山は二人の遊び場。春先に多かったダニも少なくなり、あとの手入れも楽になってきたが家に帰ると速攻、風呂場でシャンプー。そのあと、汗だくになってドライヤーで乾かすのが重労働。
いよいよルピナスに席巻されはじめた。アチコチに見られる。
ニセアカシアの花が満開。子供の頃、アカシアの葉をコソゲトリ、手のヒラいっぱい握りしめパッと散らして放り投げ「伊賀の影丸ぅ、木の葉隠れぇー!」と叫んで忍者ゴッコをやっていた。たしか少年サンデーの漫画だったような。若い人には通じない話だな。
このニセアカシアと本物のアカシア、まったく別物。ほとんど間違って使われている。「札幌のアカシア並木」、「アカシアの蜂蜜」、西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」、石原裕次郎の「赤いハンカチ」や北原白秋の「この道」に出てくる「アカシアの白い花」は、全部ニセアカシアのこと。「ニセアカシア並木」とか「ニセアカシアの蜂蜜」なんて言われても「なんだ、ニセモノかよ」と思えてしまうもんな。ネーミングがカワイソウな木だよなあ。花は天プラで食べる。
コブシは、とっくに花が散ってしまったが葉も風情があってイイ。
葉っぱといえば、朴の木。とにかくデカイ。この写真のは直径80センチくらいある。1枚の葉の大きさが3~40センチ。芳香と殺菌作用があり朴葉味噌や朴葉寿司に使う。北海道では食材にしないため最近、口に入らないが朴葉味噌を舐めながら1杯やりたくなってきた。秋には落ち葉を拾って朴葉味噌を焼くことにしよう。
池では、コウホネ(河骨)の花が咲き始めた。ハート型の葉が生い茂り黄色い花が咲く。根茎のカタチが骨に似ていることから「河骨」と呼ばれる。この根を二つ割りにして干すと「川骨(せんこつ)」という漢方薬。止血剤や強壮剤として用いられる。最近、アッチの方がドウモという方は採りに来てもイイですよ。ていうか、アッチってドッチ?花言葉は、崇高・秘められた愛情。