矢野沢林道入り口」、ちょうど山荘の裏手にあたる。厳重なゲートに閉ざされていて一般車両は通行できない。この先は国有林なので造林・伐採などの林内作業をする業...

  • The Dark End of the Street

    The Dark End of the Street / James Carr  ジェイムス・カーの代表曲「ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」、1967年ビルボードのブラック・チャートで上位に輝...

  • 野花南山荘の紅葉

     雪虫が舞い初雪を迎える季節。晴れた日の午後、暖かな日差しに照らされる遠い山々の色とりどりが美しい。山荘の木々も冬を迎える準備中。散る寸前まで紅く黄色く移ろいながら、季節が変わるステージで主役を演じる...

  • デオキシノジリマイシン

     桑の葉は晩秋の霜にあたったものが良質とされ、霜桑葉や冬桑葉と呼ばれる。

  • 果肉以外は有毒オンコの実

     子供の頃、食べていたが最近口にすることがなくなった「想い出の味」にグスベリがある。その辺りの草っぱらに生える子供の背丈くらいの低木、夏の終わりに実をつけた。薄緑色の透明な小さな実の表面にスイカ模様の...

  • エゾユズリハは雌雄異株

     新旧交代を象徴する縁起物。艶々で光沢を放つ葉は、遠くからでも目立ち存在感がある。エゾユズリハ(蝦夷譲葉)、山荘のアチコチに見かける。雨でもないのに濡れたようにピカピカ輝く様は、どの葉っぱより美しい...

  • メリケンコンギク

     夏から秋にかけてよく見る花、ユウゼンギク(友禅菊)。北米原産、鑑賞用に持ち込まれたものが野生化し帰化した種。黄色い筒状花の周りに青紫色の舌状花がつく。在来種のエゾノコンギク(蝦夷野紺菊)に似ている...

2018年9月 [ 6 ]

  • ヤマモミジ小黒紋病

     キノコを探して歩いていると、足元にいろんな発見がある。幼木というより、今年芽吹いたであろう高さ20cmほどのヤマモミジの赤ちゃん。パッと見、異様な姿に目を引きつけられる。小黒紋病というらしい。斑点が...

  • 山荘の紅葉は桜の木から

     山荘の紅葉は、桜の木から訪れる。遅い春を花で彩り、葉桜の時期を過ぎ早い秋の訪れを紅葉で彩る。今は、桜もみじと呼ばれる季節の少し手前。この時期、我が家の一大イベント抜歯塚供養のため念入りに草を刈る。

  • 旭岳の日本一早い紅葉

     テレビによると、旭岳の紅葉見頃は9月15日から。毎年恒例の年に1度の登山、日本一早く訪れる紅葉を眺めに旭岳ロープウェイまでドライブ。ロープウェイの眼下に広がる紅葉。真っ盛りとはいえないが、平地に比べ...

  • 薪を積んで冬を迎える

     急に涼しくなってきた。日中は暖かだが夜は寒い。最低気温が6℃台の日もあり、9月下旬から10月上旬並みの気候らしい。今週に入り、すでに3回もストーブを焚いた。夜6時頃、火をつけると寝るまで暖かい。というか暑すぎるので、家中の部屋のドアを開けっ放しにする。

  • キノコは腐海の森の王蟲

     化石燃料からプラスティックが作られ、燃やすとダイオキシンや環境ホルモンという物質を発生するが、キノコにはその有毒物質を分解する能力があるらしい。キノコの働きは、化石燃料を作らせないばかりか化石燃料がもたらす有毒物質をも分解し地球上の環境保全の役割を担っている。まるで「風の谷のナウシカ」の腐海に生きる王蟲(オーム)のような存在。

  • 台風一過・地震のあとに

     午前3時、今まで経験したこともない揺れに目が覚め飛び起き、テレビで情報収集。道南震度6、札幌近辺震度5、この辺りは震度4、道東道北震度3。震度4でもこれほどヒドイ揺れとは、普段地震に縁のない地域で暮...

2018年8月 [ 4 ]

  • 人間は忘れる生き物だから

     人の記憶が次第に薄れてゆくのは、より幸福でいられるためだと思う。悲しいことやツライことを経験しても、時の流れとともに忘れ去り流されてゆく。いつまでもツライ想いを持ち続けていると、積もり重なり押し潰されてしまうのだろう。本来、人間は忘れる生き物なのだとか。しかも歳をとると、ちょっとだけ忘れるスピードが早くなる。

  • SSL Server TestでA+評価

     SSL証明書の設定は終わったが、サーバーでApacheの設定をしなおさなければ完璧ではないらしい。証明書のWebサーバー設定レベルをSSL Server Testで検証してみた。  結果は"Bラン...

  • さくらVPS 常時SSL化

     そんなことは誰も気にしてないと思うが、このサイトのアドレスバーに鍵マークが表示されるようになった。使用しているブラウザによって表示は異なるが、通信が暗号化されセキュリティが保護されているという安心安...

  • I Want You - The Beatles

    ビートルズ11枚目のアルバム ABBEY ROAD / A面最後の曲。このアルバムは Come Together / Something / Oh! Darlingなど名曲揃いだが、中でも最も好きなのが I Want You。ジョンの声とギターメロが重なる唄い出し♪ I Want Youというフレーズにマイッてしまう。

2018年7月 [ 5 ]

  • ハンマーナイフモア

     長雨のせいで草を刈る暇が殆ど無かった。昔のぶどう畑が背の高さまで伸びた雑草に覆われているので、暑さに負けず草刈りに精を出す。こんな時、頼りになるのがハンマーナイフモア。ブルトーザのようなパワーで草を...

  • キツネの子別れ

     キタキツネは冬の間に発情期を迎え、わずか50日程度で春先に3~5匹の子供を出産する。5月を過ぎると子供たちは巣の外へ出て行動するようになり、母親の狩りを真似てネズミや昆虫など捕食する術を覚えていく。...

  • lala la lavande

     「彩香の里」佐々木ファーム入場無料。有料でラベンダー摘みができるというので出掛けた。内地の気温38℃に比べて10℃以上も低いのだが、毛皮をまとったララにはよほど暑さが堪えるのだろう。たえず舌を出して...

  • 栗の花と夏グミ

     同じ市内にあっても山荘の春と夏は遅れてやってくる。そんなに標高差はないはずだが、山の麓に位置するのが原因なのかも。本格的な夏の到来を告げる栗の花が咲き始め、夏グミの実が赤くなってきた。  今年のグミ...

  • ケヤマハンノキ血になる木

     伐採後間もなく切り口がオレンジ色に変色するのがハンノキ類の特徴。ハンノキのアイヌ語の呼び名「ケネ」は血になる木という意味。枝を赤ん坊のおしゃぶりにすると増血作用があり抵抗力を高めるという意味があったという。「♪この木なんの木、気になる木」が「♪この木ハンノキ、血になる木」...

2018年6月 [ 8 ]

  • 平面バッフルスピーカー(2)

       20cmフルレンジスピーカーをヤフオクで手に入れた。16cmを「平面バッフル」で鳴らし満足しているが、そこは浮気なオーディオマニア。ついつい大柄でマグネットがグラマラスな20cmに色気を感じ手を...

  • 野花南山荘航空写真

     グーグルマップで山荘を検索してみた。こんな辺鄙なところまでストリートビューは来てないが、航空写真で位置関係がわかる。野花南駅市街地は、右上のほんの一部でほとんど水田が広がる地域。圃場整備というのか土...

  • 京ブキのキンピラ

     木が倒れて道を塞いでいるという連絡。山荘の西側はキノコの山。秋にならなければ滅多に足を向けないところの農道。軽トラに伐採道具を積んで向かった。トドマツの先端部分が鹿避け電気柵をなぎ倒している。確か...

  • 農道のキャデラック

     年式20数年前の「農道のポルシェ」、パワフルに働いていたが車検が通らないほど足回りにダメージ。山荘に来てから、わずか4年でリタイア新旧交代。新しい相棒は、いぶし銀のクリッパー。前車に比べて荷台とキャ...

  • youtubeの音に憧れて(2)

     前回、「youtubeの音に憧れて」を書いて以来、どうにもスッキリしない日々を過ごしている。高級オーディオやヴィンテージ・オーディオを紹介するyoutube動画から流れる音が、実は視聴者の閲覧環境に...

  • youtubeの音に憧れて

     小学生の「将来なりたい職業ランキング」にユーチューバーという職業が入っているという。どうすればユーチューバーになれるのかというと、特に資格や学歴は必要なく、ユーチューブのパートナープログラムに登録す...

  • すぎもとまさとの紅い花

     普段あまり歌謡曲は聴かないが、「紅い花」でも書いたように、ちあきなおみの紅い花という曲が好き。遠い若すぎた恋に想いを馳せるも、今はもう消えた夢の一つ。呑むほどに込み上げる虚しさ切なさ。愛したという記...

  • チェンソーを抜く方法

     油断するとチェンソーが挟り押しても引いてもビクともしない。このトラブルから脱出するには、切り口に斧や鉈の刃を差し込み木槌で叩き込む。クサビ効果で切り口を広げチェンソーの刃が緩んだところで引っ張りだす。これでダメなら、もう1台のチェンソーを使い挟まっている上の部分で切り倒す。エンジン運搬車には補助のチェンソーも積んでいく。

2018年5月 [ 2 ]

  • トニー・ベネット叩き売り

    15年ほど昔、レンタルビデオ屋で安売りされていたトニー・ベネットのアルバム。1枚100円という値段に驚き。あまりの評価の低さに腹を立て全部を買い占めた。今でも愛聴盤。第45回グラミー賞に輝いたデュエット盤。廃棄される前に買い取れたのは、ペットショップで売れ残りの子犬を救った気分。

  • 平面バッフルスピーカー

    歳とともに高域の音が聴こえにくくなる。内耳蝸牛にある有毛細胞の減少が原因らしい。耳鼻科の聴力検査で実証。こうなると高価なオーディオ装置は宝の持ち腐れ。McIntoshとAltecを手放し、40年前の古いスピーカーを平面バッフルに取り付けてみた。これが結構いい音に聴こえるのは、やはり歳をとった耳のせい?

2017年11月 [ 1 ]

  • 働くよろこび

     木々の葉は落ち、雑草が枯れる。見晴らしが良くなり景色が開ける、この季節の山荘は気分が落ち着く。急ぐこともなく、ゆっくりノンビリ冬ごもりの準備。記念樹などの養生に加え、池周りの治水対策が必要なことも...

2017年10月 [ 1 ]

  • 素人の護岸工事

     小さな田んぼくらいの池が棚田のように3段連なっている。それぞれの境界は幅広い畦道のようで、ハンマーナイフモアやエンジン運搬車の通り道になっている。時の流れとともに岸が侵食され、どんどん道幅が狭くなっ...

2017年5月 [ 1 ]

  • 風倒木ごっそり

     4月18日、北海道を襲った春の嵐。風速30m以上で吹き荒れた暴風のため、山荘にも大きな被害が及んだ。未だに全体を把握しきれないでいるが、おそらく百本単位で大木が薙ぎ倒されている。  一般的に、根を...

2016年10月 [ 2 ]

  • ヌメリスギタケモドキ

     雨のタイミングと気温の関係が合わず、今年はラクヨウ(ハナイグチ・ヌメリイグチ)不作の年。いつものように、ラクヨウの味噌汁を飲んで「ハアー、幸せだなあ。私は、きっとキノコから生まれてきたに違いない」...

  • カムイミンタラの秋

     日本一広大な国立公園である大雪山国立公園は神奈川県とほぼ同じ面積。表大雪・北大雪・東大雪・十勝岳連峰からなる。狭義には大雪山は旭岳連峰のことをいい、旭岳や北鎮岳、白雲岳や黒岳など多くの山々からなる。...

2016年9月 [ 1 ]

  • 初秋

     初秋といえば、ロバート・パーカーの小説。何度読んでもラストシーンでは必ず涙が滲む。スペンサーが家を建てる場所は、もっと広々とした場所なんだろうな。

2016年8月 [ 1 ]

  • 山荘の三羽烏

       台風の上陸で、各地に大きな被害。その上、猛烈な勢力の台風10号も控えている。今のところ山荘に大きな被害はないが、これから風の強さによっては倒木が増えることも。倒れた木を玉切りにして運び出し、薪...

2015年12月 [ 1 ]

  • 不便であることも楽しい

     夏から秋にかけて整理していた間伐材や倒木。薪にするため乾燥していたが、あまりにも大量なので結局、自宅にも薪ストーブを設置することにした。もともとは、鉄筋コンクリートでセントラルヒーティングの我が家...

2015年11月 [ 1 ]

  • ウッジョブ(WOOD JOB)

         今年も何度か台風や爆弾低気圧が吹き荒れた。背が低い細い木にはほとんど影響ないが、強い風が吹くと大木が倒れる。特に大きく育った背の高い木は、モロに風の影響を受け根こそぎ倒れることもある。倒れ...

2015年10月 [ 6 ]

  • 一夜明けて冬景色

     予報通りの雪。中途半端な積もり方なので、一面銀世界とはいえないが寒いことは寒い。これからチェンソーや鉈が活躍する季節だが、今日は雪の積り具合を確認するにとどめる。作業はしないが、暖を取りコーヒーを...

  • 山荘の冬支度

     天気予報では明日が雪、平野部でも積もるらしい。午後4時半を過ぎると陽が落ちはじめ5時には真っ暗になる。ギリギリまで作業して雪囲いなどの冬支度を間に合わせた。孫の記念樹などをコモ巻きにする。雪解けの季...

  • 人生の秋

     完全防寒対策で山荘へ行く。この時期、雑草の成長は遅く、ほとんど草刈りを必要としないが落ち葉が降り積もり散らかり放題。あまり美しい景色とはいえない。葉の落ちた木々を眺めていると、人生も秋を迎えたよう...

  • ストーブが恋しい季節

     暑さ寒さも彼岸まで、文字通り秋分の日を過ぎると一気に秋が深まる。最低気温5℃前後、最高気温20℃以下にもなると、朝晩はポータブル石油ストーブで暖を取っている。いずれボイラーを焚いて全室温風暖房にす...

  • アカモミタケとカラハツ

     ハツタケには、多くの仲間がある。シロハツ、クサハツ、クロハツやモドキ、ニセクロハツなどなど、名前に「ハツ」がつくキノコは数多い。秋のキノコシーズン初めに採れることから初茸と名付けられたらしい。名前が...

  • 雪虫@大荒れ前日

     デジカメのセンサーが壊れ、ホワイトスポットが見えているわけではない。白くポツポツ見えるのが雪虫。  雪虫は冬の季語。北海道では雪虫が飛ぶと、平均して22日後には初雪が降る。ただし、「雪虫が飛ぶと雪...

2015年9月 [ 6 ]

  • 季節のキノコで旬を味わう

     季節ならではの旬の味、アイシメジとアカモミタケのキンピラ。茹でこぼしたアイシメジとアカモミタケを刻み、ごま油と酒、醤油と味醂で甘じょっぱく炒りつける。ご飯に混ぜるので、鷹の爪や煎り胡麻はなし。  ...

  • ほろ苦いアイの想い出

     一目見ると、シメジの仲間であることはわかるが、藍色でもないのにアイシメジ。愛らしいから、愛シメジというほど可愛いくもない。「黄色いキシメジ」と「灰色のシモフリシメジ」の中間の色合いなので、間という...

  • 乾燥タマゴタケ

     より大きく育ててから食べようと企んで植木鉢に移植した「養殖タマゴタケ」、大きく育つどころか干からびてしまった。ベランダに置いてあった植木鉢。しばらく続いた雨のせいで、この程度で済んだが、カンカン日照...

  • オンナキノコとオトコキノコ

     恵みの雨が降り続いている。今年のラクヨウは、いつもより早め。雨合羽を着込んで完全防水でのラクヨウ探し。少々の雨は気になるどころか、かえって気持ちイイ。雨のせいで、ヌメリのあるキノコ達は輝いて見える...

  • タメ息が出るキノコ

     大雨警報が一夜明け、足元が濡れているので笹狩りや山仕事はお休み。キノコ狩りには最高のシチュエーション。雨上がりに見つかる確率の高いハナビラタケを求めて山荘内を散策。結果的にハナビラタケは見つからなか...

  • タマゴタケを養殖で大きく

     今年はタマゴタケの当り年らしく、ひと廻り散策すると毎回決まって5〜6本は持ち帰る。毎日毎日、バター炒めや卵とじや味噌汁で頂いてるが、こうも続くとそろそろ飽きてきた。誰かに「これ、ウメェぞー」とプレ...

2015年8月 [ 7 ]

  • タマゴタケの思惑

     ややこしい話だが、シロハツは食べられるがクロハツには毒がある。親戚のシロハツモドキには毒があり、クロハツモドキには毒がない。猛毒のニセクロハツもある。  クロハツモドキの見分け方は、カサ裏のヒダが密...

  • タマゴタケいろいろ

     タマゴタケには、いくつかの種類がある。幼菌時代、鮮やかな朱色の本家本元タマゴタケ、黄色のキタマゴタケ、ゆでたまごのようなシロタマゴタケ、燻製たまごのようなミヤマタマゴタケ。他にもタマゴタケモドキ、タ...

  • タマゴタケは卵から生まれる

     まるで卵の殻そのもの。成長したタマゴタケを根元から折ったところ。  こんなに派手な色彩のキノコは、ケバいネエちゃん同様毒がありそう?だが、見た目で判断してはいけない。かなり美味なスグレた食菌。  テ...

  • カタキ役キャラのオニイグチ

     このキノコに出会うといつも仮面ライダーの宿敵、悪役ショッカーをイメージしてしまうのは何故だろう。トゲトゲに覆われたオゾましい姿、汚らしいモノトーンの地味さ。一見毒キノコのように思えるが、ラクヨウやヤ...

