私が来るのを待っていたかのように山荘入り口で、こちらを伺うエゾシカ。正面奥に見える。あまり大きな個体ではないので子供なのかも。キタキツネにしろエゾシカにしろ子供の頃は好奇心旺盛で、ある程度の距離を保ちながらも近くまで寄ってくる。
こいつらのせいで獣害にあうと腹が立つので、今では畑の作物は育てていない。もっぱら山菜狩りがメイン。今日の目当ては京ブキ。山荘内で京ブキが育つ場所は限られていて、猫のヒタイほどもない。その上、昨年笹刈り怠けたせいで京ブキ畑に笹が押し寄せ余計に狭くなってしまった。
今年の京ブキは不作、収穫量が極端に少ない。これではキンピラにしてもすぐに底をついてしまうので、併せて細めの秋田ブキも狩ってきた。京ブキは根本が紅く、秋田ブキは紅くない。
見た目で違いはわかるが、同じ太さのものを並べアップで比べてみると一目瞭然。茎の表面がツルッとしているのが京ブキ、毛羽だって筋が走っているのが秋田ブキ。