Tシャツの首と胴回りにゴムを通し尻尾の部分に穴を開け、安上がりの「ひっつき虫」対策万全のスタイルになったメイとララだが...
山荘に着き、これで安心と目を離していたら、いつの間にか何処で脱いだのか完全なヌード状態で「ひっつき虫」だらけ。その辺を駆け回っているうちに脱げてしまったらしい。
この「ひっつき虫」は、キンミズヒキの実。夏には黄色の花を咲かせるバラ科の植物。熨斗袋につける「水引」に似ていることから名付けられたのだが「金色の水引」とは縁起がイイ。花の咲く時期に採り天日に干したものは、口内炎・止血剤・抗菌・消炎・鎮痛に効果のある「龍牙草」や「仙鶴草」の名で漢方薬として用いられる。お風呂に入れると疲労回復の効果があるらしいが、我が家の24時間風呂では無理。
道端には、短い秋を惜しむかのようにアカマンマ(イヌタデ)が咲き乱れている。このアカマンマも赤飯を連想するイイ名前だ。昔、子供達のオママゴトには欠かせない花だった。
本格的な紅葉はこれからだが山道には確実に秋の気配が漂っている。そろそろラクヨウシーズンも終わりを迎える。今日もたくさん収穫し味噌汁を頂いた。秋の恵みに感謝!