  • オオカミよ再び

     何日か続いた雨が上がり、気温も下がり絶好のキノコ狩り日和。今年の山荘はアカヤマドリタケの当り年らしくアチコチに顔を出している。旨いキノコなので虫も好んで喰う。大きな傘は割ると真っ白でふわふわのパンの...

  • ポルチーニ茸の仲間

     アカヤマドリタケ。直径30センチ、厚み10センチの巨大キノコ。  以前記事にした「カラカサタケ」も大きかったが分厚さでは、こちらの方が断然スゴイ。傘の表面はヒビ割れ、見た目はグロテスク。比較のために...

  • そろそろ収穫の秋

     暑い日が続いている。岐阜県多治見市では40度近くにもなるらしい。それに比べれば、ここ北海道は大したことはないとはいえ笹を刈ったり草を刈ったりすると汗が吹き出す。アブやハチ対策に長袖オールインワンの作...

2015年6月 [ 1 ]

  • 反社会的なクルマに乗って

     ランクル70再販モデルのピックアップ。軽トラよりデカイし荷物も積める。ダブルキャブなので後部座席に2匹のボーダーコリーも乗れる。現代風の曲線を基調にしたデザインに逆らって角張っているところが格好イイ。我が家にやってきた第一印象、デッデカイ!あまりにもデカく車庫に入らない...

2015年5月 [ 3 ]

  • 権兵衛が種まきゃ

     山荘の境界線に沿って、何キロにもわたって延々と鹿害対策防獣用電気柵が張られている。山荘内から鹿が外に出て近隣の農家に迷惑をかけないようにするため。ということは、山荘の境界内には鹿が住んでいて、まるで...

  • 山荘の新しい仲間たち

     ランクルピックアップがやってきた。それにしてもデカイなあ。

  • 木こりなのか大工なのか

     この時期、山荘ではヤルベキ事が多すぎる。平日の午後と土日は時間の許す限り、山荘で過ごす。草刈りや笹刈りはもちろんのこと、林内の下刈り。雑木を切って地面に陽が当たるようにする。伐採した木は太さによって...

2015年4月 [ 1 ]

2014年9月 [ 5 ]

  • ラクヨウハンター

     毎年恒例の「抜歯塚供養」、秋のお彼岸には欠かすことなく48年間続いている。山荘に広大なブドウ畑があった頃、広場に敷物を敷きつめ隣近所や知り合いが集まりジンギスカン鍋を囲んで大宴会とブドウ狩りという...

  • 敬老の日

     我が家では、来客があるとララが吠えるのでチャイムが鳴る前にわかる。土曜の午前、ドアを開けると見知らぬ人が立っていた。民生委員だという。今まで縁がなかったせいか、民生委員という人と会うのは初めてのよう...

  • 目で楽しむキノコ

     イボテングタケ。イボテン酸という旨味成分が豊富、中毒覚悟で食べると旨いらしい。長野県上田市あたりでは、真っ赤でド派手なキャラのベニテングタケを茹でて塩漬けで長期保存したあとに塩を抜いてて食べるとい...

  • ササガリーズ・ハイ

     笹を刈るのがこんなに楽しいなんて。すでに「ササガリーズ・ハイ(ランナーズ・ハイのようなもの)」の境地。今日も朝から汗を流す。どんどん森がキレイになる。今日もキレイにしてくれて有り難うと、森が私にご...

  • 暑い夏から突然秋に

       8月初旬、山荘にやってきたハンマーナイフモア。酷暑の盆休み以来、炎天下でも時間さえあれば笹を刈っている。行事のない土日はもとより札幌へ出向かない平日の午後は、ほとんど山荘で過ごしている。この機械...

2014年8月 [ 2 ]

  • 刈馬王試運転

     待望のハンマーナイフモアがやってきた。早速、山荘の笹を刈ろうと予定していたが、着いたその日から怪しい空模様。降ったり止んだりの天気に、空を眺めてはタメ息をつくばかり。今までの猛暑の夏日はナンだったの...

  • 農道のポルシェ

     ついに念願の「ハンマーナイフモア」を購入。刈っても刈っても尽きることのない広大な山荘では、刈払機での作業に体力的な限界を感じてきた。特に炎天下に草刈り機を振り回していると、熱中症寸前という状態に陥る...

2014年7月 [ 1 ]

  • トロトログミジャム

     連日の暑い最中、山荘の草刈りに精を出している。あまりにも広いことと、刈っても刈っても伸びてくる雑草に、そろそろ肩掛け式の刈払機では体力が持たなくなってきた。いよいよ自走式ハンマーナイフモアに切り替...

2014年6月 [ 1 ]

  • 手が届かないサクランボ

       サクランボの樹が大きくなりすぎて、実に手が届かない。脚立に登り手を伸ばして採れたのは、たった1個。かなり長い高枝きりバサミかハシゴ車でも持ってこなければ回収不能なので、今年も鳥のエサになって終わ...

2014年5月 [ 2 ]

  • アルビノーニのアダジオ

     私が聴いて涙を流したのは、正真正銘アルビノーニ作曲の「アルビノーニのアダジオ」。フリッツが聴いて涙を流すのは、レモ・ジャゾット作曲の「アルビノーニのアダジオ」。どちらも美しい。美し過ぎて涙が出そうになる。涙腺がユル過ぎるのは歳のせいでショウガナイとしても...

  • 春を味わう

     春には命の芽吹きを頂く。なかでも、アイヌネギは強烈な個性を主張している。別名行者にんにくと呼ばれるが、食べたあとの臭気はにんにく以上。

2014年4月 [ 4 ]

  • コーヒー・グロッグ

     出掛ける用事もなく昼間っからアルコールが入ってもノープロブレムということで、湯を沸かし豆を挽きコーヒー・グロッグを頂く。砂糖やバターを入れるのが本家本元らしいが、私はブラックにラムを注ぐだけ。ラム酒の香りと甘みに気分がリラックス、心がトロケてゆく。

  • 鹿との闘い

     眠っていた山が笑い始める季節。この時期心配なのは、山荘の記念樹たち。人間でさえタラやコシアブラの芽に舌鼓を打つくらいなのだから、鹿にとっても木々の新芽は美味にちがいない。恰好のエサとして芽を摘まれる...

  • 日曜左官屋

     昨年11月のこと、仕事を終えて家に帰ると何やら家の前が騒々しい。パトカーが停まり、大勢の人が集まり作業をしている。近づいてビックリ。今は使用してない診療所の玄関にクルマが突っ込んだらしい。幸いケガ人...

  • チタニウムカーキ

     私が発注したボディカラーは、チタニウムカーキ。カタログでみると少し濃いめのウグイス色。そこはかとなく大人の落ち着きを感じさせるシックな色合いの緑色... のはずが、どうみても黒く見える。販売店に「黒くね?」というと「光の加減で黒っぽく見えますね」...

2014年3月 [ 1 ]

  • 黒木メイサ大絶賛ラーメン

     黒木メイサ大絶賛「支那虎」の魚介スープ系支那そば。麺は旭川系ストレート細麺。ダシはトンコツさば節。これほどイノシン酸の旨味が溢れるラーメンスープは他にない。血圧が高かろうが腎臓に悪かろうが、全部飲み干してしまうという危険きわまりないクセになる美味しさ...

2014年1月 [ 3 ]

  • ワクワクな日々

     自宅を出て5キロも走らないうちに突然、クルマのスピードが落ちてしまった。アクセルを踏んでも踏まなくても進む速さは変わらない。ブレーキさえ踏まなければ、いわゆるクリーピング現象でユックリ進む。「ヤッべ...

  • 歳を取るということ

     せっかくの連休だが、各地で大雪の予報。テレビでは高速道路の通行止めを知らせる交通情報が流れている。こんな日は、何処へも出掛けないのが一番。ということで、レコードとCDの整理で一日を過ごす。埃を払いジ...

  • 再会

     最近、ミサワホームのテレビCMに「Together again」という曲が流れている。大好きなカントリー・ナンバーなので、思わず画面に引きつけられてしまう。よく似ているが、オリジナルのエミルー・ハリ...

2013年12月 [ 1 ]

  • カイてもカイても

     手紙ではなく葉書でもない。背中でもなく恥でもない。ましてやアレでもなくユキ、雪カキ。このところ各地での豪雪ニュースを観ていたが、私の田舎は雪が少なく「なんて楽な今年の冬!」と安堵していたらドカッと...

2013年10月 [ 4 ]

  • 熊出没注意で足止め

     パッとしない連休の空模様。「どこかへ連れて行け」と、まとわりつく2匹の娘達。重い腰を上げ、晴れ間をぬって滝里ダム下流公園へ出掛けた。誰もいない広大な広場は、貸し切りドッグラン状態。どれだけ走り回って...

  • 正体不明の謎の石像

     山荘に雪虫が飛びはじめた。「雪虫を見つけると1週間か10日で初雪が降る」と云われ、子供の頃はワクワクしながら初雪を待ったもの。株式会社ウェザーニューズの発表によると、道内では雪虫大量発生から初雪まで...

  • 姫りんごジャム

     山荘は秋のキノコのオンパレードだが、今日は不作の午後。食べられないか食べても不味いモノしか見当たらず。帰りがけに熟した姫りんごを摘んで噛んでみる。渋みが消え酸っぱさだけが口に残り、ジャムにするには今...

  • 人生最高のウェスト更新中

     秋が深まり、最高気温が20度を下回ると肌寒くなる。ユニクロやドッカーズの綿パンを愛用してるが、冬物に衣替えしようと裏地が起毛の暖かい綿パンを出してみた。  お腹がキツクて、まったく入らない。去年は...

2013年9月 [ 6 ]

  • Planar T* 50mm F1.4

     30年前に購入したオールドレンズ「カール・ツァイス Planar T* 50mm F1.4」を使うため手に入れたレンズ交換式デジタルカメラ。できるだけ小さなボディを選んだが、レンズをつけるとそれなり...

  • 世界一の朝食 bills

     先週木金を東京、土日を名古屋で過ごした。金曜の会議が終わると完全なオフ。夜は、日本で一番旨いと思う「銀座アスターの陳麻婆豆腐」の辛さに痺れ、丸の内COTTON CLUBでJAZZを堪能。明けて土曜の...

  • 自己満足の世界

     初めて自分で買ったカメラが「コンタックス139クォーツ」。仕事で使うことを理由に「リングストロボ付のマクロレンズ」まで用意した。当時、周囲の同業者では「メディカル・ニッコール」が主流。ボディもニコン...

  • 想い出のカメラ

     私のファーストカメラ、今はもう手元にないが子供の頃に買って貰った「フジペット」。子供向け入門カメラ。露出は天気マークで合わせ、シャッタースピードは1/50秒とバルブの2つだけ。レンズ左横の①というボ...

  • 天高く私も肥ゆる

     たまに暑い日もあるが、姫リンゴが色づく秋本番の野花南山荘。この季節になると、私の心とアタマの中はキノコのことでイッパイになる。キノコには様々な魅力があるが、なんといっても見つけたときの喜びに勝るも...

  • ラクヨウキノコ

     今年も暑い夏だったが、お盆が過ぎると朝晩めっきり涼しい。気温が下がると秋のキノコたちの出番。 今年もラクヨウは豊作の予感。初物を味噌汁で頂いた。五官すべてで味わう秋の味覚、まさに幸せを感じる至福の時。

2013年8月 [ 1 ]

  • 姫リンゴ

     雑事に追われて、山荘参りが出来ずにいる。そろそろ草を刈らなければと思ってはいるが、私の都合と空模様のタイミングが合わず延び延びになっている。ひと雨来そうな気配の先週末、カメラを持って出掛けた。  ...

2013年7月 [ 4 ]

  • ウケ狙いの土産物

     たまたま立ち寄った砂川サービスエリアに隣接するハイウェイオアシス。休日とあって大混雑の中、土産物売り場をブラブラ。こんなにも道産土産があったのかと驚くほど品数が揃っている。メジャーなものから、道産子...

  • 手作り山桑の葉茶の味は?

     「血糖値を下げ、血圧を下げ、抗酸化作用や便秘解消」に効果があるデオキシノジリマイシンという成分は高血糖気味の私にとっては必須栄養素。摘んできた山桑の葉を蒸して刻んで干したら、お茶の葉に見えなくもないが「桑の葉グリーン茶は沼の味、桑の葉ほうじ茶は池の味」...

  • 桑の葉茶のダイェット効果

     摘んできた山桑の葉を水で洗って蒸す。細かく刻み乾燥後、揉んでお茶にする。血糖値が抑えられ低インシュリン状態が続きダイエットにもなるらしい。そういえば、肥満のお蚕さんや糖尿病のお蚕さんには逢ったことがない...

  • マタタビ

     緑が深くなるこの時期、葉が部分的に真っ白になり遠くからでもよく目立つ植物がある。「マタタビ」です。花の咲く時期になると枝先の葉が白くなることから、葉影に隠れる花に虫を誘うための戦略と云われている。...

2013年6月 [ 5 ]

  • ハンカクサイ?

     職場の隣にアパートが建つらしい。整地のため空き地の雑草が刈り取られ、ウチの診療所裏の雑草が、かなり目立つようになった。移転してから3年間、一度も刈ったことがないため伸び放題荒れ放題。山荘から草払い機...

  • 粋な名前の昆虫オトシブミ

     クリの葉が巻かれて「揺りかご」(揺籃=ようらん)が作られている。オトシブミの仕業。葉を切って丸め、中に卵を産む。種類によって丸めた葉を地面に切り落とすのもいて、巻かれて落ちた葉が「落とし文」のよう。...

  • 孫の記念樹を鹿から守る

     なまらフェーン現象だべさ。全道各地で熱中症のニュースが流れる炎天下、道北では32℃を記録。ハンパなく今日も暑かったあ。このところ暑い戸外での作業を快感に感じる私、汗グッショリになることで生きてること...

  • 1/f のゆらぎ?

     春の記憶が残らないまま、いっぺんに暑い夏がやってきた。先週は、ほとんど毎日のように午後は山荘通い。30℃はあろうかという炎天下、汗だくで草刈りに精を出しクタクタに疲れて帰宅。夜は早寝という健康的な生...

  • 桜の季節を過ぎて

     久々のフリーな土日は天候に恵まれ、待ちに待った山仕事。畑を耕す予定で向かったが、伸び放題の雑草を目にすると刈らずにはいられない性分。何はさておき草を刈る。いやあ、楽しいなぁ。まだ全部は刈り終えていな...

2013年5月 [ 1 ]

  • 森山威男の魅力

     森山威男には演奏だけじゃなく、別の面でも魅力を感じている。以前、手に入れた「森」「山」というアルバム。南里文雄賞受賞を記念して同時発売された2枚だが、そのライナーノーツに父親への愛情溢れる自作の散文が載っている。これを読んでしまうと、森山という人間の虜になってしまう。

2013年4月 [ 3 ]

  • FMの垂直偏波と水平偏波

     屋外アンテナの設置により、画期的に受信状態が改善された我が家のFMラジオだが、最初の調整時に聴いた音が最高にクリアで分厚い音だったような気がする。その後、民放局の受信状態を改善しようとアンテナを水平...

  • 電波の谷間のFMラジオ

     私の田舎は、周囲を山で囲まれ盆地になっている。いわゆる電波の谷間だが、「au」も「docomo」も繋がるし地デジも映る。問題はラジオ、マトモに聴けるのはAM・FMともにNHKのみ。特に鉄筋コンクリー...

  • 行ったり来たり山荘の春

     行ったり来たりしていた春が山荘にも姿を見せ始めた。日一日といろいろな命が芽吹き始める。      最初に春を告げるのは福寿草。そして、最初の春の味覚はフキノトウ。今年も油味噌炒めで春を頂いた。  ...

2013年3月 [ 2 ]

  • おふくろの味ドーナツ

     ときどき、ミスドでドーナツを買ってくる。定番のホームカットを見かけなくなったので、オールドファッション派。たまに色気を出してヤワラカ系を買うが、ドーナツとは程遠く喰った気がしない。そのオールドファッ...

  • JAZZ TONIGHT

     土曜の夜、午後11時から午前1時の2時間は至福の時。NHKFM、児山紀芳の「JAZZ TONIGHT」を楽しんでいる。ラジオからジャズ番組が減った上、小曽根真の「アサヒ・オズ・ミーツ・ジャズ」のよう...

2013年2月 [ 2 ]

  • 想い出のラヂオ番組

     午前零時のジェットストリームの前は、23時45分から「あいつ」が流れる。トヨタ自動車提供。日下武史の個性的な声でハードボイルドなストーリーが朗読される。都会の夜の無機質な情景を連想させるBGM、コツコツ響く靴音やBARの扉をあける効果音...

  • JETSTREAM

     仕事上、パソコンでの入力が増えたが、未だに手書きすることも多く「三菱のジェットストリーム」を愛用している。「クセになる、なめらかな書き味」というキャッチフレーズの油性ボールペン、一度経験すると手放せ...

2013年1月 [ 6 ]

  • I shall be released

     ザ・バンドのラストコンサートでフィナーレを飾った「I shall be released」は、ボブ・ディランの代表作。「現代の吟遊詩人」と称されるディランゆえに、メロディの美しさもさることながら歌詞も美しい。released(解き放つ) という言葉で「自由」を表現し、someday(いつの日か) ではなく anyday(いつだって) で、「いつか自由になる」んじゃなく「いつだって自由でいられる」と謳っている。

  • プカプカ - 西岡 恭蔵

     カウンターに居たお客さんが、その場でギター片手に唄い出したのが「プカプカ」。泥臭い哀愁ただようブルース、さすが大阪はバタ臭いというのが第一印象だが心に残るイイ曲で一辺にファンになってしまった。今にして思えば、アイツが「西岡恭蔵」だった。

  • 将来の夢

     掃除の行き届いた部屋は、空気が張りつめ清々しい気分に満ちている。基本的に私は「キレイ好き」だが、多少の散らかりなら気にせず過ごしている。ただ、何かのきっかけでヤル気になると徹底して掃除を始める。学生...

