紫色のキノコ

 久しぶりのキノコの畑は、大豊作でムラサキシメジが真っ盛り。固まって生えていたり、列をなして生えている。寒い時期に出るので虫食いが少なく、収穫量が多い。

 ムラサキシメジは土臭く、好みの分かれるところだが、どちらかといえば嫌われるタイプのキノコ。食べるにしても必ず茹でこぼさないと、かなり土臭く感じる。これをホコリ臭いと表現する人もいる。私が思うに味噌汁には合わないが、炊き込みご飯にすると「私はキノコ」という味を強く主張するので本領を発揮する。また、薄くスライスして吸い物の実にしたり、甘辛く煮しめたり、茶碗蒸しの具にすると旨い。基本的に醤油味が馴染むような気がする。加熱しても紫の色は変わらないので、パスタなんかに使うと美しい食材になる。幼菌は濃い紫色で、成菌になると薄くなってくる。

 

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