1988年から1989年にかけて、竹下内閣は「ふるさと創生事業」として市町村に1億円を配った。受け取った自治体は、地域活性化や経済活性化のために投資したが、使い道に困った自治体は「○○基金」として活用したところもある。
使い道に困ったあげく、宝くじを買ったり、温泉のボーリングをしたが結局、温泉は出なくて1億円を無駄にしたところもあるという。そのまま貯金して15年間で6000万円の利子を稼ぐなんてのはイイほうで、無計画なハコモノやモニュメントを建てたところもある。
無駄遣いの典型と言われた1億円のバラマキだったが、我が街では、なんと1億円もかけて公衆便所を建ててしまった。ホントにこんなもん必要なのかしら。
ふるさとの活性化ではなく、建築を請け負った業者の活性化にはなったんでしょうが。