  • もう話したくない

     クルマを運転するとき、車内が無音であると落ち着かない。だから、常に何某かの音楽が流れている。一人だけの空間で誰にも邪魔されず音楽を聴くのは好きな時間なので、運転するのは苦にならない。  運転の途中、...

  • コーヒーバネット

     「違いがワカル男」風にコジャレタ言い方で、「風に漂う羽毛のように軽やかな酸味が特徴的。サッパリしてるが、どこか懐かしい都会の風景のよう」と、意味不明な表現でコーヒーを嗜む私。仕事の合間に1杯、自宅で...

  • 悲しき天使

     1968年、ザ・ビートルズが設立したアップル・レコード。ビートルズやメンバーのソロ活動をレコーディングしたのはもちろんだが、あらゆるジャンルのアーティストのレコードを出版した。その中でもビートルズに...

2012年12月 [ 5 ]

  • Reptile - Eric Clapton

     ヤードバーズ、クリーム、ブラインド・フェイスと変遷を重ね、ザ・ドミノスで名盤「レイラ」をレコーディング。実質的ソロ活動開始となる「461 オーシャン・ブールヴァード」で、ボブ・マーリィの「アイ・ショ...

  • 夢の共演に感激!

     ザ・バンドの1976年解散コンサート「ラスト・ワルツ」には、数多くの豪華なゲスト・ミュージシャンが参加し共演。ゲストは全員ノーギャラでの出演だったらしい。エンディングでは、参加者全員が「I Sha...

  • THE WINNERS

     今年の年末は、いつになくノンビリ。ユッタリと音楽三昧の日々を過ごしている。久しぶりに手に入れたアルバムが「大アタリ」。気に入って、何度も繰り返し聴いている。  THE WINNERS /  Live...

  • 許せる勘違い

     忘年会で呑んだ夜、遅くに帰宅すると「○○さんが見えて、ウナギパイ頂いたよ」と家内。「ウナギパイ?お土産かな?」「今年一年、お世話になりましたって言ってたよ」「ふーん、で、どこにあるの?」「箱のまま、...

  • 冷え込む滝里ダム公園

     選挙も終わり、平静な日常を過ごしている。趣味は選挙と公言してはばからず血湧き肉躍るほど「選挙大好き人間」の私だが、スタート時点で勝負がついていた今回ばかりは面白くも何ともない消化試合をこなしただけ。...

2012年10月 [ 10 ]

  • 秋の風物詩

       暑い暑いと云っていた今年の夏だが、一気に秋が来て、もうすでに山荘では雪虫が飛ぶ季節。水彩絵の具を薄めるような季節の移り変わりというボカシ効果もなくストンと秋になり、いきなり冬を迎えるという慌ただ...

  • 音色の違いを聴きわける

     Wes Montgomery がピックを使わず親指1本で奏でる「Gibson L5」。私の一番好きなジャズ・ギタリスト「ウェス・モンゴメリー」の愛器。あの音色に憧れて、いつの日か手にしてみたいと夢見...

  • マクキヌガサタケ

     それにしてもエライのは、このキノコの繁殖方法。たいていのキノコは、胞子を飛ばし風に乗せて子孫を増やすが、傘の表面の独特の臭いで虫や小動物をおびき寄せ、舐めさせて胞子を遠くへ運ばせ子孫を増やす...

  • キノコダイエット

     昨夜の夕飯に頂いた「カラカサタケ」、間違いなく本物だったらしい。体調に変化なく過ごしている。フライは揚げたてが一番と云うが、油っぽくフワフワで味もなく旨くはなかった。結局、食べたのは一枚で残りは冷蔵...

  • 巨大なきのこカラカサタケ

     決め手となったキーワードは「柄のまわりにあるツバが上下に可動する」。やってみると、実際にビラビラする膜状のツバが指輪のように上下に移動する。この段階で最も可能性が高いのは「カラカサタケ」。一抹の不安を残しつつも喰えるとなれば早速、下準備...

  • 発見する喜び、知る喜び、食べる喜び

     せっかくの連休最後の月曜日、ゆっくり朝寝をしようとタクラんだが「休日は早起き」の習慣には逆らえず。外を見ると、天高くイイ天気。こんな日に家でキノコ図鑑を眺めて過ごすのはアホらしいということで結局、本...

  • キノコの山はラクヨウ天国

     日曜日は、朝早く目が覚める。夕べは雨で今朝は晴れ。私同様にラクヨウ好きの弟が、息子を連れて札幌からやってくる。ウチの息子夫婦も揃って、団体でのラクヨウ狩り。いつもは一人寂しくだが、これだけ大勢になれ...

  • 不人気なオトコキノコ

     「オトコキノコ」はカラマツ林に出る「シロヌメリイグチ」のこと。ラクヨウとは呼ばれず人気のないキノコ。傘の色はハナイグチやヌメリイグチのように鮮やかではなく... 味に関しては、私の経験から云うとハナイグチもヌメリイグチもシロヌメリイグチも全く変わらない

  • 誰にでも伝わる幸せの味

     午後から2時間ほど空き時間ができたので、仕事を抜け出し山荘へ。ここ何年かキノコを探しているが、毎年決まって同じ場所に同じキノコが出る確率が高い。必然的にラクヨウを探すときも、まず最初は「ここ」という...

  • キノコから生まれた私

     例年であれば、野花南山荘ではラクヨウが終わってから秋のシメジ類が出はじめるのだが、今年はラクヨウの姿を一度も見ることもなく、ニセアブラシメジやアイシメジが顔を出し始めた。異常な気候は、夏グミの不作だ...

2012年9月 [ 3 ]

  • 疑わしきは食せず

     先週は、慶事に続き歯塚供養。忙しくも楽しい日々を過ごし、可愛い孫にメロメロにトロケてしまっていた。「可愛い」という言葉だけでは言い尽くせないほどの愛の対象に感じるのは、竹内久美子の本に書いてあるセル...

  • デス・エンジェル?

     9月も半ばというのに観測史上、もっとも遅い真夏日だったらしい。炎天下の土曜日昼過ぎ、山荘へ出かけてはみたが、あまりの暑さに草を刈る気にもなれない。そこで、「カフェ野花南山荘」を「焼き肉ハウス野花南山...

  • 不注意の代償

     先々週頂いた美味なる野花南産ポルチーニ、食後5時間経っても体調に変化なく、もしやと危ぶんでいたドクヤマドリではなかったらしい。美味しいものを頂いて幸せな気分でベッドに入ったのだが、朝の4時頃、お腹が...

2012年8月 [ 6 ]

  • 野花南産ポルチーニのクリームペンネ

       カンカン照りの猛暑だった今週月曜日。スライスした「野花南産ポルチーニ」は、午前中だけでカラカラに乾いてしまった。濃厚な旨味を感じさせる独特な香りが漂うが、なんたって人生初のポルチーニ茸。果たして...

  • 毒キノコの幻覚作用

     トキメキの季節がやってくる。キノコのことを考えると、居ても立ってもいられないので横になってキノコ図鑑を眺めている。今年初めてのキノコ狩り。というか、どんな具合かしらと山荘へ下見に出かけた。なんと今年...

  • 恋泥棒は罪?

     もう何年も前に植えた丹波栗。春の新芽が毎年、鹿に喰われ大きくなれずにいた。桃栗3年のはずが10年経っても成長しない。「桃栗3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年、女...

  • 旭山動物園 vs 円山動物園

     旨いモノがあると、押しつけがましく配ってしまう。先日も旭山動物園限定「白クマ塩ラーメン」をお裾分けしたら、先様からお返しに「白クマ塩おかき」という土産を頂いた。二番煎じを狙ったとしか思えない同じデザ...

  • バリスタの言語能力

     朝起きて一番に湯を沸かし「煎茶」を淹れる。亡くなったオフクロの口癖「朝茶は、その日の基礎になる」を今でも実践している。残りの湯で「千草28茶」を煎れ、ステンレスポットに移し職場へ持って行く。午前の休...

  • 午後の暇つぶし

     仕事のメインは息子なので、オマケの私は暇してる。それでも午前中は「私でなければ」というリクエストに応えて結構忙しい。人間、必要とされるうちが華。アリガタイことです。いつまでアテにされるかわからないが...

2012年7月 [ 4 ]

  • 幻の利久堂かりん糖

     かりん糖に対する概念が変わってしまう。山形市内では大沼デパートでしか手に入らない。しかも毎週土曜日午後2時限定発売。お一人様3個まで!幻の「利久堂のかりん糖」、どうしても手に入れたければ上山市へ出かけるしかない。

  • 白クマ塩ラーメン

     どんな世界にも卓越した人間というのは居るらしい。「TVチャンピオン・第1回インスタント麺通選手権」の優勝者、大山即席斎という人物がインスタントラーメン界の神様だという。この人一押しの「旭山動物園限定...

  • ポパイの腕

     グミが色づき始めた真夏日の日曜日、草刈りに出かけた。あまりの暑さに作業用オーバーオールの上半身を脱ぎ、腰の部分で袖を結び半袖Tシャツ姿。むき出しの腕に草払い機に跳ね飛ばされた土や草が絡みつく。汗をか...

  • 待ちうたは色っぽく

     会議など人の集まる場所で、突然携帯電話の着信音が鳴り響き、一瞬、誰もが自分かしら?と訝ってしまう。まわりから迷惑そうな視線を浴び、気まずい思いをしながら着信音を消すという風景。普通に電子音であれば、...

2012年6月 [ 6 ]

  • ウナギンの効用

     地元で5本の指に入るという名店「いさみ」。昨夜、業界の集まりに期待を膨らませて出かけた。というのも、焼き鳥、鰻の旨い店として愛され続けて、ん十年。地元の鰻好きには垂涎の憧れの店。特にこの時期、タケノ...

  • 野生化したコンフリー

     私が仕事をしているブースの隣で、患者さんが「アレ食べたことあるかい?」と、窓の外を指さし歯科衛生士に聞いてる様子。「どれですか?」「あのピンクの花の、あの葉っぱ」「いえ、ないです」の答えに「天ぷらに...

  • 早起きは三文の得

     我が家の玄関アプローチには、ラティスが設置されていて季節の花やバジルなど鉢植え植物が掛けられている。このラティス、手すりにワイヤーで固定されたもの。取り外すことなく長年放置されているため、水やりのせ...

  • 紅い花 - ちあき なおみ

     長年連れ添ってきたマイジャガーのエアサスペンションが壊れ、車高短(シャコタン)になってしまった。これ幸いにグラサンにツナギでブイブイ乗り回そうと思ったが、ほんのちょっとの路面の起伏でも底を擦って自走...

  • ワイルドだぜぇ

     私の仕事場の裏と隣接地には広大な空き地が広がっていて、大きな窓から景色を眺めながら働いている。全く手を加えていないにもかかわらず春にはスイセン、この時期にはルピナスやマーガレットの花で季節を楽しませ...

  • 寝る子は育つ

     久々におてんと様のご機嫌と私の都合があったので、山荘で草刈り。この時期、雑草の生長は著しい。満開のツツジも草に埋もれている。  アプローチと広場と池の周りを刈るのに、ほぼ1日。アタマと首にタオルを巻...

2012年5月 [ 5 ]

  • 宅急便ミニカー

     世の中、便利になったもんで2才になる孫の写真が、遠くから電波に乗って毎日、デジタルフォトフレームに送られてくる。写真が来るたびにジイジとバアバは「もう、こんなことできるんだ。ひょっとしたら、この子、...

  • 先祖伝来の秘密の畑

     路(みち)に草かんむりを書いて、蕗(ふき)。読んで字のごとく路端はもちろん、空き地や雑草地どこにでも自生している。山荘周辺でも蕗がイッパイだが、そのどれもが美味しい訳ではない。  一番の美味は、北海...

  • 蒲焼きタレ味ご飯

     以前、「犯罪的な匂い」でも書いた通り、ウナギを頂くと精神的に落ち着くという異常体質の私。きっとウナギに含まれている「ウナギン?」という成分が効いているに違いない(そんなもんあるのか?)。だから毎日で...

  • スイセンできません

     先日、旭川で一家5人が、ニラと間違え水仙を食べて食中毒になったと報道された。見た目はよく似ているが、まったくニラの香りがしない。これだけだと間違えることはないが、ニラに混じってしまうと判別は難しいか...

  • 水道料金まさかの18万円

     上下水道使用料、今月支払い分なんと18万円!フザケルナアー!毎月1~2万円程度。先月は1万4千円だったということは、どこかで誰かが垂れ流しているようなので設備屋さんに調べてもらった。屋外の地中に埋ま...

2012年4月 [ 3 ]

  • 二宮尊徳さん

     最近、気づいたが、小学校の校庭に「薪を背負って読書に励む二宮金次郎さん」の銅像を見かけなくなった。「歩きながら本を読むのは危険」だとか「子どもが働く姿を勧めることはできない」とか「教育方針にそぐわな...

  • ほろ苦い春の味フキノトウ

    やっと春の気配を感じる山荘では雪融けのホンの隙間を見つけて、春が芽吹きはじめた。今年初めての福寿草を見つけた。 街中や里では、あちこちにフキノトウが出ているが、山荘では数えるほどしか見つけられない。...

  • 後世に名を残す

     季節はずれの大雪に、すっかり後戻りした春。山荘へ出掛けたが、案の定雪深く足を踏み入れること叶わず、滝里記念公園へ向かう。内地では桜咲く頃、この地に雪を降らせたイタズラな神様も少しは申し訳なく思し召し...

2012年3月 [ 3 ]

  • 文字列傾斜錯視

     錯視とは、いわゆる目の錯覚。調べてみると奥が深い。幾何学的な模様の錯視には多くの種類があるが、文字列でも錯覚が起こる。真っ直ぐ書かれている文字列だが、斜めに曲がって見える。  杏マナー杏マナー杏マナ...

  • 山荘にも春の兆し

     まだ雪深いが、確実に春の足音が聞こえる。雪に足を取られながら今年初めて山荘の敷地に足を踏み入れた。    ...

  • ウナ重食べたい

     気温が下がり、休眠中のキノコ菌床。ビニール袋に入れて、今や倉庫と化した一階の以前の仕事場に置いてある。暖房もなくシバレ放題の部屋は、まさに自然の冷蔵庫状態。そんな中で、ナメコだけは元気に育っている。...

2012年2月 [ 1 ]

  • アズル

     ゴミを「ナゲル」、今朝は「シバレル」、手袋を「ハク」、パンツのゴムが「イヅイ」etc. 普通に使っている私だが、恥ずかしながら「アズル」という言葉が方言だと知ったのは最近のこと。というか、この歳にな...

2012年1月 [ 5 ]

  • 失業率9%

     アメリカ人のトムは、現在失業中の身である。朝7時に時計(日本製)のアラームが鳴る。コーヒーメーカー(台湾製)がゴボゴボいっているあいだに、顔を洗いタオル(中国製)で拭く。電気カミソリ(香港製)できれ...

  • 冬の野花南

       天気がイイので、野花南山荘へ出掛けた。除雪された農道を走り近くまで乗り入れたが入り口へ通じる道は雪深く、まったく進めない。誰も寄せ付けない冬の山荘には、たいちの樹をはじめ多くの命が静かに眠ってい...

  • 民族ジョーク

     タイタニック沈没から100年目、豪華客船「コスタ・コンコルディア」が地中海で座礁し沈没。不謹慎だが、このニュースを観てすぐに頭をよぎったのは、あの有名な民族ジョーク・・・ ▼タイタニック号がいよいよ...

  • すき焼きおから炒り

     以前に書いたが、我が家一番のご馳走は「釣りキンキの蒸し物」。二番目はと聞かれたら、迷わず「すき焼き」と応える。ご馳走ゆえにどちらも滅多に口にできないが、何か大事なときには「すき焼き」で接待する。だか...

  • 何だこりゃ、凍るヒゲ

     喰っちゃ寝、呑んじゃ寝の正月休み。今年も不摂生から始まり、オーバーフローの脂肪を持てあまし気味。愛犬との散歩だけが唯一の運動。ナントカしなきゃと想うのが毎年同じ年の初め。    この時期、ノーリード...

2011年12月 [ 5 ]

  • コーンブレッド

     今年もあと1日。家の中は正月を迎える準備で忙しい。後片付け大掃除も終わり、あとはご馳走づくりだけなので、もう私の出る幕はない。玄米漬けでも出そうかなとベランダの樽を覗くと大雪に覆われ、そこにたどり着...

  • 西村まさみ不倫報道

     週刊文春で西村まさみの不倫が報道されて半月。その後、週刊新潮でも掲載。相変わらず纏まりも信念もない日歯連盟、初動対応が非常にマズイ。どの世界でも、トップがリーダーシップに欠けると組織も会員も不幸であ...

  • 年末恒例の松前漬け

    松前漬けを美味しく作るコツ:イイ材料を使うこと。スルメは二番スルメ(スルメイカ)で充分。昆布は利尻昆布、純米酒、三州三河みりん、醤油は本膳。

  • GRAND PRIX

     今年の我が家の玄米漬け、味見に1本出してみた。少し早めなので塩がとがって角のある感じだが、玄米の香りが口中にひろがる。これから麹の甘さで熟成され、どんどん旨くなる。いつも最高に旨くなる頃に底をつくが...

  • 秘伝の煎り豆

     このところ節分でもないのに、しょっちゅう大豆を煎っている。もっとも北海道では殻つき落花生で豆まきをするのだが、これはこれで撒いた豆が不潔にならず汚れを気にせず食べられるので合理的。私が子供の頃、豆ま...

2011年11月 [ 8 ]

  • 枯葉 - Miles Davis

    Somethin' Else / Cannonball Adderley (1958)  Cannonball Adderley (as)  Miles Davis (tp)  Art Blakey...

  • 雪の野花南山荘

     ♪果てしない大空と 広い大地のその中で・・・  こごえた両手に息を吹きかけながら松山千春の唄を口ずさんでしまうほど、みごとに晴れ渡った冬の空。これほど透明な快晴の空には、さだまさしの「北の国から」...

