栗の木の新芽は鹿のご馳走

 山荘には様々の木々に実がなる。栗の大木も何本かあり、子供のころから栗ひろいを楽しんでいた。最近、樹が古くなったせいか大きな実がつかなくなった。というか、ほとんど食べられないくらい小さい。そこで、丹波栗の苗を植えた。「桃栗3年柿8年」というので3年後にはゲンコツくらい大きな茹で栗を楽しみにしていたが、7~8年過ぎた今でもまったく育たない。「この木なんの木?」というくらい情けない姿。

 毎年春になると、鹿が食欲を満たしに里へ下りてくる。新芽は一番のご馳走だ。毎年、芽を喰われ続けていては栗の木も大きくなれないようだ。この時期、そこら中に鹿の糞が落ちている。

 

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