待ちうたは色っぽく

 会議など人の集まる場所で、突然携帯電話の着信音が鳴り響き、一瞬、誰もが自分かしら?と訝ってしまう。まわりから迷惑そうな視線を浴び、気まずい思いをしながら着信音を消すという風景。普通に電子音であれば、それで済む話だが、たまに居るんだよな「ド演歌を着メロにしてる奴」。突然、大音量で三味線の音が鳴り渡り「何だ?何が始まったんだ?」と、驚くこともある。

 どんなジャンルの曲であれ、他人の趣味をとやかくいう気はないが、せめて自分に聞こえる程度の音量で充分。これ見よがしに人に聴かせようと音量レベルをMaxにするのは止めてほしいもの。という私自身もスマホに着メロを設定している。iphoneの場合、iTuneを使うと簡単に着メロを作ることができる。曲のどの部分でも40秒以内にカットすると着メロになる。

Wynton Kelly "Make the Man Love Me"


 ユッタリと美しいこの曲が、私の着メロ。流れるメロディの美しさに、おもわず聞き惚れてしまい電話に出たくなくなる。その上、音量を低く設定しているため、少しでも騒がしい環境では着信があったことすらわからない。何のための着メロ?と云われてもしょうがないが、結果的に電話に出ないで済むようになっている。そんな自分勝手な私だが、相手にも気持ちよくなってほしいと「待ちうた」を設定している。

 Beegie Adair の "Fly Me To The Moon" と"Sweet Memories"、Chris Botti の "First Noel" の3曲がランダムで呼び出し音になる。本当は、"I'm A Fool To Want You" か "When I Fall In Love" あたりを、ぜひ聴いてほしいのだが、残念ながら「待ちうた」は自分で作ることができない。

 以前の携帯では、Lee Morgan の "I Remember Clifford" が流れていた。電話をかけてきた人に「クラブに居るみたい」と云われたことがある。まさに夜の雰囲気を醸し出していたようだ。気持ちよくなりたい暇な人は、私の携帯にかけてみ...

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