  • ARIETIS - Freddie Hubbard

    "READY FOR FREDDIE" / FREDDIE HUBBARD  FREDDIE HUBBARD (TP)  WAYNE SHORTER (TS)  BERNARD McKINNEY (E...

  • エリンギは山のアワビ

       戦後一番遅いと云われた初雪で外は冷え冷えだが、我が家のキノコ部屋は温室のようにヌクヌク。今日の収穫はエリンギとシイタケ。輪切りにしたエリンギとシイタケをガーリック・バターで炒め、仕上げにチョコッ...

  • 山の冬支度

     明日から雪になるらしいので、山荘の冬支度に出掛けた。もうすでに葉を落とした森は初冬の雰囲気。    休眠状態のシイタケの横で、エリンギの生長が始まった我が家のキノコ部屋。かなり無秩序な生え方だが、...

  • ゆめぴりか玄米漬け

       シイタケは、毎日のように収穫している。一度目の実りをすべて採り終えた今、菌床は丸裸の休眠状態で次の発芽を待っている。ナメコとエリンギは成長が遅く、まだ発芽の気配さえない。もっとも、一度に全部が収...

  • 肴は炙ったほうがイイ

     暖かな陽射しで天候に恵まれた文化の日、近くの街で農業祭りがあると聞き、昼過ぎに出掛けた。着いたと同時に、農家直売店は売り切れなのか予定通りなのか店じまいで片付け中。  しょうがなく隣の道の駅の野菜直...

  • とらぬ狸の

     我が家に来てから4日目のシイタケ菌床。どんどん出てきて成長も早い。ざっと数えると大小あわせて50個くらいはありそう。家内に聞いたところ、スーパーでは5~6個入って150円くらいとのこと。1,050円...

2011年10月 [ 19 ]

  • 晩秋のカラマツ林

     落葉松(カラマツ)は文字通り、葉を落とす針葉樹。秋には葉をコガネ色に染め、晩秋には葉を落として冬を迎える。広葉樹の落ち葉は、油分が少なく発酵しやすいので微生物やミミズに分解されやすいが、松の葉は油分...

  • シナモンとカシア

     JR北海道の車内誌に赤平駅前にある米田商店の記事が載っていた。石川商店製造の「塊炭飴」を売っているお菓子屋さん。炭鉱の街ということもあり、石炭そっくりの色カタチでニッキ味が特徴の塊炭飴。    ハッ...

  • ヒグマ救出大作戦

     今年は、札幌や千歳でも人里にヒグマが出没し、ニュースになることが多かった。冬眠前のヒグマが脂肪を蓄えるのに必要なドングリが凶作のためらしい。彼らにとっては厳しい冬を越せるかどうかの死活問題。エサを求...

  • ニョキニョキ

     仕事場が変わって初めの頃は、歩いて出勤していた。それが自転車でのツーキングへと変わり、今では信号待ちのタイミングによっては2分で着いてしまう距離をクルマで通っている。人間、一度楽をしてしまうとなかな...

  • 極上の秋の香り

     嬉しいことに毎年この時期になると、長野の知人からカリンが届く。一度、生で囓ったことがあるが果肉は固く渋くて酸っぱくて食べられなかった。蜂蜜に漬けたりカリン酒にすると、甘い香りが移って美味。風邪の薬に...

  • パーラーについて考える

     タイトルが「小沢昭一的こころ」になってしまったぁ・・・  札幌で生まれた私は、丸井さんの裏に住んでいた。今の丸井新館が建つ場所で、本館と新館の仲通りにあたる。その路地には蕎麦屋さん、映画館があり、大...

  • ツケメン

     美形な男をイケメンと呼ぶ。「イケてる面(つら)」という意味でイケメンはOKだが「イケてる男」を指すのであればイケマンのはず。X-メンのメンバーだって、個人になると単数形でX-マン。  そんなこたぁど...

  • 紫色のキノコ

     久しぶりのキノコの畑は、大豊作でムラサキシメジが真っ盛り。固まって生えていたり、列をなして生えている。寒い時期に出るので虫食いが少なく、収穫量が多い。  ムラサキシメジは土臭く、好みの分かれるところ...

  • 山の恵みに感謝

     我が家の冷凍庫に眠るオールスターキャストによるキノコ鍋。山荘で採れたアイシメジ、シモフリシメジ、アカモミタケ、ボリボリ、キヌメリガサにムラサキシメジ、冷蔵庫に眠っていたスーパーのブナシメジにシイタケ...

  • 晩秋は、もの悲しく

     街中の紅葉も盛りを過ぎ、雪虫が飛びかう季節。景色の中に雪虫を撮影するのは至難の業。    ユキノシタとムラサキシメジは、晩秋を告げるキノコ。  実が割れ、顔を出したコブシの種。割れる前は、なんとも卑...

  • ああ、衝動買い

       使用不能になったデジカメの後継機選び、とにかく丈夫なのがイイ。「防水・耐久性」がキーワード。が、エヴェレストへ持って行くわけでも、マリンスポーツをやるわけでもないので、機能性オンリーの無骨なのは...

  • カメラ型電動・・

     カメラの調子が悪い。レンズカバーをスライドすると、電源"on"でカメラ本体がブルブル震え出す。それも生半可な振動じゃなく、かなり強力。まるでバイブレーター。言い換えると、カメラ型電動コケシに生まれ変...

  • The Look Of Love - Diana Krall

     イアン・フレミングの小説「007シリーズ」最初の作品は、カジノ・ロワイヤル。過去に2度映画化されているが、1967年版はドタバタ喜劇のため、映画としての「007シリーズ」には含まれていない。当然、シ...

  • キノコに恋して

     キノコ狩りは、タイミング。そのときの天候・気温により出る種類も違えば成長度も変わる。小さな幼菌を見つけ、1週間後に採りに行くと、もう朽ちかけていたりする。  キノコ狩りの魅力は、「姿形を愛でること・...

  • 勘違いの思い込み

     シャツやアウターは「Eddie Bauer」、チノパンは「Dockers(2007日本撤退)」のクラシック。というのが私の定番だったが、ついに上から下まで「Uniqlo」に染まってしまった。  孫の...

  • シナモンは万能薬

     世の中、身体にイイと云われるモノが溢れている。テレビのCMや雑誌の広告にノセられて、いろいろと試した経験も豊富だが、いまだに続いているモノは一つとしてない。茶の間の棚には、シジミのナントカや休息アミ...

  • キノコたっぷり麺

     たいてい、昼は麺類を頂く。冷たい蕎麦がほとんどだが、めっきり涼しくなったこの頃は、キノコたっぷりの「にゅうめん」が旨い。  鶏肉、アイシメジ、アカモミタケ、ボリボリを煮込んだ出汁に三ツ葉を散らして。...

  • Sea Side Woman Blues

     昨日、ラジオで前川清が唄うこの曲を聴いた。サザンの曲をカバーする前川清に違和感がなかったのは、この曲の演歌っぽい雰囲気のせいかもしれない。  演歌に限らず、日本語の唄の歌詞には惚れ惚れするモノがあ...

  • アソコの激痛

     雨の中のキノコ狩り。図鑑を開けないので、旨そうに見えるモノは手当たりしだい籠に入れる。結局、ほとんど捨てるのだが・・・  というか、毒キノコのことも知らなければ命に関わるので、詳しく調べようとワザと...

2011年9月 [ 7 ]

  • 猫とディープキス

     このところ、「決死の覚悟のチャレンジ」で連戦連勝という快挙を成し遂げている私だが、我が家にあっては、自分一人だけの孤独な闘いにすぎず、誰からも健闘をたたえる声援や賞賛の声すらあがらない。家内は絶対に...

  • チャレンジ続編

     9月末ともなると日暮れが早い。ウカウカしてるとスグに真っ暗になってしまうので早めに仕事場を抜け出し、いざ行かんキノコ狩り。  山荘では、そこらじゅうが天然のキノコ畑。足下を見ながら小一時間も散策する...

  • チャレンジ後編

     その後、ネットで調べていたら「オオツガタケは、割いて塩焼にするのが最高に旨い。煮たり炒めたりすると水っぽくなり、オオツガタケの持ち味が消えて、つまらないキノコになってしまう」という記事を見つけた。「...

  • チャレンジ

     山荘のラクヨウキノコは、目につく範囲でほぼ採り尽くしたので、あとしばらく待たなければ出てこない。他にいろいろな種類のキノコがあるが、詳しくない私にはどれが食用なのかワカラナイ。  そこで、360ペー...

  • 恋は愚かというけれど

    I'm A Fool To Want You  秋になると無性に聴きたくなる1曲。インストではトランペットがよく似合うが、やはりピカイチは "Donald Byrd"。ヴォーカルの本家本元はシナトラだ...

  • 金のウンコにビックリ

     先日の連休は、暑い東京で田舎者をやっていた。いやあホントに暑かったあー。なんてことはない、節電なんて無視してギンギンに冷房を効かせたホテルの部屋で横になっていれば涼しいのだが、せっかくの東京というこ...

  • キノコの山にヒグマの罠

     今年も落葉キノコの季節がやってきた。まだ出始めなのか量は少ないが、気温が下がってきたので、一雨毎にキノコが顔を出す。早速、味噌汁にして頂いた。一年に一度幸せを感じる瞬間だ。やはり、私はキノコから生ま...

2011年8月 [ 1 ]

  • 民主的四字熟語

     こういう人にだけは、この国を任せたくはないのだが・・・ ▼ 夜郎自大(やろうじだい)  自分の力量をわきまえず、仲間うちで威張ること。知識も力もないのに尊大にふるまうことのたとえ。 ▼ 唯我独尊(ゆ...

2011年7月 [ 1 ]

  • 草刈りに熱中して熱中症

     興味のあることには、ノメリ込んでしまう。いわゆる熱中してしまうタイプ。いつもナニかに熱中しているので、常に熱中症だ。今日は、草刈りに熱中して熱中症になってしまった。  ひと月以上、野花南山荘の草を刈...

2011年6月 [ 3 ]

  • カラスアゲハの妖しさ

     山荘の空気は、鳥の鳴き声やセミの声、カエルの合唱に包まれ静寂とはほど遠い。 【ここをクリックすると山の音が聞こえます】  子供の頃、カラスアゲハを見かけると興奮して追いかけたものだが、この不思議な色...

  • 生きていた金魚

     土曜日の収穫物、蕗はキンピラに。ゼンマイは天日で干し、水で戻して蕗とゼンマイと挽肉の炒め物。      ヒメリンゴの花が咲き始めた。この花は蕾のときは紅色だが開花すると真っ白になる。きっと、生きてい...

  • 山仕事は楽しい

     ゼンマイと京ブキ。山荘のどこにでも蕗が生えている。根元で切っても赤くなくミズミズしいのを採ってキンピラにしたり煮付けて食べる。でも、そのほとんどがラワンブキ。ところが毎年同じ場所に「京ブキ」が出る...

2011年5月 [ 3 ]

  • 散りゆく山桜

     風が吹くと散る様は、まるで花吹雪。    朽ちた老木から枝を張り花を咲かせる山桜。強い生命力を感じる。  一昨年の5月に苗を買って植えた桜桃(サクランボ)の木だが、翌年の春に鹿に新芽を食べられて枯れ...

  • 蕗の初物は、お浸しで頂く

     いつもであれば連休中に畑を耕し、イモを植え終わっているのだが、今年は天気に恵まれず、その上、腹の立つことに土日といえば天気が悪い。まだナーンにも進んでいない中、やっと天気に恵まれた今日の日曜日、勇ん...

  • 冬を生きるオツネントンボ

     芽吹き始めた野花南山荘。福寿草や水仙、クロッカス。    オツネントンボ。普通、トンボは卵で冬を越すが、このトンボは成虫のまま木のすき間や落ち葉の下、家の中などで越冬する。名前のオツネンは年を越すと...

2011年4月 [ 1 ]

  • ちょっと不良なララ

     メイとララ、それぞれに性格は個性的。特にララは尻尾で愛情表現をする。嬉しいときには、とにかく尻尾を振る。それこそバタバタと音がするほど激しく振る。  そんなララの尻尾が一大事。  帰宅した私を出迎え...

2010年12月 [ 2 ]

  • 雪に埋もれる野花南山荘

     雪に覆われ白黒の世界、野花南山荘。    オー・ヘンリーの「最後の一葉」はツタの葉だったが、ミズナラであれば壁に絵を描く必要はなかったのかも。ミズナラは冬の間も枯らした葉を落とさずに、つけたままでい...

  • 吹雪の中の散歩

     今週中にドカッと来そうだが、今年は意外と雪が遅い。それでも冬なのだから寒い。どんなに吹雪いても、どんなに寒くても二人の娘は外へ出ると嬉しい嬉しい。 ...

2010年11月 [ 5 ]

  • 午前3時、真夜中の寿司折

     土曜日午後から岩見沢で会議。懇親会、二次会に顔を出しJRで帰宅。順調にいくと午後10時半過ぎには家に着くのだが、4時間も遅れてナント午前2時半。  私の田舎は、滝川駅で函館本線から根室本線の各駅停車...

  • 走る犬小屋

     昔、シボレーのアストロというデカい車に乗っていたとき、縁石に乗り上げマフラーを落としてしまった。「ブロォーブロォー」と重低音を響かせ暴走族になったような気分で運転したことがある。人の迷惑を気にしなけ...

  • 美味なる毒キノコ

     ツキヨタケでは?とおそるおそる食したキノコ。いまだに生きているところをみると正真正銘のムキタケであったらしい。味のない椎茸のような歯触りで別にどうってこともなく、命をかけてまで試す価値はなかったと声...

  • 命をかけた試食

     この時期の野花南山荘は、根雪になるまで降った雪が融けてグチャグチャになる。雨具をつけて走り回るメイとララ。  桜の木の幹に「ムキタケ」を見つけた。表面の皮が簡単に剥けるのが特徴。よく似たキノコに「ツ...

  • 部屋干しは臭う?

     今年も旨い玄米漬けが食べたくて大根を干したが、しばらく天気に恵まれない。雨の場合はブルーシートで避けられるが、今夜から明日にかけて雪になるらしい。シバレると大根に「鬆(す)」が入り、スカスカになって...

2010年10月 [ 2 ]

  • ユキノシタはコンキダケ

     初孫のために記念樹として植えたミズナラは、移植時期が猛暑の頃だったせいか、少し早めに葉を枯らし来春の芽吹きを待っている。そこで仲間を増やし「たいちの樹」から「たいちの森」にしようと、苗木を取り寄せ植...

  • 想い出の味、新高梨

     JCの全国大会で高知へ行ったのは、二十何年も前。ご多分に漏れず夜の街へ繰り出し「名物は何?お土産には何がイイ?」と隣に座ったオネエチャンから情報収集。  この時期は「新高梨」だそうで、赤ん坊のアタマ...

2010年8月 [ 2 ]

  • 蒸かし芋とイカの塩辛

     しばらく行けなかった野花南山荘は荒れ放題。また明日から当分行けそうにないので、イモ畑の草取りに出掛けた。先日の風が強かったのか、朽ちた樹が倒れ池の中に沈んでいる。今の私に力仕事は無理なので、引き上げ...

  • 雑草だらけのジャガイモ畑

     半月ほど家を空けていた。久々に野花南へ行ってみたが、ジャガイモ畑は雑草に占拠され荒れ放題。どこにイモがあるのかワカラナイ。ジャガイモは茎が倒れ枯れ始めると収穫時期なので、このまま枯れるのを待つことに...

2010年7月 [ 7 ]

  • グミのコンフィチュール

     完熟のグミを摘んできたので、コンフィチュールを作る。早い話がグミジャムのトロトロヴァージョン。 1、実をよく水洗いし沸騰した鍋に入れ、実が上がってきたら(すぐに上がってくる)金ザルにあける。 2、金...

  • 果実酒いろいろ

     ノイバラの花が終わると、つるバラの季節。バラの種類は数え切れないほどあるらしいが、何という名前なのかわからない。雪の重みでつぶれたアーチに絡みつき毎年見事な花を咲かせる。何本か枝を切って持ち帰り、我...

  • 蝉の抜け殻

     山荘では、毎日新しい発見がある。ライラックの葉では、蝉が脱皮の最中。オンコの樹には、蝉の抜け殻。土の中で5年も過ごし、羽化するために樹に登る。成虫になると一週間ほどで命を終えるのだが、この一週間が子...

  • そういえば天気予報では

     今日は朝からイイ天気。午前中、野花南で過ごしたが異常な暑さのため草刈りどころではない。それでも木陰にいると涼しく感じる。だから、椅子を持ち出し木陰にじっと座って山の空気を味わうだけ。移植したドングリ...

  • 雨でも山に包まれていたい

     このところ毎日、野花南へ出掛けている。一度行くと必ず2~3ヶ所は、虫に食われる。今日はお尻の割れ目の内側をやられ、痒くてしょうがない。別に山でお尻を出したわけではないが、服の上からでも虫が刺す。それ...

  • 荒らされたイモ畑

     二日前のジャガイモ畑。  今朝のジャガイモ畑。アンデスの列だけ薙ぎ倒されている。たぶんキツネが踏み荒らしていったモノと思われる。それにしてもヒドイことするよなあ。 ...

  • たいちの樹

     若い頃、あるイキサツがあって「ヤルかヤラナイか悩んだときは、まずヤッテみる。その結果、ダメだったら反省すればいい。あとになってヤラなかったことを後悔することだけはヤメよう」と、生き方を大転換して、こ...

2010年6月 [ 4 ]

  • ルピナスの実は枝豆のよう

     私の田舎は、この二日続けて全道一暑かったらしい。クワの実が色づき始めた。摘んでみたが、かなり甘い。  ジャガイモは、それぞれ個性ある花を咲かせる。紫の花は「アンデス」、白い花は「とうや」。    ル...

