今日もまた観てしまった。「スウィングガールズ」。もうこれで何度目だろう。この映画を観ると必ず、鼻の奥がツンとして目頭が熱くなる。別に悲しい映画ではないのだが、女子高生達が吹き替えなしでビッグバンドジャズ演奏するシーンにグッとくる。役者とはいえ、ここまで旨く演奏できるようになるということに感動するのだろう。
デクスター・ゴードン主演の「ラウンド・ミッドナイト」、チャーリー・パーカーの「バード」、バド・パウエルをモデルにした「ラウンド・ミッドナイト」、子供の頃に学校の引率で観た「グレン・ミラー物語」などなどJazz関連の映画はずいぶん観てきたが「スウィングガールズ」ほど楽しい映画はない。
子供の頃から好きだった映画「愛情物語」。この映画で「ショパンのノクターン」を知った。音楽も素晴らしいのだが、ラストシーンでは必ず泣く。映画と音楽は絶対に切り離せない要素だが、特に「海の上のピアニスト」のエンディングテーマ「ロスト・ボーイズ・コーリング」は、何度聴いても感動する。エンリオ・モリコーネの作曲だが、ピンクフロイドのロジャー・ウォータースが歌い、ヴァン・ヘイレンのエディがギターを弾く。世の中にこんな美しい曲があるのかしらと思えてしまう。これ絶対オススメ!