昨日採った京ブキでキャラブキを作った。いろいろレシピがあるが、大雑把にいえば甘辛く時間をかけて煮ればイイ。キャラブキのキャラは伽羅という香木のこと。この伽羅の色が濃い茶色なので伽羅色に煮たフキをキャラブキという。小牧にあった名古屋空港で天むすを買うと必ずツケアワセにキャラブキがついていたのを想い出す。
キャラブキを作るには、普通のフキより穴の細い京ブキ(山ブキ)が望ましい。この辺では繁殖地も少なく、野花南でも採れるのが珍しい。
今回は、フキの他にシイタケを混ぜ、出来上がりにゴマを散らした。ご飯のおかずに合うが酒の肴にも最高。今夜は、越乃寒梅の乙焼酎がグイグイ進みかなり酔って早い時間に寝てしまった。こんな時間に起き出してゴソゴソとブログを書いている。
1、鍋の大きさに合わせてフキをカットし、お湯で煮る。長時間煮て柔らかくする必要はない。
2、茹でたフキを水にさらす(1~2時間)。水から出して薄皮をむく(京ブキの場合、皮はむかなくてもイイ)。
3、皮をむいたフキを適当な大きさに切りそろえる(4~5センチ)。
4、鍋で昆布ダシをとり、そこに醤油、酒、砂糖を入れ落とし蓋をしてフキを煮る。味付けは、お好みで。(鷹の爪か山椒を好みで加える)
5、30分ぐらい煮たら、みりんを加えさらに煮詰める。
6、フキが柔らかくなったら火を止め、2~3時間そのまま(味が染み込む)。その後、弱火にかけ醤油を少し足して煮汁が無くなるまで煮詰める。