  • 記念樹を選ぶならナラの木

     今年、授かった初孫のために山荘に記念の植樹をしようと考えている。どの樹がイイのか、どこに植えたらイイのかで頭を悩ませている(これが結構、楽しい)。最初にイメージしたのが「この木なんの木」の日立の樹。...

  • 雷が怖くてイモが食えるか

     暇さえあれば、山で草を刈る。ということで土日を山荘で過ごした。いくら北海道とはいえ暑いこの時期、野外での帽子は必需品。野球帽、麦わら帽子といろいろ試してみたが、一番は綿のタオルをアタマに巻くこと。汗...

  • ルレクチェ酒とカリン酒

    カリン酒は氷砂糖を入り。ルレクチェ酒は砂糖無しでもホンノリ自然の甘みが感じられる。カリン酒はカリンの香りとともに何故か蜂蜜風味。蜂蜜は入れてないはずなのだが...

2010年5月 [ 9 ]

  • 2週間ぶりの山荘

     久々の好天気、2週間ぶりに野花南山荘へ出掛けた。このところメイ・ララとゆっくり遊ぶ時間を持てなかったので、本日の山仕事は休業。二人のために時間をさく。大喜びで駆け回るのだが、どれほどダニがつくのか心...

  • 将来なりたくない大人

     今夜、ゴールデンタイムのテレビを見ていたら「将来なりたくない大人」という設問で、子供達にアンケートを取り、その結果のベスト10というのが発表されていた。堂々の一位に輝いたのは、内閣総理大臣鳩山由紀夫...

  • 今、一番欲しいモノ

     お爺さんは山へ笹刈りに、お婆さんは家で洗濯・・・  ということで今日も一日、野花南で過ごしていた。天気が良く、顔がヒリヒリするほど陽に焼けた。いやあ今日もよく働いたなあ。笹を刈っては寄せ集め、下枝を...

  • よい子はマネしない

     私は小市民なので、デジタルで同じ数字が並ぶと嬉しい。マイジャガーの走行メーターが、ついに10万キロに達してしまった。高速道路で運転しながら携帯でメーターを撮影するのは難しい。  ていうか危ないじゃん...

  • 木々の芽

     寒い日が続いているが、私の田舎でも街中には桜やコブシの花芽が開き始めた。山奥にある山荘は、街中より気温が低く春が来るのは一足遅い。木々には、やっと花芽がつき始めたところ。  白木蓮の花穂にダニがつい...

  • 今日も快調ガッツ君

     ここ最近で、まれに見る好天気。野花南山荘にも春がやってきた。いつもならこの時期、こぶしの花が開きチラホラと桜が開花するのだが、全く気配なし。それでも池の周辺には確実に春が来た♪水仙が咲き、鯉が泳ぎは...

  • ガッツのないガッツ君

     我が家の耕耘機は、ジーフォースVAR545。通称「ガッツ君」という名がついている。なんとも頼りになるパワフルなタノモシイ奴。  さあ今日も一日農作業に頑張るぞとアチコチ痛むカラダに鞭打って、ガッツ君...

  • 花よりインカ

     連休初日は、ときどき雨。それでもせっかくの休日なので林の中の笹を刈り、美林造成計画に1歩近づいた。明けて今日は天気に恵まれ、ようやく農作業開始。鹿よけ電気柵の内側にある山荘では、何を植えても鹿のエサ...

  • 初孫の初節句に段飾り

     ここしばらく、5月の節句に飾るのは鎧甲だけだったが、今年は初孫を授かったこともあり納戸から段飾りのオールスターキャストを引っ張り出してきて部屋に飾った。しばらく組み立てずにいたので完成するまで試行錯...

2010年4月 [ 4 ]

  • ダムに沈んだ滝里

       野花南から富良野へ向かう途中に滝里ダムがあり、滝里湖に沿って国道38号線が走る。昭和54年から20年かけて平成11年11月11日に完成したダム湖の底には肥沃な土地の滝里が沈んでいる。土地が肥沃な...

  • 山荘に春の訪れを告げる

     野花南にも春が来た。水仙のツボミ、福寿草、クロッカスの花、チューリップの芽。      林の中では樹の根元から春が来る。  山荘の横に並ぶ丸山の麓には、通称丸山ダムがある。正式には野花南ダム。かんが...

  • 24時間風呂撤去で温泉気分

    24時間風呂の場合、入浴剤を使うことが出来なかったが、今ではヒノキであったり柚子であったり薬草であったり、毎日取っ替え引っ替え温泉気分を味わっている。

  • スワンの涙

     「あの空は あの雲は 知っているんだね・・・♪」。白鳥といえばスワン。スワンといえばオックス「スワンの涙」。野口ヒデトや赤松愛の「失神パフォーマンス」が懐かしい。  野花南の空に北へ帰る白鳥の群れ...

2010年3月 [ 11 ]

  • 冬晴れの野花南

     まだ雪は消えないが、日差しは春の気配。  融けはじめた池の氷。薄くなった氷の上にキツネの足跡。    今日も元気な二人の娘達。  ...

  • 携帯灰皿

     河島英五の「時代おくれ」が、カラオケの十八番。あんなオトコのように生きてみたいと思うが、なかなか難しい。そんな私にも「時代おくれ?」な部分があり、この禁煙社会にあっても今だにタバコを吸っている。  ...

  • 電気釜ケーキ

     蒸しかまど、文化ナベ、ガス炊飯器、電気炊飯器と我が家の「ご飯」も時代の流れととともに炊き方が変わってきた。現在、「圧力式電気釜」というモノで炊いているが、圧力が高いと旨くなるのかどうかわからない。 ...

  • 冬の嵐に倒れるカラマツ

     吹雪とは違う「冬の嵐」が吹き荒れている。ここのところ、連盟役員を辞めるまで気分がすっきりしなかったが、日歯連盟理事・道歯連盟理事長の辞職が決まり、安堵の気持ちで連休を迎えた。  「こんな風の強い日に...

  • 春とは名ばかり早春賦

     自転車通勤も三日坊主で終わってしまった。雪が融けて路面が出ていたのもつかの間。また寒い日に逆戻り、雪が降り続いている。  南の地では桜の便りが聞こえ始めているというのに、北国の春はまだ遠い。融けては...

  • 人生初の自転車通勤

    人生60年にして初の自転車通勤。地球温暖化防止にはなるが、短い距離なのでカラダが温暖化する前に着いてしまう。

  • 春まだ遠し野花南山荘

     娘達をオモイッキリ走らせようと、まだ雪深い野花南へ連れて行った。やはり途中からクルマが入れず、山荘の入り口まで1キロほど歩く。このところ暖かい日や寒い日を繰り返しているので雪が固まり、それほど沈ま...

  • かなりシツコク

     ちょうど1年前「最後に愛は勝つ・・・」でも書いたが、お気に入りのものは徹底的に使う。欠けた湯呑みを金蝋で溶着して長年使っていたが、またまた欠けてしまった。    新しい仕事場には技工室がないので、や...

  • 甘納豆のお赤飯

     なんだかんだ理由をつけては、ご馳走を頂く。我が家には縁のない雛祭りだが、二人の娘を祝って今夜もご馳走。富良野チーズ工房のカマンベールと熱々の串カツでビールを1本。マグロのヅケで燗酒を1本。締めは甘納...

  • 命の値段

     3人の息子が社会に巣立ち、自分に与えられた使命も半ば終わった。年齢に節目を迎えたので、これからの人生を設計し直そうと生命保険を見なおすことにした。子供達が巣立つ前は、不慮の死後、あとに憂いを残さぬよ...

  • 見え過ぎちゃうと困る

     運転免許の更新に行った。ところが視力検査に引っかかり、もう一度出直してこいと言われ、やむなく退散。最低限見えなければならない基準に達していないとのこと。眼鏡をして両目で0.7以上必要らしいのだが、ボ...

2010年2月 [ 6 ]

  • GODIVA

     ヴァレンタインデーに生まれたからという訳ではないが、チョコレートには目がない。甘いのもビターなのもどちらも好きだが、ココアバターにミルクと砂糖を混ぜただけのカカオマスを含んでいないホワイトチョコは頂...

  • ダイドードリンコの思惑

     先日見つけた「仮面サイダー」。ダイドードリンコの復刻シリーズというものらしい。企業のサイトで確認したところ「ウルトラコーラ」「ウルトラ大怪獣レモネード」の3種類があり、それぞれに9パターンのデザイン...

  • 第二の人生を踏み出す日に

     昭和25年、五黄の虎として生まれた私は、バレンタインデーに60回目の誕生日を迎え、第二の人生を出発することになった。特に深い感慨もなく、自分が60代になった実感がわかない。それでも世間からみると正真...

  • 真冬の野花南山荘

     野花南山荘は、冬期間閉鎖である。というのも山奥まで除雪車が入らないからだ。途中の農道まではクルマで行けるが、その先は雪をかいて歩かなければならない。  それでも久々の休日に娘達を思いっきり走らせよう...

  • 健康的な生活

     最近は、健康的な生活を送っている。少し前には夜中の2時3時まで起きてダラダラしていたが、ここんところ12時前にはベッドに入る。なによりも朝は通勤のため10分は歩き、昼は昼食のため徒歩で往復。その上、...

  • いち花歯科は花盛り

     いよいよ、本日オープン。今までは、自宅の玄関を出て階段を下りると1階が仕事場。通勤に要する時間は数十秒なので、白衣のまま通勤していた。これからは、歩くと10分程の距離。雪が多くクルマでと思ったが、健...

2010年1月 [ 3 ]

  • 引っ越し前

     周りにナンにもない1400坪の空き地にポツンと建つまん丸い外観。  アプローチには、階段とスロープ。  受付内部は一段低くなっている。  3つあるトイレの一つ、婦人用。  診療室内部。  ユニットは...

  • 感傷に浸って

     あと1日半働くと、住み慣れた診療所ともお別れです。先代から私に代が変わるとき、私の思いのままに建て直してから30年間。雨の日も風の日も景気のイイときも悪いときも、ずーっとここで頑張ってきました。予約...

  • 書き初め

     クリスマス以来の更新です。新年明けましておめでとうございます。昨年中はご愛読頂きありがとうございました。今年もヨロシクということで書き初めです。  12月の半ばから掛かりっきりだった新しい職場のホー...

2009年12月 [ 7 ]

  • もういくつ寝ると

     慌ただしい年の瀬が過ぎてゆく。年賀状のプリントに追われながら、餅をついたり松前漬けのスルメと昆布を切ったり正月を迎える準備で過ごしている。あと明日、札幌へ出かけると今年の雑用から解放される。    ...

  • 貼れないカイロの悲劇

     いつまでも寒く雪の多い日が続いている。ついに先週は1日たりとも家で夕飯を食べることが出来なかった。それでも夜遅く帰ると雪掻きに精を出している。    今のところ「ママさんダンプ」の出番はないが大量に...

  • やっぱり私は田舎モン

     今年の忘年会は「神楽坂幸本」だというので、どんなところかとネットで調べてみた。うーん、雰囲気あるなあ。これぞ「離れで1億円」という臭いがする。なんたって今年の4月に期待を裏切られた田舎モンの私として...

  • 豪雪地帯

     札幌での昼の会議に間に合わせるため、クルマで出かけた。家を出るときは落ち着いていた天候も滝川インターに近づくにつれ視界5メートルほどの大雪。さすがは豪雪地帯滝川。インターの表示を見ると「事故のため一...

  • 更新がままならぬ

     毎日忙しいことは忙しいのだが、そんなことは今までも当たり前のことで、ブログの更新もナントカこなしてきたが、ここに来て更新どころではなくなってきている。  毎日、夜遅くまでというか朝方までパソコンの前...

  • 鹿と衝突、列車事故

     私の田舎はホントに田舎だ。札幌~旭川間の特急に1時間ほど乗り、滝川という駅で1両編成の各駅停車のディーゼルに乗り換える。今夜も札幌での会合の帰り、いつものように空いてる車内で4人掛けシートを独占し本...

  • しぞーかおでん愛ちゃん

     静岡の人は、静岡弁で静岡のことを「しぞーか」と言うらしい。  金曜の夜、マイナス7度という寒い中、スーツや小物をガーメントバッグに詰め一路札幌へ。1泊し早朝、スーツに着替えたがベルトを忘れてきたこと...

2009年11月 [ 19 ]

  • 今年も旨いなあ

     先週は、目が開けられなかった火曜日をのぞいて連日連夜札幌。特に週末は、民主党衆議のパーティ翌日に自民党道連政経パーティと我ながら節操のない二股ぶり。  カラダの空いた日曜は、先週の作業の続きに野花南...

  • 怒れる森の精

     チェンソーで伐採するときの必須アイテムは、厚手の手袋・ゴーグル・帽子・マスク。これで排気ガスや怪我から我が身を護るのだが、雨が降っていると、マスクのせいでゴーグルが曇り視界が悪くなる。やむなくゴーグ...

  • 劇的ビフォーアフター

     二日続けての重労働でグロッキー気味のヒン馬を置いてメイとララと3人で山へ出かけた。あいにくの雨で雪が融け足下はザクザク。とりあえずは切るだけ切っておこうということで雑木をバッタバタ切り倒してゆく。片...

  • 熱々の焙じ茶にホッとする

     5時間も山で過ごすと、さすがに冷えてくる。ときどき休憩しながら作業をするが、暖を取るといっても石油コンロひとつ。床には断熱材が敷いてあるので、足を伸ばしても寒くはない。ここでオニギリを頬張り温かい焙...

  • 久々の更新

     我が家では、2匹のボーダーコリーの他にジャガーを飼っている。といっても動物じゃないんジャガー。先日、横っ腹を大きく擦ってしまい修理のため工場に入院してしまった。そこでレンタカーを代車にしているがマー...

  • 詩人になるとき

     今日も一日雪が降っている。道路に積もった雪がシャーベット状に融け、クルマがシャーと音をたて通り過ぎてゆく。この季節の当たり前の光景だが、陽が落ちはじめると気持ちも暗く感じてしまう。夜が更けると暖かな...

  • どうでもいいコダワリ

     我が家の玄米漬けは、先月漬けたばかり。まだ樽の封を切れないので、漬けてすぐに食べられる福神漬けを作ろうと思っているが、なかなか暇がない。  福神漬けには、大根・胡瓜・茄子・なた豆・蓮根・生姜・紫蘇の...

  • 100年保証味噌煮込み土鍋

    名古屋の人はリッチなようだ。いくら100年保証といわれても味噌煮込みうどん専用土鍋に16,800円は高いと思う。

  • 食べる石

     富士山には「富士の石」が土産に売っているらしい。この石は、ガリッと噛むと甘いとのこと。それというのも富士の石に似せた砂糖菓子。上の写真が本物の富士山の石。下が砂糖菓子。まるで見分けがつかない。このま...

  • 13日の金曜日は安いのか?

       雪の積もる前に「下刈り」を済ませようと思っているが、野花南はすでに雪景色。まだ根雪にはならないだろうが、あと何度も行けそうにない。昼から出かけて寒風の中、作業をしたが効率が悪く時間がかかってしま...

  • 壁に耳、プロレスは静かに

    セックスの時の大声で裁判=まるで殺人のよう-英国 【ロンドン10日AFP=時事】英国の報道によると、セックスの時に出す声が大きすぎて眠れないなどの迷惑を被っているとして争われている裁判の審理がニューカ...

  • きっとカット

     私はミーハーなので、新製品には弱い。だから、別に旨いと思わないが「じゃがりこ」の新製品が出るたびに一度は試してみる。過去に食べたすべての「じゃがりこ」バージョンの容器を捨てずに取っておけば、一大コレ...

  • 鮭の酒びたし

     労働のあとの晩飯は旨い。木こりの私は、今夜贅沢をして先日土産に頂いた「鮭の酒びたし」を味わった。塩引鮭を半年間、日本海の寒風で乾し上げたものを薄くスライスしたモノらしい。新潟の村上に伝わる高級珍味。...

  • 本業とは生計を立てること

     今日も一生懸命働いたあ!といっても本業ではなく、ん?どっちが本業なんだ。  畑が終わり冬を迎えるこの季節、山では笹が枯れ雑草も朽ちてしまう。これから私は「林業」で忙しくなる。カラマツやトドマツ林には...

  • ドクササコ?

     土曜日に一つのイベントを終えた。充実した一日だったが、少々疲れ気味。明けて日曜昼過ぎに家に帰り、気晴らしに野花南を散策。どうしても目線は足下でキノコを探してしまう。落ち葉でフカフカの地面を歩いている...

  • 友、遠方より来たる

     朝から降り続いた雪は、夜になっても降り止まず、外は冬景色。  初雪の日には、イイことがあると書いた私には「デカイ・ディスプレィ」が届いただけではなかった。そんなことは消し飛んでしまうほどの嬉しい訪問...

  • デカッ!

     外では雪が降っている。初雪の日には、必ず嬉しいことがある私だが、今年の初雪の日には注文していたディスプレィが届いた。早速セッティングしてみる。 デカイ!  PC専用のディスプレィとしては、最大画面...

  • 一人鍋

     昨夜遅くに帰宅し、朝までパワポの原稿作りをしていたせいで遅めに起きた。なんと早朝には雪がちらついていたそうだ。積もるほどの雪ではなく、私が起きた頃には跡形もなく消えていた。残念やったなあ。いつも初雪...

  • スウィングガールズ

     今日もまた観てしまった。「スウィングガールズ」。もうこれで何度目だろう。この映画を観ると必ず、鼻の奥がツンとして目頭が熱くなる。別に悲しい映画ではないのだが、女子高生達が吹き替えなしでビッグバンドジ...

2009年10月 [ 15 ]

  • 南沢菓子舗どりこの饅頭

     ここのところ、喰い物ネタばかりだが、私の田舎に「どりこの饅頭」という名物がある。ウチの隣にある大正元年創業のパン屋さんで売っているのだが、盆や正月には帰省客が必ず買って帰るほど有名なお菓子。というの...

