天気と相談しながら作業を進めていたブランコ修理が、やっと終わった。サビ落とし、ペンキ塗り、座板の加工塗装、ロープワーク、何色にしようか迷いながらホームセンターをウロウロ、どれも楽しい。
一応目安としてロープの長さを決め座板に結んでいたが、実際に吊るして乗ってみると意外に伸びる。ブランコの安全基準*では、最低地上高は35㎝らしい。それ以下だと危険ということなので、座板の位置をそれぞれ地面から40cmと45cmに調整。片方のロープを結んで固定、それに合わせて反対のロープを結ぶ。その都度、乗って揺らしてロープの伸びを確認。水平でなければ結びなおし。何度も繰り返し満足な結果になったのはいいが、あまりにも揺られ過ぎてクルマ酔い状態。
錆びたチェーンの代わりに、対候性耐水性があるという16mmのクレモナSロープを使用。吊るす部分は、ネットで検索した漁師結び。確かに強固。リングキャッチの部分でステンレスリングを外せるようにしたので、冬期間はロープを外し座板をハウスに片付けることができる。
いかにも遊具という感じのポップな配色に満足している。イメージは「ポップミュージック(juice=juice)のMV」。今まで、この作業を内緒にしていた孫にLINEで完成画像を送ったら「ブランコ、どうやってつくったの?」と返信。「サビをおとしてペンキをぬって...」と返すと「だとおもったよ。ジイジのてにペンキついていたからね」。とっくにバレていたみたい。これで喜んでくれればジイジ冥利に尽きるというもの。
*都市公園における遊具の安全確保に関する指針(国土交通省)によると、一方向ブランコの場合、スイングクリアランス(着座部底面の最下点から着地面までの間隔)は、子どもが着座した状態で350㎜を基準とし、+100㎜までは許容範囲とする。