盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられていた江戸幕府の火付盗賊改方長官長谷川平蔵。中村吉右衛門が主演の「鬼平犯科帳」のエンディングでは毎回、江戸の季節を背景にジプシー・キングスの「インスピレイション」という曲がBGMとして使われていた。時代劇にラテンとはミスマッチだが、いい雰囲気出てたよなあ。フランスのフラメンコバンド「ジプシー・キングス」のインストゥルメンタル。
Gipsy Kings - Inspiration
ポーランドのギタリスト「Imad Fares」が、ジプシー・キングスの「Pharaon」という曲をカバーしている。ポーランド南部クラクフ中央市場広場でのストリートライブ。ルーパー・エフェクターを使っての多重演奏とはいえ、たった一人でジプシー・キングス7人分の雰囲気を醸し出す。
これを聴いて以来、納戸からギターを引っ張り出してきて弦を張り替え練習を始めた。30年ぶりに指先が痛い毎日を過ごしている。というのも、東京で暮らす小2の孫が最近ギターを弾き始めたらしいのを聞いて、いつか「ジイジもカッコイイ」と言わせたいがため。とはいえ、昔あんなに上手かった?はずなのに、やはり30年のブランクは大きいなあ。