  • タチカマ

     今夜の天気予報で、明日は一部の地域で雪が降るらしい。今年も初雪の便りが聞こえてきそうだ。雪といえば魚ヘンに雪と書いて鱈。北海道の冬を代表する魚、鱈(タラ)である。  あっさり味のタラちりは、冬の季節...

  • 土に感謝する心

     先日、カリンを送って頂いた長野の知人から便りが届いた。自家菜園では、大根と青首ビタミン大根と聖護院大根の収穫時期だそうだ。羨ましいなあ。それだけ種類があったら、沢山の漬け物が漬けられそう。  便りの...

  • ゆめぴりか

    ♪ピリカピリカ  タントシリピリカ  イナンクルピリカ  ヌンケクスネ  ヌンケクスネ  子供の頃に意味もわからず口ずさんでいたアイヌ民謡。小学校の社会見学でバスガイドのお姉さんが唄ってくれたのを未だ...

  • 人面キノコ・スケキヨ

     季節のイベントも無事終わり、野花南へ出かけた。すっかり秋も終わりの様相。モミジが落ち始め、赤い絨毯が敷き詰められている。      熟した宿り木の種のベタつきを指で体感してみる。  ムラサキシメジが...

  • 季節のイベント

     木曜の夜から家を留守にして、昨夜遅くに帰宅した。夜11時を過ぎていたので気温は2度。季節は晩秋と初冬の境目にあるらしい。私たちは肌で季節を感じるが、ある日突然、季節が変わるということはない。水彩絵の...

  • アップグレード

     今日、windows7が発売されたというのに、私の部屋では、やっとXPがVistaにグレードアップ。今度は2台のハードディスクのRaidが旨く組めたみたいでクラッシュなんて怖くない。しかし、XPで使...

  • カリン(花梨)

     先日、とっても嬉しいことがあった。長野の知人から突然、予期せぬ贈り物が届きビックリ。箱を開けるとカリンとリンゴが入っていた。私にとって、カリンは見るのも触るのも初めてのこと。なぜカリンだとわかったの...

  • いよいよ漬物の季節

     今年も玄米漬け用の大根を干した。50本で2500円は安いよなあ。昔はタクアンやベッタラ、粕味噌などいろいろ漬けていたが夫婦二人きりになると食べきれないし、よそ様から頂くので今は玄米漬けだけ。どこの家...

  • 真夜中の散歩

     うちの二人の娘は、私がどんなに遅く帰っても起きて待っている。というか、寝ていたとしても起き出してくる。日にちが変わって帰宅しても二人を連れて散歩に出るのが日課。これを怠るとクゥーン・クゥーンと甘えて...

  • 建造物は人の心に訴える

     先週末、岐阜市で開催された「日本口腔衛生学会」に出席した。なによりも驚いたのは、会場となった「長良川国際会議場」。正面から眺めると威風堂々として男性的なのだが、バックスタイルは卵型で女性的な建物。安...

  • 戦略的なヤドリギの実

     そろそろ冬の足音が聞こえてきそうな寒い一日だった。久々の野花南は晩秋のたたずまい。色づいた葉と落ち葉に埋もれている。  以前、「ヤドリギ」「ヤドリギを間近にみる」で書いた生命力旺盛なヤドリギが実をつ...

  • 機長の粋なサービス

     9日午前、台風の影響もなく千歳の空は曇天。フライトに支障なく無事出発。ただ、この季節は修学旅行シーズンらしく空港待合室は子供達の団体でイッパイ。搭乗したボーイングA320は定員166名だが、前方3列...

  • ユキムシの舞う頃

     「その頃、と言っても大正45年のことで、いまから40数年前のことだが、夕方になると、決まって村の子供たちは口々にしろばんば、しろばんばと叫びながら、家の前の街道をあっちに走ったり、こっちに走ったりし...

  • 月見酒

     昨夜も娘達と散歩。見上げると雲ひとつない夜空に満月がクッキリ。そういえばラジオで「今夜は中秋の名月」だと言っていた。お月様を見ていると、なぜかロマンティックな気分になってくる。家に帰って家内に「月...

2009年9月 [ 14 ]

  • 日本原産のヤマブドウ

     日本原産のブドウは、ヤマブドウ・エビヅル・サンカクヅルの3種類。ノブドウというのもあるが、葡萄の仲間ではなく食べられない。  娘達を連れて歩く散歩道に、高い樹に絡まるヤマブドウの蔓がある。線路脇の...

  • 持ちつ持たれつ

     私たちが暮らしていく上で、知らなくても良いことは沢山ある。別に知ったからといってナニが変わるということもないが、知ることによって世の中の見方が変わることもある。そんな話を一つ。  大雑把にいうと、生...

  • 恐るべしブライダル産業

     少し前のことだが、お祝いの席に出席した。お寺の住職の結婚披露宴。380名もの出席者という規模の大きさに圧倒されたのは久々。お寺の世界は、今だにバブリーなのだと思えるほどの豪華絢爛ぶり。高貴なお坊さん...

  • 抜歯塚供養

     我が家の恒例行事「抜歯塚の供養」。毎年秋分の日には、1年間に抜いた歯を埋葬し供養する。昭和42年以来欠かさず行なわれているので、もう40年以上も続いている。この抜歯塚を護るために野花南山荘を維持して...

  • ひっつき虫対策万全のはず

     Tシャツの首と胴回りにゴムを通し尻尾の部分に穴を開け、安上がりの「ひっつき虫」対策万全のスタイルになったメイとララだが...    山荘に着き、これで安心と目を離していたら、いつの間にか何処で脱いだ...

  • 安上がりなひっつき虫対策

     このところ札幌や東京へ出掛けることが多く、草刈りやキノコ狩りから足が遠のいている。我が家の娘達も山荘で駆け回る機会が減りストレスが溜まり気味。この連休中オモイッキリ遊ばせてやろうと思っている。  た...

  • 刺激的なアンナミラーズ

     東京で大変な想いをするのが、タバコの吸える店が少ないこと。先日、友人と待ち合わせたあと「タバコの吸えるとこ行こか」と誘われたのが品川駅前ウィング高輪にある「アンナミラーズ」。店に入って最初に目につく...

  • 遠い昔のラヂオのこと

     「9500万人のリクエスト」かあ。懐かしいなあ。当時、日本の人口は1億人に達していなかったんだ。あの頃、音楽との接点はラジオだった。アノ番組を初めて聴いたのは中学1年の頃、従兄弟の家に泊まったときだ...

  • ビートルズ赤盤レコード

     本日(9/9)午前零時、ビートルズのデジタル・リマスター盤が世界同時発売。銀座のレコード屋さんでは、夜中に行列ができたとか。違うか、今はレコード屋さんじゃなくCDショップと言うんだっけ。デジタルとい...

  • 幻のきのこハナビラタケ

     太平洋側を通り過ぎた台風のせいで雨が続いていた。晴れ間が見えてきた午後から、心は早くも野花南山荘のキノコ狩り。心ココニアラズの心境で素早く診療を済ませ速攻で出掛けた。  雨上がりは「雨後の竹の子」の...

  • 夜の蝶は夜行性?

     植物や昆虫には、よく似たものが沢山ある。秋になると黄色の花を咲かせるセイタカアワダチソウとオオアワダチソウの違いがよくわからない。蝶は羽を閉じて留まり、蛾は羽を広げて留まると言われているが、羽を広げ...

  • きのこの山

     昨夜からの大雨は、午前中まで降り続き昼には上がった。こんな日はキノコ狩りに最適。この時期の野花南山荘は、キノコの宝庫。特に雨上がりには、そこらじゅうに顔を出す。いつも草を刈る広場や池や畑や抜歯塚の周...

  • 月島もんじゃアイス

     先日、月島のモンジャ屋さんで熱い鉄板に触れヤケドをしたが、触ってもヤケドをしないモンジャの鉄板があるらしい。これが、そのモンジャの器械。表面は-10℃だとか。エー、これで焼けるの?    横浜の八景...

  • 初体験の月島もんじゃ

     さすがに3日間も東京にいると疲れます。日歯連盟理事会、需給問題協議会と2つの会議の日程の合間をぬって東京見物。田舎モンの私は暑い東京の街中をウロウロ。在京の友人に「ナニ食べたい?」と聞かれて「モンジ...

2009年8月 [ 13 ]

  • 秋の気配・野花南山荘

     今年の初物、落葉キノコ。まだハシリなので数は少ない。野花南山荘は、これから秋にかけてキノコの山となる。深く分け入らなくても散歩の感覚でキノコ狩りが楽しめる。ハナイグチ(落葉キノコ)は、落葉松(カラマ...

  • タングロン

     「ようかんパン」が話題になってから知ったことだが、この北海道でも「ようかんパン」を知らない道産子がいる。ましてや地域限定ともいえる納豆入りアイスモナカ「ナッピー」は、ほとんどの人に知られていない。そ...

  • 北海道限定品

     北海道限定商品というモノを探してみた。これでもほんの一部だと思うがアルもんだなあ。普段ナニゲに接しているこれらのモノが他府県にはナイというのは驚きだ。 (清涼飲料水) タングロン・カツゲン・リボンナ...

  • 甘い卵焼き

     意外にも「ようかんパン」に関して、メールで何件かの反響が寄せられている。いやいや実は、まだまだ驚くべきモノがあるのだが。それは別の機会にするとして、ヨウカンといえば、子供の頃に読んだ「お話し」で妙に...

  • ようかんパン

     「秘密のケンミンSHOW」という番組で「ようかんパン」が北海道限定だと紹介されたらしい。たまたま私の家の隣がパン屋さん。子供の頃から食べていた。今でも、いつ行っても置いてある定番商品。これが北海道に...

  • 空知という名の由来

     滝里ダムの下流にある「空知大滝」。ダムができてから水量が減り大滝とは名ばかりになってしまったが、アイヌ語で「ソーラップチ」と呼ばれ「空知」の語源となった滝。松浦武四郎の「石狩日誌」に紀行文とスケッチ...

  • 入道雲

     ずうっとパソコンの前に座っていると、アタマがクラクラしてくるので愛娘メイとララを連れて散歩に出た。今日は少し遠出して滝里ダムの下にあるヘリポートに隣接する公園へ。学校のグランドの10倍はあろうかとい...

  • 昨日と違う自分

     人間の細胞は、全部で約60兆個あるという。細胞は常に新しいものと入れ替わり、部位によって異なるが肌の細胞は28日、胃腸の細胞は5日周期で再生する。周期の長い筋肉・肝臓・骨でさえ約2~3ヶ月で入れ替わ...

  • 熟れたトマトの摘み具合

     私のストライクゾーンは、結構広い。マトを絞るとなかなか当たらないが、タマを選ばなければ、たまにホームランも打てる。年齢であれ容姿であれ、あまり気にし過ぎると犬が歩いても棒に当たらない。そんな生き方を...

  • ANAプレミアムシート

     今週月曜に急な案内があり、昨日金曜7日に日歯連盟理事会が開かれた。夏休みで帰省が始まろうというこの時期、そんな急に言われても飛行機のチケットを予約するのは至難の業。それでも羽田へ向かう便は、特割の安...

  • 年間購入量全国1の品目

     総務省統計局のホームページには、いろいろなデータが載っている。「家計簿からみたファミリーライフ」というページが特に興味をひく。その中に「家計から分かる暮らしの特徴」という項目で、平成18~20年平均...

  • ジャガイモは畑の宝石

     今日も暑い一日だったあ。それでもメゲズに草刈マサオ。作業はツナギに長靴、軍手に帽子。首に巻いたタオルで汗を拭き拭きサウナ状態。おかげで下着までグッショグショ。労働のあとのシャワーと冷たいビール。これ...

  • ウチの鹿は知恵者

     今年は天候のせいでジャガイモが不作だそうだ。日本最大の青果を扱う大田市場では品不足のため昨年の倍もの値段がついているとのこと。  野花南山荘ではジャガイモの茎が倒れはじめ、そろそろ収穫の時期が近づい...

2009年7月 [ 14 ]

  • ブルカミアの顛末

    第1弾:「ブルカミア」 第2弾:「ブルカミアのその後」 第3弾:「ブルカミアの顛末」  2年間水替え不要「ブルカミア」が、いよいよダメになった(詳しくは、以前の記事参照)。水槽の底に敷いてある茶色の砂...

  • docomoの陰謀

     最初に携帯電話を持ったのは、docomoの「ムーバ」。何の支障もなく4年くらい使っていたが、機種を新しくするために買い換えた。時はすでに「フォーマ」の時代。ところが、このフォーマ、しばらく使ったが電...

  • フジュンな毎日

     フジュンだあ。ドウキでもセイリでもない。天候のこと。このところの雨続きでトマトが赤くならないとファーマーな私は嘆いている。忙しさにかまけて山仕事をサボっているので、せめてベランダのトマトだけでも手入...

  • 私は詩人

     自分の名前を [google] で検索してみる。なんと60件も引っかかった。よくよく見ると同姓同名の人もいるが、それぞれに頑張っている人たちだ。本を出版している有名な薬剤師さんだったり、国体のバスケ...

  • これぞ本物グミ味のグミ

       [ 密造酒 ]という記事でも書いたが、野花南は今がグミの実の盛り。採っても採っても採りきれない程、たわわになっている。グミ酒は仕込んでしまったし、あとはジャムづくり。最近では「コンフィチュール」...

  • 大自然のスケール

     衆議院の解散で話題が影に隠れてしまったようだが、今日、沖縄の方で皆既日食が観察できる。日本では46年前の北海道で見られたそうだが、当時13才の私には記憶がない。それもそのはず、1963年7月の皆既日...

  • 二度と喰わないワンコソバ

     花巻空港から盛岡市内に入った私たち一行は「直利庵」へ直行。空港から乗ったタクシーの運転手さんの話によると、わんこそば10杯で普通のかけそば1杯分とのこと。かけそば1杯5百円だから、予約したコース3千...

  • 山荘はツルバラの季節

     ダニも少なくなるこの季節、メイとララが走り回る野花南山荘。    これから、ツルバラの花の季節。 ...

  • 密造酒懲役10年罰金100万

     野花南ではグミが熟してきた。今のところ熊が下りてこないところをみると山の中でも豊作のようだ。赤く熟した実を摘んでグミ酒にした。      このように果実をお酒に漬けたものは一般的に果実酒と呼ばれるが...

  • 高血糖は気候のせい

     北海道のほぼ中央に位置する私の田舎は「大陸性気候」のため、朝昼晩の寒暖の差が激しい。日中と夜の気温差が大きいため、作物の糖度が上がる。昼間ジリジリ照りつける太陽と夜の冷えて澄んだ空気。この「寒暖の差...

  • ノイバラ

     この時期、野薔薇(ノイバラ)が咲き始める。山のアチコチでシブトク蔓を伸ばして成長する。棘が多いので歩いているとよく引っかかり、服を通して刺さるので結構痛い。刈っても刈っても生えてくる。園芸用というよ...

  • ハクモクレンの実

     ハクモクレンは早春の頃、最初に花が咲きます。まったく葉が無く花だけで満開になり、花が落ちたあと葉が茂りはじめます。花の中央にあった細くゴツゴツしたモノが残って実になります。これが秋になると、何ともい...

  • 山荘散策中につき午後休診

     早めに仕事を抜けだし、野花南へ出掛けた。途中、田んぼで「鳩」を見つけた。と思ったら「鳩」じゃなく「サギ」だった。  ジャガイモの花が満開。それにしても葉が茂り過ぎじゃないか・・・  ルピナスの実は、...

  • 息子の言うこと

     スポーツ選手には、晴れ晴れとしたイイ顔をしている人が多い。特にプロの場合はナオサラだ。ひとつのことに打ち込む一生懸命さが表情に現れるのかもしれない。それも、ただイイ顔というよりイケメンだ。先日、テレ...

2009年6月 [ 20 ]

  • 一攫千金に怯えて

     我が家を出て、国道38号線を富良野方面に走ると右手にピラミッドのような山が見えてくる。カタチは三角だが「丸山」という。標高433メートルと低い山だが急斜面に見えるから登るのは大変そうだ。頂上まで登っ...

  • コメダ珈琲は名古屋の文化

     名古屋は食べ物では異文化。味噌煮込みうどん・ひつまぶし・きしめん・小倉トースト・どて煮・あんかけスパゲッティ・イタリアンスパゲッティ・味噌カツ・手羽唐・天むすetc. 数え上げたらキリがない。学生時...

  • 歳をとるのは寂しい

     今日の昼食時、なにげにテレビを見ていたら各年代によって聴こえる音の周波数が違うという内容の番組をやっていた。いわゆる歳をとると耳が悪くなってくるというやつだ。50代までの人なら聴こえるはずという音が...

  • 初夏の野花南山荘

     山は二人の遊び場。春先に多かったダニも少なくなり、あとの手入れも楽になってきたが家に帰ると速攻、風呂場でシャンプー。そのあと、汗だくになってドライヤーで乾かすのが重労働。  いよいよルピナスに席巻さ...

  • トウキビ鹿に食われて全滅

     午後から、息子にまかせて野花南山荘へ出掛けた。なんたって10日前に植えたトウキビが心配。キツネや鹿に喰われてやしないかと畑に近づくと「アチャー」やられてしまった。隣のジャガイモ畑が順調だっただけに...

  • 羽田空港の隠れた穴場

     土曜日は、札幌で集まりがあり一泊、そのまま今日は東京往復と相変わらず忙しく過ごしている。  最近は、suica付きのANAカードを利用しているせいもあり、ほとんどANAに乗る。このsuica、マコト...

  • 北海道議会傍聴顛末記

     道議会第2定例会初日の開会予定は午前10時。昨夜のうちに札幌入りした私は、「いつもより早めに起床し朝風呂に入り」「いつもより多めの整髪料でビシッと決め」「新しい下着を身につけ」、フンドシとココロを引...

