カエルが鳴くと雨が降る

テマリカンボク(手毬肝木)

 テマリカンボク(手毬肝木)が満開。咲き始めは薄緑だが、満開になると「スノーボール」という名に相応しく真っ白になる。オオデマリと似ているが、葉の形が違うので区別できる。満開の花を撮影しようとカメラを近づけると、葉陰でカエルが休憩中。

 北海道のカエルは、エゾアカガエルとニホンアマガエルの2種のみ。アマガエルも茶色になることがあるが、アカガエルは緑にならない。アマガエルの指には吸盤があるがアカガエルにはない。また、アカガエルの背には隆条があるが、アマガエルの背にはない。などの特徴があり、ほとんど間違えることはない。休憩中のカエルは、ニホンアマガエル(Hyla japonica)。

 ちなみにエゾアカガエル(Rana pirica)の学名にある"pirica"は、アイヌ語のピリカ(美しい)。「美しいアカガエル」という意味だが、命名者の美的感覚は私のとは違うようだ。

ニホンアマガエル

 ニホンアマガエルの鳴き声は「ゲッゲッゲッゲッ」「クワックワックワッ」と表現される。鳴くのはすべてオス。♪かえるのうたがきこえてくるよ、クワッ クワッ クワッ クワッ ゲゲゲゲゲゲゲゲ クワッ クワッ クワッ♪ の輪唱曲「かえるのうた」の主人公はニホンアマガエルなのかも。

 繁殖期、夜の田んぼにカエルの大合唱がこだまするのは、オスがメスに自分をアピールするため。カエルは一般的に繁殖期の夜にしか鳴かないが、ニホンアマガエルは「雨蛙」の名のごとく雨が降りそうになると繁殖に関係なく昼でも鳴く。「雨鳴き(あまなき)」「レインコール」という。

投稿の新しい順

  • おいこら鹿、シカられるぞ

     目の前の田んぼにエゾシカの姿。えー、それってマズイじゃん。「おーいこら、シカられるぞ!早く出れや」。ウチの山の周りには、延々と防獣電気柵が張り巡らされているというのに。こんなに自由に鹿が行き来できるのなら、いったい何のための電気柵なのさ。

  • 京ブキと秋田ブキの比較

     京ブキは根本が紅く、秋田ブキは紅くない。見た目で違いはわかるが、同じ太さのものを並べアップで比べてみると一目瞭然。茎の表面がツルッとしているのが京ブキ、毛羽だって筋が走っているのが秋田ブキ。

  • カエルが鳴くと雨が降る

     北海道のカエルは、エゾアカガエルとニホンアマガエルの2種。繁殖期、夜の田んぼにカエルの大合唱がこだまするのは、オスがメスに自分をアピールするため。カエルは一般的に繁殖期の夜にしか鳴かないが、ニホンアマガエルは「雨蛙」の名のごとく雨が降りそうになると繁殖に関係なく昼でも鳴く。「雨鳴き(あまなき)」「レインコール」という。

  • 哀愁のキタキツネ

     気温23度。日陰にいると涼しい風が渡り過ごしやすいが、陽に晒されて山仕事をしていると汗が吹き出してくる。木を伐り倒し、枝を払い玉切りにして運び出す。払った枝を一箇所に集め片付ける。単純な作業だが、結...

  • トドマツノキバチ

     キバチは産卵管を使って木の内部に産卵し、孵化した幼虫は木の内部をエサにして育つ。キバチ科は針葉樹をエサにする「キバチ亜科」と、広葉樹をエサにする「ヒラアシキバチ亜科」に分類される。複眼と複眼の間が黒くなっているのはトドマツノキバチ。



 すべての記事概要

 リンク

CLUB ZENA

ラジオ録音盤
Powered by Movable Type 5.14-ja