相変わらず作業場にこもって木工に勤しんでいる。最近は、孫のオモチャの延長で「ゴム銃の的」作りにはまっている。輪ゴムを飛ばすゴム鉄砲の的である。イメージはテレビゲーム「The Crossing Dead」の敵役クロッシー・ゾンビーズ。これをお祭りの射的のように当てて倒す。
最初はゾンビ型だけだったが、アレンジでロボット型やネコ型も。ラワンベニヤの断面を組み合わせると面白いデザインになる。安定し過ぎると倒れないし不安定では的の役をなさない。そういう意味ではネコ型はなかなか倒れず、的としての難易度は高い。
とにかく作っていることが楽しい。寸法を計算してベニヤをカット、ボンドで接着・研磨・塗装。この単純作業に没頭していると頭の中が空っぽになり世事から解放される。作業中のBGMは、20年ほど前のラジオ番組「CLUB ZENA」。2時間番組の録音が3年半分もあるので改めて聞き直しているが、今ではすっかりゼナさんのファン。一人黙々と手を動かしながらラジオでJazzを聴き、自分の世界に浸り至福の時を過ごしている。
もちろん作品が出来上がるのは楽しいけれど、このような時間を過ごすこと自体が本来の楽しみであるので必要もないのにどんどん作品の数だけが増え続けている。
本末転倒だが、オンラインショップを作って販売することにした。これで至福の時を過ごすための名分は与えられたが、こんな目立たないブログに客が来ることはないと思う。