  • 我が家のキャラブキレシピ

     昨日採った京ブキでキャラブキを作った。いろいろレシピがあるが、大雑把にいえば甘辛く時間をかけて煮ればイイ。キャラブキのキャラは伽羅という香木のこと。この伽羅の色が濃い茶色なので伽羅色に煮たフキをキャ...

  • 冷ヤリ・ホットなヒヤリハット

     「冷たい話」と「熱い話」を2題・・・  朝、寝ぼけマナコでトイレへ行き、フタを持ち上げパジャマを下ろし後ろ向きに腰掛けた途端、「奈落の底まで落ちていく感覚」と同時に「冷たく固い便器の感触」が、お尻に...

  • 雨の野花南山荘

     まだ季節は早いが秋になると、いろんなトンボが飛び交う。ほとんどがアカネトンボだが「ヤグルマトンボ」や真っ赤な「赤とんぼ」を見つけると嬉しい。なかでも「シオカラトンボ」や「ギンヤンマ」を目にすると、...

  • 京ブキ

     珍しく「京ブキ」が採れた。左の太いのが普通のフキ、細いのが京ブキ。根元から切ると水が滴ってくる。普通のフキと違って京ブキの穴は細く、ほとんど空いてないものもある。これを伽羅蕗にする。  日本の蕗は大...

  • 親として自慢できること

     「牛にコーヒーを飲ませると、コーヒー牛乳が出てくるんだ。イチゴを食べさせると苺ミルクが出てくる。じゃあ、フルーツ牛乳は?」と、幼かったウチのガキ供に謎カケしたら「フルーツを食べさせる」と答える。「ア...

  • 100人乗っても大丈夫!

     何故、物置の上に100人も乗る必要があるのかしら・・・  積雪地帯では積もった雪の重さで屋根が潰れることもある。野花南では過去に木造バラックの山荘(小屋)が建っていた。冬の間は誰も訪れないので雪は積...

  • 大人のオモチャ

     「大人のオモチャ」といえば、すぐにアレを連想してしまうエッチなアナタ。違いますって。私が言うのは気品溢れるイイ大人が優雅な時間を過ごすための温もりあるオモチャのこと。今から2~30年ほど前、まだ大人...

  • ベランダでプランター栽培

     野菜で収穫に忙しいものは、野花南には植えられない。日々収穫するとなると、毎日、片道15分かけて山荘まで出掛けなければならない。そこでミニトマトは、自宅のベランダでプランター栽培。ただ、メイとララに食...

  • 電子レンジで生キャラメル

     学生の頃、ときどき実家から荷物が届いた。大きな段ボールにいろいろ雑多に詰め込んであり、箱をあけるのが楽しみだった。靴下や下着が入っていたり、缶詰やリンゴやスルメや菓子が入っていたり。親の愛情を感じる...

  • 映画館とポップコーン

     二人の娘達を美容室に預けているあいだ、久々の映画館。スタートレックを観た。これから観る人に悪いのでストーリーは話せないが、ご多分に漏れずポップコーンを食べながらの鑑賞。これがなかなかヤメラレナイトマ...

  • テマリカンボクが満開

     すっかり週末の日課になった草刈りだが、刈り終えて1ヶ月もたつと膝の高さまで伸びてくる。そこで、またまた再度刈る。刈り終えて眺めていると「モノスゴイ達成感と充実感」を味わえる。  高さ3メートルの樹に...

  • 幻の越乃寒梅乙焼酎

     やっと夢が叶いましたあ。死ぬまでに一度は呑んでみたいと思っていた幻の「越乃寒梅の焼酎」。    石本酒造で最も出荷量の少ない「激レア品」。年間わずか数百本しか生産されず、新潟県内でもなかなか手に入ら...

  • ルピナスの語源はオオカミ

       先週末、野花南へ行けなかったので早々に仕事を終え、様子を見てきた。初夏を告げるリラ(ライラック)の花もそろそろ終り。そういえばリラ冷えの頃、オホーツクでは5月というのに雪が降った。「リラ冷え」は...

2009年5月 [ 14 ]

  • 鹿、喰うべからず

     ほとんど毎週末、笹を刈って過ごしているが刈る作業は楽しい。一心不乱に草刈り機を振り回していると世間の煩わしさや迷いごとから解放され無心になれる。ただ、刈ることよりも大変なのが寄せて集めて捨てること。...

  • 鹿、入るべからず

     野花南山荘では、姫リンゴの花が満開。蕾はピンクだが真っ白な花が咲く。秋には小粒の実が大量になる。いちおう野趣あふれるリンゴの味と表現してみるが、酸っぱくて渋く旨くない。ジャムや果実酒にするとイイのだ...

  • 人は失敗を重ねて教訓を得る

     先日、上京の折、本屋に立ち寄り奥田英朗の「港町食堂」という本を買った。最近、ドキドキハラハラする警察小説にはまっている私としては珍しいジャンルの旅物である。東京から仙台へ行くのに新幹線を使えばイイと...

  • この木なんの木

     山にいると名前のわからない木や草花がたくさんある。どこかで勉強しておけば良かったなあと後悔することしばし。図鑑と見比べるが写真から判別できるのは、ごく一部。特にキノコは危ない。図鑑に食べられると書い...

  • 熊の糞

     今日も草刈り。最近ではカラ松の枝払いも始めた。  最近、私の留守に熊が遊びに来てるらしい。たっぷりと熊の糞。留守の時ならいつ来てもイイよ。居るときには来ないでね・・・  芝桜の魅力は密集するところに...

  • 春を彩るムスカリの花

     笹を刈ってから20日あまり、いろいろなものが芽生えてきた。まず目につくのが笹の子。刈っても刈っても出てくる笹の生命力はスゴイ。  この時点では、スズランかアマドコロか判断がつかない。  いつもなら群...

  • 選ばれし不幸者

     久しぶりの書き込みです。実は、突然ダイアルアップができなくなりしばらくネットにつながらない状態。原因がパソコン本体なのかモデムなのかルーターなのか突き止めるためイロイロ試した結果、どうやら「モデム」...

  • 満開の桜・野花南山荘

     連休が終わりました。出掛けたのは1日だけ。あとは山仕事に明け暮れ、陽に焼け体力はつきましたが身体があちこち痛ーい。野花南は桜の季節。満開のもあればこれから咲くのも。    草刈りと平行して耕耘機で畑...

  • 案山子 - さだ まさし

     こぶしの花が咲きました。千昌夫の「北国の春」でも春を告げる花として唄われています。  都会で暮らす男が実家から届いた小包を受け取り、早春の故郷や家族、かつての恋心を想い望郷の念を抱く唄。  白樺 青...

  • 山は山菜の宝庫

     山仕事に疲れ、山菜採り。行者ニンニクに似たものが沢山生えているが、全くニオイがしない。旨そうだが何なのかわからないので採らずにあきらめた。アマドコロ?スズラン?  コゴミを見つけたが、どうやらオニコ...

  • 橋の架け替え

     連日の山仕事では身体がもたないので昨日は休み。という訳で1日おいて今日は山仕事。野花南山荘にはいくつもの橋が架かっている。古くなると朽ちて渡れなくなる。そこで橋の架け替え。単純に板をおいただけに見え...

  • 鹿にやられたチューリップ

     先日、旭山動物園が開園した。今年の目玉は「エゾシカ館」だとか。最近、鹿が増えすぎて困っている。わざわざ動物園に行ってまでチヤホヤしなくてもいいのになあ。今週月曜、写真で紹介したチューリップ。見るも無...

  • 木蓮は地球上で最古の花木

       ネコヤナギの花穂に似た部分が割れ、中からピンクの花が顔を出す。更紗木蓮(サラサモクレン)です。木蓮の花は紫、白木蓮の花は白、その雑種が更紗木蓮です。まだ蕾がふくらみはじめたばかりですが、満開にな...

  • 趣味は草刈り

     今日午後から4.5連休。ナニして過ごしましょうか。とりあえず野花南山荘で草刈り。今日はハカいったなあ(ハカイクは北海道弁「はかどる」の意)。キレイになると気持ちいい。ここんとこ趣味は?と聞かれたら、...

2009年4月 [ 39 ]

  • winPCのカスタマイズ

     windowsに復帰後、いろいろカスタマイズを楽しんでいる。WindowBlindsでデスクトップやエクスプローラーの表示を変えてみた。今のところ現状に満足。なによりも背景が白くないので目にヤサシイ...

  • チョウチョも恋する季節

     日差しが強く日当たりのいいところでは暖かい。草刈に疲れて休んでいると、今年初めてのチョウチョが目にとまった。なんと交尾♥の最中。春だなあ。  福寿草もサカリ、気の早い土筆まで顔を出した。    子供...

  • 山荘では鹿を飼っている

     世の中には大型連休というのがあるらしい。零細な我が家では暦どおり働く。それでも休みの合い間をぬって精一杯休日を楽しむというか、肉体労働で汗をかく。とりあえず今日は、野花南で先日の草刈りの続き。今年2...

  • 春を待つ花のつぼみ

     先週、暖かい日が続いたので、そろそろスイセンの花が咲いたかしらと仕事を終えて野花南山荘へ出かけた。ただ昨日、北海道では北と南で天気が大荒れ。30センチも雪が積もったところがあるとか。まだまだ開花には...

  • 身勝手な夢敗れても夢は夢

     知人にコンナ奴がいる。  結婚するなら「メチャクチャ美しい人」で例えば、喧嘩したあとチラッと目を合わせると「あまりにも美しすぎて、すぐに許せちゃう人」。あるいは「スッゲェー可愛い人」で喧嘩のあと一言...

  • ウチの娘はマックが好き

     娘二人を乗せてドライブがてら買い物に行く。野花南に向かう時ほどではないがクルマの中では興奮状態。今日も「ホーマック」へ行った。実は同じ駐車場内に「マクドナルド」のドライブスルーがあり、買い物のあいだ...

  • 走る姿にスピード感

     もともと写真を撮るのは得意じゃない。ただ写ればイイ。芸術性を求めても叶うほどの才能もない。特に動物の写真は難しい。意思の疎通がないからと言ってしまえばそれまでだが。なかなかポーズをとってくれない。そ...

  • これで幸せになれりゃ安いもん

     linux から windows へと元サヤに納まった私だが、浮気相手の linux のところではブラウザに FireFox を使っていた。これはいろんな面で使いやすかった。例えば、FTPソフトや動...

  • アイヌネギ和風バイアグラ

     道産子なら、Everybody know。アイヌネギ。  別名ギョウジャニンニク、ヒトビロ。山で修行する行者が食べたとか、精がつきすぎて修行にならないので食べるのを禁じられたとか。クッサーイけど旨...

  • 結局windowsが本命なのか

     「だからあ、本命はお前だって。winちゃぁん!」と言ってるにもかかわらず、やはりwinちゃんは、linuxに浮気した私を許してはくれなかった。  linuxでは、何でもサクサク動く。この快感に溺れて...

  • 詩人になるとき

     人は景色によって、心洗われたり慰められることがある。ふとした瞬間、心をとらえた景色をデジカメに記録するが、その場で感じる言い得ぬ想いを伝えることはできない。きっと、その時の心の有り様が景色に何らか...

  • 野花南ブランド幻の枝豆

     不景気のため歯医者では喰えなくなり、自給自足で暮らそうと思った。ま、思っただけだが。(冗談やで)  何年か前、猫のヒタイほどの畑を耕した。当時は、耕運機もなくスコップで固い土を掘り起こし石灰を巻いて...

  • ルピナスの子供

     散策すると名も知らぬ花に出逢う。    どこから飛んできたのか生命力旺盛なルピナスは毎年、その数を増やしつづけている。そのうち「ルピナスの丘」と呼ばれる日がくるかもしれない。今はまだ小さな芽の状態だ...

  • オタマジャクシの卵

     春の訪れをつげるものは池の中にもある。水温が冷たいせいか、まだ動かないが、もう少しするとオタマジャクシが動き出す。 ...

  • 愛犬の魂が眠る鎮犬碑

     先日紹介した抜歯塚の奥にもう一つのモニュメントがある。代々飼っていた犬が眠っている。昔は土に埋めていたが春になると熊が掘り起こして食べてしまったことがある。いろんな犬の想い出があるが、ララという名前...

  • 山仕事のサラメシは握り飯

     痛ッテェー。腕も肩も腰も脚も。陽にやけて顔も痛い。  この時期から野花南山荘では、冬の間枯れていた笹が元気を取り戻す。放っておくと山全体をおおいつくすほどだ。もちろん全部を刈るわけにもいかず、抜歯塚...

  • 建設費1億円の公衆便所

     1988年から1989年にかけて、竹下内閣は「ふるさと創生事業」として市町村に1億円を配った。受け取った自治体は、地域活性化や経済活性化のために投資したが、使い道に困った自治体は「○○基金」として活...

  • 水仙はナルシスト

     写真はニラではありません。葉のカタチがニラによく似ているので間違って食べると死ぬかもしれません。リコリンという毒があります。スイセンです。まだ蕾のままですが、あんな可憐な花を咲かせるスイセンに毒が...

  • クロッカス・花サフラン

     クロッカスは、雪融けの早春に地上すれすれのところに咲きます。花の形は、晩秋に咲くサフランに似ています。サフランはブイヤベースなどのスパイスとして使われる紫の花ですが、クロッカスは白・黄・紫。春サフラ...

  • スプリング・エフェメラル

     2週間ぶりに野花南山荘へ出かけました。もうほとんど雪は残っていません。小さな花々が芽吹きはじめ、いよいよ北国の遅い春到来です。  福寿草は、春を告げる花の代表です。元日草(がんじつそう)や朔日草(つ...

  • 不幸な金持ち幸せな貧乏人

    (転載:えこのぷろぽ) 1000億円以上の資産がある人は何人?  アメリカの経済雑誌で「フォーブス」というものがあります。これは1917年に創刊した月刊誌で、フォーブスさんが発行しました。実はこのフォ...

  • ソフトの不具合について

    ソフトの不具合について 投稿者:みちのく太郎  ソフトのことでちょっとおたずねします。昨、ガールフレンド7.0からワイフ1.0にアップグレードしたところ、思いがけないことが次々と起こり困っています。ア...

  • 田村さんスイマセン

     以前、「私は違いのわかる男」でも言ったことだが、ビールと発泡酒なんか間違えるわけがない。「田村正和は嘘つきだ」と豪語していたら、息子が「変わらない」とのたまい、「間違えるわけないじゃん」という私に挑...

  • 子育てを終えても

     4月も半ば、そろそろ連休。我が家の3人の息子は、それぞれ好きな道へ進んだようだ。彼らが小さな頃、一人に一つ端午の節句グッズが与えられた。長男には鎧兜、次男には金太郎人形、三男には鯉の掛け軸。  3人...

  • 人の心を変えるには

     突然聞かれると困ることがある。「自分の携帯番号、自分のクルマのナンバー」。そんなもん覚えてない。もっと困ること。「自分の長所短所・性格」。そんなことわかるわけがない。意識したこともない。よく「人の振...

  • 野花南山荘の抜歯塚

     野花南山荘には「抜歯塚」があります。毎年、秋分の日には抜去歯をおさめ供養します。先代が残した遺産です。この抜歯塚を建立した背景には、よほどの想いがあったものと思われます。昭和63年発刊の「空知歯科医...

  • 世相からタバコを斬る

     先日上京の折、空港の喫煙室で休憩中、フリーの雑誌を見つけた。ナニゲに手に取り眺めていたら「たばこポスター&キャッチコピー集」という記事があり、面白かったので持ち帰った。まさに「時代を映す鏡」である。...

  • 時代錯誤の田舎モン

     最初の理事会ということで懇親会があった。「日歯連盟といえば料亭?」というのが私のイメージ。暗い路地にひっそりとたたずみ、粋な黒塀と緑の松や竹やぶに囲まれる古びた家屋。玄関の敷居ををまたぐと楚々とした...

  • 東京は春満開

     会議の時間を間違え、早く東京に着きすぎたおかげで探索する時間ができた。東京は桜満開!  日歯会館のある市ヶ谷付近には土手に沿って桜並木の公園があり、みごとな風景。道行く人はカメラを構えたり上を見上げ...

  • 象印歯科用石膏缶

     子供のころ、診療室や技工室で遊ぶのが好きだった。足踏みエンジンのペダルを踏んだり、バーナーのフイゴを踏んだり、ローラープレスのハンドルを回したり、見るものやること楽しかった。エバンスは耳掻きだったし...

  • ヤドリギを間近に見る

     落葉樹の枝にまん丸いマリモのような緑のカタマリ。ヤドリギについて以前書いたが、いつも遠くに見えるので実際はどんな植物なのかわからないと思う。野花南にある背の低い木に寄生したヤドリギをアップで撮影して...

  • 栗の木の新芽は鹿のご馳走

     山荘には様々の木々に実がなる。栗の大木も何本かあり、子供のころから栗ひろいを楽しんでいた。最近、樹が古くなったせいか大きな実がつかなくなった。というか、ほとんど食べられないくらい小さい。そこで、丹波...

  • 春一番の味覚フキノトウ

     毎年、春一番の味覚は「ふきのとう」。これからの季節、あちこちの土手や田んぼのアゼに生えてくる。野花南にもたくさん見られるが、雪融け時期の水気の多い場所に芽吹くものは、ひと味ちがうようだ。1年に1度は...

  • 不幸の穴

     最近、北海道のゴルフ場でフェアウェイに穴があき、不幸にも女性が落ちて亡くなったというニュースが流れた。まだ原因が特定されてないようだが雪融け水が土砂を流したらしい。どこで不幸に出逢うかわからない。ひ...

  • ララ雪解けの池で寒中水泳

     雪融けの冷たい水をものともせず泳ぎ回るララ。 ...

  • 落差15センチの滝

     氷が張っていた池に雪融け水が流れ込むと水かさが増してくる。昨年春、上の池から真ん中の池に流れ込む水量を調整しようとダムを造ったが、今のところは機能している。もう少し雪融けがすすむと決壊してまわりから...

