鹿との闘い

 眠っていた山が笑い始める季節。この時期心配なのは、山荘の記念樹たち。人間でさえタラやコシアブラの芽に舌鼓を打つくらいなのだから、鹿にとっても木々の新芽は美味にちがいない。恰好のエサとして芽を摘まれると、そこで成長は止まり枝だけが伸びてしまう。昨年秋に植えたハルニレは支柱を立てネットでがっちりガードしてるので安心だが、広がる枝を縛っただけのミズナラが気に掛かる。

 

 新車がドロだらけになるのを覚悟で山荘へ出かけた。行けるのは入り口まで、まだクルマは入れない。足を踏み入れると、雪の重みで折れた枝が散乱し荒れ放題。特に古いエゾノコリンゴの被害が大きい。雪融けを待ってチェンソーが活躍することになりそう。

 案の定、ミズナラは雪の重みで倒れていた。支柱を立て元の姿に戻し、周りのネットを張り直し防鹿対策。それでも背の高い鹿ならネット越しに伸びた枝先に届くかもしれないので、結束バンドを何本も外向きにつけ、覗き込む鹿の顔にチクチク刺さるようにイヤガラセをしてやった。ざまあみろ。

投稿の新しい順

  • 呪われたトルクヒンジ

     コリントゲーム最新作は落ちるボールを裏側の引き出しに受けていたが、その分、盤の厚みが増し持ち運びに不便。そこで第2作は、引き出しの代わりに折りたたみできるボックスに変更した。使用しないときは裏側に...

  • 遺作は木を切るヘイヘホー

    今最もハマっている最新作、盤面右下から打ち出された球は、トップまで登り左側面を駆け下り最下点に達すると、そのまま右側面カーブに沿って登り上部左側面カーブに飛び移りトップに達して落ちてくる。どこまで登りきるか...

  • 数学界からの挑戦状

    ビバリー1000マイクロピース「ジグソマニア」 ビバリー1000マイクロピース「眠くなるパズル」  「眠くなるパズル」の完成まで約4週間。上級者の挑戦さえ危険!の言葉通り難解なパズル。同系色の色違いを...

  • 眠くなるジグソーパズル

     冬の間は、山荘通いもお預け。いくら四駆とはいえ、雪が深く乗り入れることもできない。今シーズン初めは大雪のため自宅周りの雪かきに忙しい思いをしたが、後半は雪が少なく楽をさせてもらった。そうなると午前中...

  • 手が届かない姫リンゴ

     姫リンゴの実が熟している。いつもなら低い枝の実を採り放題なのだが、雪の重みで枝が折れたせいで、かなり手を伸ばさなければ収穫できなくなってしまった。梯子をかければ真っ赤に熟した実に手が届くのだが・・...


  |  全記事一覧

  すべての記事概要

  ラジオ録音盤

  リンク

CLUB ZENA

Powered by Movable Type 5.14-ja

  SSL証明書



  |  全記事一覧