今年は天候のせいでジャガイモが不作だそうだ。日本最大の青果を扱う大田市場では品不足のため昨年の倍もの値段がついているとのこと。
野花南山荘ではジャガイモの茎が倒れはじめ、そろそろ収穫の時期が近づいてきた。ところが先日、覗いてみると畑の中そこら中に鹿の足跡があり、ところによっては葉が食い荒らされている。足跡は春よりも深く、かなり体重が重くなっているのがわかる。ひょっとしたら、鹿もイモの成長具合を確かめに来たのかもしれない。大きく育つのを待って喰ってしまおうという魂胆なのか。ウチの鹿は、なかなかの知恵者だ。
そういえば以前、秋に植えた花の球根すべてヤラれてしまったことがある。トウキビは育つ前にヤラれるし、ジャガイモまでとなると自給自足で暮らす我が家は、この冬、飢えを覚悟しなければならない・・・