  • 福寿草とクロッカス

     ところどころ雪が融け、少し地面が顔を出したはじめた野花南山荘では、春に一番のりを告げようと自己主張する者たちがいる。散策していると「えっ、もう福寿草が!」と言わせるために、ひっそりと誇らしげに咲く花...

  • 春の訪れを伝える根開き

     雪に覆われた木々の根元がすり鉢状に窪むのを「根開き」といいます。これは、直射日光を受けて暖められた幹からの放熱と幹に当たった日光の反射光によって周囲の雪が融けてできたものです。放熱と反射熱では放熱の...

  • とうまんロボットが大好き

     以前にも書いたが、私はシティボーイ。なんたって現在、丸井デパート新館の建つ場所で育ったのだから。北海道の大都会札幌のド真ん中で幼少のみぎりを過ごした私には、子供のころから大好きなものがある。  オ...

2009年3月 [ 19 ]

  • オトコの顔

     タバコを吸う人特有の顔つきをスモーカーズフェイス(タバコ顔)というそうだ。ニコチンが血流を悪くし、一酸化炭素が血液の酸素を運ぶ能力を低下させるらしい。  歯にヤニがついたり、ときには歯肉にメラミン色...

  • 私は右翼ではないと思うが

     憲法25条に謳われる最低限度の生活を営むためとして生活保護には、生活扶助・教育扶助・住宅扶助・医療扶助・介護扶助・出産扶助・生業扶助・葬祭扶助がある。これらの扶助は、要保護者の年齢・性別・健康状態な...

  • 初体験は気持ちイイ

     今ではもう珍しくないが、初めて経験したときは感動モノだった。高速道路を走行中、生理現象にみまわれサービスエリアのトイレに入った。小用を済ませ便器から離れると自動で水が流れてくる。ビックリしたあ・・・...

  • 含多湯(ガタタン)

     私の住んでる田舎には昔から、名物料理がある。子供のころ「幸楽」という中華料理屋さんがあり、その店のオリジナル「ガタタン」という食べ物があった。夜遅くなり、誰かが「ガタタン食べたいね」と言い出すと大き...

  • 最後に愛は勝つ

     盃よりグイ呑みが好きだ。長い間にたくさん集まった。普段使いにいくつか飾ってあり、そのときの気分で選んで使うのだが、しまい込んだものは、いつまでも陽の目を見ることがない。  磁器より陶器が好きだ。無骨...

  • 雪解け前の野花南山荘

     以前、「野花南山荘」というブログを書いていた。私が日本で一番美しい地名だと思う「野花南(のかなん)」。野の花の南にあるという、この地に我が家の山荘がある。北海道のヘソといわれる富良野の北西に位置し、...

  • ミラーリングのその後

     ハードディスクがクラッシュして、やむなく2台のHDを買ってきた私は、今後絶対にデータを失わないようにしようとあれこれカマっている。一時上手くいったようにみえたミラーリングだが、最初はよかったはずなの...

  • 漬物三昧でリッチな食卓

     昔、我が家では秋になると、いろんな種類の漬物を漬けていた。最近では、めっきり数が減ってきたが、それでも大好きな「玄米漬け」だけは欠かしたことがない。オフクロが逝ってから漬けるのは私の仕事。漬ける量...

  • 私は当て逃げ犯人

    関連記事  今日も東京出張。朝、千歳空港にクルマを駐めるとき、前回私が「当て逃げ」したらしい一時停止の標識を見てきた。きちんと修復されていたが、根元に巻いてある「黄色と黒のシート」が2枚に増えていた。...

  • 田舎住まいの田舎者

     昨日、この執行部3年間最後の理事会と網子(アゴ)別れが行われ、皆それぞれに苦労話など想い出を語り合った。この「アゴ別れ」の意味するところは「アゴでこき使う人(誰?)」との別れという説もあるそうだ? ...

  • 哀愁のボーダーコリー

     ウチの二人の娘は、ときどき窓の外を眺めながら寄り添っている。いったい何を話してるのだろう。 ...

  • マウス肘

     「テニス肘」や「野球肘」というのがあるが、今、私は「マウス肘」状態だ。毎日何時間も連続してパソコンのマウスを操作していたら、肘を動かす度に痛みを感じるようになってきた。日常生活で困ることはないが、そ...

  • 米をかしてちょうだい

     私はミーハー。結構、感化されやすい。ある時、「最近の米が旨くないのは、機械で精米するからだ。昔は臼や水車でゆっくり米を搗いていたので米ぬかに含まれる油の成分が米に浸透して美味しさを増していた」という...

  • win & linuxデュアルブート

    ♪毎日毎日、ボクラは鉄板のぉ上で焼かれてイヤになっちゃうよー ♪毎日毎日、ボクラはパソコンのぉ前に座ってイヤになっちゃうよー  というくらい、来る日も来る日もディスプレイの前に座っている。目がトロトロ...

  • windowsを諦めlinuxで

     とりあえずは、linuxでいこうと決めた「アタマの回転は早くないが、気持ちの切り替えとアレだけは早い」私にとって、どうにも気になることが・・・  このブログのトップページ、windowsのインターネ...

  • アタマの中も外も真っ白

     IDE、パラレル、シリアルATA、スレーブ、ブートマスター・・・、わっかるかなー? わかんないべなー。私にもようわからん。  ハードディスクがぶっ飛んでから、バルクの500ギガHDDを2台買ってきて...

  • 空港駐車場で当て逃げ犯

     東京から最終便で帰り千歳空港の駐車場へ。ん?マイ・ジャガーのフロントガラスにガムテープで紙が張ってあり「空港警備派出所」へ電話するように書いてある。どうやら前日、搭乗前に駐車場で車をバックしたときに...

  • ブルカミアのその後

     以前、2年間水替え不要という金魚の水槽フィルターについて書いたが、1ヶ月半が経過した。(関連記事)  底面フィルターをシリコンでコーキングしたので完璧だと思っていたが、水中ポンプの調子が悪くなり、あ...

  • 我が家に縁のない雛まつり

      私は男二人兄弟、我が家は息子3人ということで、子供の頃から雛祭りには縁がない。近所の家から雛あられを頂くくらいで白酒を飲んだこともない。  それでも、家内が嫁入り道具に持ってきた雛人形があり、毎年...

2009年2月 [ 6 ]

  • 酔ったイキオイで大ヤケド

     ホントに暖かい冬です。雪掻きの回数も少なく楽してますが、何より我が家の外階段が凍らないのがイイ。  髪を伸ばしてポニーテールにしていた頃だから7~8年前だろうか。夜、酒を飲んで家に帰り階段を上った。...

  • 美少女に恋して

     この歳になると、昔の記憶が曖昧になってくる。小学校だったか中学校だったか、図画工作だったか美術だったか、教科書の巻末に数多くの名画が載っていた。  その中の一つに「王女」という絵があり、その子に恋を...

  • ウチの娘の家出騒動

     昨日の選考委員会の顛末を詳しく書こうと思ったが、なんか一夜明けたら「もうすでに終わってしまったこと」になってしまい書く気が失せてしまいましたあ。  そこで我が家の恥?をさらすことに・・・  昨日、東...

  • 岡倉天心「茶の本」

     2月14日は、ヴァレンタイン・デー。私の誕生日である。「愛の日に生まれた愛のオトコ」がキャッチフレーズの私...。おかげで愛が多すぎて、いろいろな過ちを経験してきた(涙なくして語れない)。  そんな...

  • 愛のファミリーレストラン

    「知ってる? ほら、今度、キミんちの近くにできた 愛のファミリーレストラン」 「いや~、知らなぁ~い」 「こないだ、行って来たんだけどね、これがすごいんだよ」 「なにがぁ?」 「ハンバーグを注文したん...

  • 意識の中では無音の世界

     マイジャガーのCDチェンジャーが壊れてしまった。修理のため取り外してもらったら、すべての音がまったく出ない。チェンジャー本体にアンプが組み込まれていたらしい。CDもMDもラジオもテレビもすべて・・・...

2009年1月 [ 12 ]

  • 地球温暖化もいいもんだ

     例年に比べ雪が少なく、楽してる。朝早く起きての雪掻きはつらいからなあ。これも地球温暖化の影響なんだろうか。とすれば、温暖化も悪くないんじゃない?と思えてしまう不埒な私である。  性格が素直じゃないの...

  • 私は「違いのわかる男」

    「勘違いの男達」で書いたことだが、  「違いがわかる男」のリストに名前のなかった「田村正和」が最近、「ビールと間違いましたー」と叫ぶ「麦とホップ」。発泡酒か第3のビールか知らんけど、それはナイッテ。ゼ...

  • さすがアメリカのパワー

     いやー、スゴかったなあ。先ほどまでWOWOWの前に釘付け。何がスゴイって、アメリカのパワーに圧倒されていた。  「オバマ大統領就任記念コンサート」、1月20日の就任式に向けての記念行事の一つである。...

  • 勘違いの男達

    ♪ダバダ~  「違いがわかる男」がインスタント・コーヒーなんか飲むわけねぇだろ。と、あのCMが始まった頃、テレビに向かって毒づいていた。その「違いがわからない勘違い男」が、こんなに沢山いるとは思わなか...

  • やればできる

     「ヤレばデキる」。誤解のないように言っておくが、中学校の性教育でいうところの意味ではない。  子供の頃、親にも学校の先生にも「おまえはやれば出来るんだから」と言われた記憶がある。また、通知箋の通信欄...

  • ブルカミア

     使い始めて半月ほど経ったある朝、水槽を観てビックリ!なんと泥水のように濁り、金魚の姿も見えない。水中ポンプから水が出ていない... 原因は私の不注意らしい。底面フィルターが底から浮いていて隙間を通った粒上のブルカミアがポンプのファンによって粉々に粉砕され...

  • 期間限定の幸せを味わう

     以前、このブログで「アナタにとっての幸せとは」という記事で「我慢に我慢を重ねたあとのトイレで一気に放出する瞬間、これ以上無いほどのホッとする幸せを感じる」と書いたが、それとて一瞬だけの事。喉もと過ぎ...

  • 温まるのは鰻より人の心

     道歯では月に一度、理事会があり、その日だけ夕食が用意される。毎回弁当だが、その時によって「幕の内」であったり「助六寿司」であったり手をかえ品をかえ、事務局が苦労しているのだろう。いつも美味しく頂いて...

  • 我が家のご馳走釣りキンキ

     子供の頃から、我が家で一番のご馳走といえば「釣りキンキを蒸したもの」だった。大きな皿に1匹丸まんまを乗せ、蒸し器で蒸しただけのもの。これが一人に1匹づつあたるのだから、なんとも贅沢な気分にさせてくれ...

  • 犯罪的な匂いに抵抗できず

     我が家では、素焼きの焙烙(ほうろく)で煎茶を焙じて飲んでいる。炒りたてのほうじ茶の香りは、やはり格別。焙煎にかかる時間は、ほんの数分なので、毎回飲む直前に焙じている。そのときの気分によって、浅く煎っ...

  • バスマット物語(パロディ)

     こんな古い作家ばかりで、今の人にはわからないだろうなぁ。 オリジナル(ZENA)  湯上がりの濡れた肢体をそっとおくと、彼女の足のウラから秘部にかけて甘い戦慄がかけぬけた。 川端 康成  風呂場の檜...

  • 明けましておめでとうございます

     新年明けましておめでとうございます。年が明け、飲んで喰って居眠りして、ダラダラと過ごしています。テレビを眺めながらも知らず知らずに夢の世界に吸い込まれてしまいます。  前から不思議に思っていることが...

2008年12月 [ 3 ]

  • ハードバップジャズが好き

     以前、田舎のFM局でDJをやってました。番組で流したのは、いわゆるモダン・ジャズ。ジャズの歴史の中では、1950~60年代のビ・バップからハード・バップ、そして、60年代初めの頃からの、マイルスのモ...

  • アナタにとっての幸せとは

     あと1週間でクリスマスイブ。クリスチャンでもないのに日本人はハシャギ過ぎという意見もありますが、何かにカコツケて楽しく過ごすのは別に悪いことではないような気がします。  子供の頃のクリスマスを想い出...

  • 日本三大ブス地帯

     「日本海飛び飛び伝説」というのがあるそうだ。日本海側は「秋田美人」「越後美人」「加賀美人」「京美人」、ちょっと飛んで「出雲美人」「博多美人」というように一県ずつ飛び飛びに美人の県があるという。つまり...

2008年11月 [ 3 ]

  • 欲ふかき私は悪ろき者

    よき友、三つあり 一つには、物くるる人 二つには、くすし(医師) 三つには、知恵ある友 (徒然草第百十七段)  兼好法師が言うように、鎌倉の世から「物をくれる人はイイ人」なんです。  よくわかりません...

  • 安定した暮らし

     はたらけど はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る  石川啄木の「一握の砂」の中の短歌です。現代でいえば、ワーキングプア。一生懸命働いても低賃金で生活保護以下の生活すらままならな...

  • すすきのが億劫になる頃

     昔、あれほど居心地の良かったススキノも今となっては、雑踏をかきわけて歩くことが苦痛に感じるようになりました。非の打ちどころのない完璧な田舎者になってしまったのでしょうか。それとも、どこかに下心を置き...

2008年10月 [ 12 ]

  • 痛いネーミングきりち◎ぽ

     先週末、秋田へ行った折、ホテルの売店で「秋田名物きりたんぽ鍋セット」を土産に送り、本日届き早速、家内と二人で大宴会。旨かったあ。もうお腹いっぱい、お酒もきいてイイ心持ちですぅ。  秋田といえば「きり...

  • オイルサーディンは常備品

     最近、缶詰って食べなくなりました。きっと冷凍技術が発達したこと、それにもまして冷蔵庫が普及したことが原因なんでしょうか。やはり、生活が豊かになったせいなんでしょう。子供の頃、風邪で寝込んだときしか食...

  • カンパリソーダに騙されて

     最近、ようやくカクテルの名前と実物が一致するようになってきた。というのも推理小説を読んでいるとカクテルの登場する場面が多く、傍らにカクテル事典という本を置いて、あぁこんなお酒なんだと写真を見ながら味...

  • 喫煙者のいいわけ

     タバコ、けっこう吸います。吸いはじめて40年。ずうっとハイライトでした。今はけっこう珍しいくらいキツイやつ。なかなかヤメられません。まっ、ヤメようという気にならないというか、ただ意志がヨワイというか...

  • 正しい水割りの作り方

     お酒、あまりツヨクありません。好きですが、たくさんは飲めません。味が変わると、なんでもおいしく感じるので、いろいろ少しづつ嗜みます。ビールは、よく飲みます。最近はアサヒプレミアム熟選。つぎに日本酒。...

  • 初雪の日は嬉しい

     子供の頃から、初雪の日には、とても嬉しい気持ちになります。もちろん今、この年になっても。  季節の変わりめを肌で感じ、きっと、これから何かが変わる。そんな気持ちにさせてくれるからでしょうか。初桜、初...

  • テレビ番組最大の不手際

     以前、テレビを観ていて、とてもクヤシカッタことがある。「もうこれ以上はナイッ!」っていうくらいのクヤシサ。文字で書くと グヤジィー  っていうぐらい。これでも、どれ程なのか伝わらないかもしれないが、...

  • クスリ呑むの苦手

     クスリ呑むの苦手です。粉グスリなら、まだ何とか。錠剤は、なかなか呑み込めない。カプセルにいたっては、もう死ぬ思い。たとえば3粒のクスリを呑もうとすると、当然1粒づつ。その1粒を呑み込むためにクスリと...

  • 話がデカくなる釣り自慢

     釣りはほとんどしない。子供の頃、川でウグイを釣ったくらい。ニジマスやヤマベを釣ったこともあるが、それも釣り堀でのこと。自分が釣りに向いているのかどうかもわからない。短気な人ほどイイそうだが呑気な私に...

  • 江戸の名物とんかつ茶漬

     ミスマッチ極まりない、このメニュー。4~5年程前から東京在住の友人から「東京にはウッメェーモンがあンだぜ。何っ処にもネェーナァー、あんなウッメェーモン。今度来たら、ぜしオゴッチャウヨ!なんたって俺っ...

  • Fly me to the moon - Doris Day

     この季節、どんどん日が短くなっていきます。  薄暮が沈み山の上から月が出はじめると、とっても大きく見えます。「わあー、スッゲェー、デッカイ」と感激するほどです。時がたちそれがだんだん昇るにつれ小さく...

  • ヤドリギの賢い繁殖戦略

     夏の間は、葉が生い茂っているので気づきませんが、この季節、木々の葉が落ち始めると落葉樹の枝にまん丸いマリモのような緑のカタマリがついているのを見かけます。宿生木(ヤドリギ)です。ヤドリギは常用樹な...

2003年12月 [ 3 ]

  • ウィズ・ストリングスは冬に限る

     行って来ましたぁ、ナベサダのコンサート。札幌コンサート・ホール・キタラ。「ウィズ・ストリングス」。いわゆるヒモ付き。とっても素敵なコンサートでした。まっ、なんといっても「ウィズ・ストリングスのコンサ...

  • コンコード・ジャズフェス

     1階7列26番  これが札幌コンサートホール・キタラ大ホールでジャズを聴くベストポジション。ということで行ってきましたあ。富士通コンコード・ジャズフェスティバル。なんたって、目当てはスコット・ハミル...

  • 天は二物を与える

     またまた、マライアキャリーの新しいアルバムが出ました。  マライアはお気に入りの歌手の一人ですが、美人でキュートでセクシーで、その上歌唱力があり、なんたって8オクターブも声が出ちゃうのだからスゴイ。...

2003年8月 [ 1 ]

  • 熱波の東京jazz2003

     行ってきましたぁー、東京jazz2003  「jazzは万年」「石の上にも東京jazz」、うーん訳わからんキャッチコピー。今年で2回目のビッグイベント、東京から世界へ向けてJazzを発信しようってこ...


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