何故、物置の上に100人も乗る必要があるのかしら・・・
積雪地帯では積もった雪の重さで屋根が潰れることもある。野花南では過去に木造バラックの山荘(小屋)が建っていた。冬の間は誰も訪れないので雪は積もり放題。何年かすると建物が歪みはじめ、まず戸が開かなくなる。さらに何年か経つと雪に押しつぶされて建物が崩壊する。子供の頃から2~3回は潰れては建て直しを繰り返した。
そこで、とにかく頑丈にということで国鉄から貨車を買い、山まで運んで設置した。当時、貨車の値段が幾らだったのかわからないが、2台の貨車をトレーラーで運搬するだけでも相当な費用。もちろん、地ベタにそのまま置く訳にいかないので基礎工事をした上にクレーンで吊り上げて乗せる。きっと、相当な費用だったんだろうな。
これなら、100人乗っても大丈夫だと思うが、乗る必要もないので試したことはない・・・
手前の貨車には入り口にヒサシをつけ、壁に窓を開け台所をつくり生活空間。奥の貨車には畳を敷き泊まれるようになっていたが、畳がすっかり腐ってしまい今は板張りのまま。以前は、電気を引いて照明や冷蔵庫やテレビもあったが、スローライフに必要ないので電気を止めた。リタイアしたら、ここで畑を耕しながら暮らそうと思ったこともあるが夏は虫が多いし、冬の雪カキが大変そうなのでシティボーイの私には自信がない。というより熊が出るのでチト怖い・・・
余談だが、車輪がついてると動産、車輪がついてないと不動産らしい。そのため毎年、固定資産税の納付書が来る・・・
ということは、イナバの物置に小さな車輪をつけて置いた場合、固定資産税は払わなくてもイイらしい?(ホンマかいな)。でもなあ、100人乗ったら滑りだすかもしれないから、大丈夫じゃないよなあ・・・