今年も玄米漬け用の大根を干した。50本で2500円は安いよなあ。昔はタクアンやベッタラ、粕味噌などいろいろ漬けていたが夫婦二人きりになると食べきれないし、よそ様から頂くので今は玄米漬けだけ。どこの家でも自分の家の味が自慢だが、ハッキリ言って我が家の玄米漬けは絶品。これに勝る漬物はないと思っている。コレさえあれば、なんにもオカズはいらない。何杯でもご飯をおかわりする。だから、冬は血糖値が上がる。
2斗樽と1斗樽に漬けるのだが、オイシク漬けるには大根の値段より麹やザラメ、塩、玄米など材料代のほうが高くつく。大根が干しあがるのに1~2週間、家族総出といっても家内と息子夫婦だけだが楽しい漬け込み作業が待っている。漬け終わると、あとは雪の便りを待つだけ。12月の中頃には食べ始める。今から待ち遠しいなあ。
逝ってしまったオフクロのヒモの結び方(あの当時は縄だった)にはコツがあるらしく、私がやると抜けてしまったりで旨くいかない。そこで、ゴムホースを短く切って2本のヒモを通し大根を1本づつ輪の中に入れて吊している。