木曜の夜から家を留守にして、昨夜遅くに帰宅した。夜11時を過ぎていたので気温は2度。季節は晩秋と初冬の境目にあるらしい。私たちは肌で季節を感じるが、ある日突然、季節が変わるということはない。水彩絵の具をどんどん薄めていくように変化して、気づいたら知らぬ間に別の季節の真っ只中にいる。だからこそ毎年、季節のイベントを一つずつ重ね、自然と向き合いメリハリをつけているのかもしれない。
今朝もよく冷えていたが、青空が広がり絶好の漬け物日より。大根も干しあがり、いよいよ玄米漬けの仕込み。2つの釜で3回に分けて2升2合の玄米を炊く。麹やザラメ、唐辛子を混ぜタネを作る。樽にタネと大根と塩を重ね入れ、重しを乗せて作業終了。
水があがってきたら、重しを軽くし漬かるまで待つ。12月の中頃には、食卓を飾り我が家のメインディッシュとなる。栄養のバランスがどうのこうのと言われても、これだけでご飯が何膳も進んでしまうのだからしょうがない。
玄米が炊きあがるまで間があるので、何かしらツマミながらオシャベリタイム。「えっ、こんなものがあるの?」というものを息子が持ってきた。なんと「アズキ味のコーラ」。確かに味はアズキだ。ほかにシソ味のコーラもあるらしい。こんなものを考える奴もどうかと思うが、こんなものを飲む奴の気がしれん。