例年に比べ雪が少なく、楽してる。朝早く起きての雪掻きはつらいからなあ。これも地球温暖化の影響なんだろうか。とすれば、温暖化も悪くないんじゃない?と思えてしまう不埒な私である。
性格が素直じゃないので一度、考えてみる。「地球温暖化ってのは本当に悪いことなんだろうか?」。強調されるのは、海面上昇や砂漠化など負の側面ばかりだが、暖かい冬を経験してしまうとまんざらでもないような気が。
もともと地球は、過去に何度も氷河期・温暖化を繰り返してきた。現在、超長期的にみると氷河期にむかっているという。想像できないくらい長いスパンで考えると、地球自身、環境を変えながら存在し続け、今このとき、ほんの一瞬に過ぎない期間に人間ごときが文明の利器を振り回して多少、地球の表面を汚したとしても地球自身の生命力がリカバリーしてゆくのだろう。
砂漠化する地域もあるが、シベリアのタイガやツンドラが穀倉地帯になる可能性だってあるのだし、温暖化によって得をする人もいれば、損をする人も出てくる。温暖化で今の世界の秩序が乱れ、国際的な力関係が変わってしまうことから、国際政治問題として取り上げられている側面もある。言い換えれば、これはエコではなくエゴだ。いたずらに不安を煽るだけでなく、何が不都合な真実なのか教えてほしい。
ただなあ、明日の天気予報でさえ正確に当たらない世の中、長期的な気候変動が本当に予測できるのだろうかと心配になってくる。