誰にでも伝わる幸せの味

 午後から2時間ほど空き時間ができたので、仕事を抜け出し山荘へ。ここ何年かキノコを探しているが、毎年決まって同じ場所に同じキノコが出る確率が高い。必然的にラクヨウを探すときも、まず最初は「ここ」という場所がある。いわば、私の秘密のラクヨウ畑。一昨日見たときは、全く気配なし。こんなに寒くなっても出ないなんて、今年は凶作と諦めていた。

ラクヨウキノコ ところが、なんと!キノコの神様は私を見捨ててはいなかった。例の秘密の畑、2日前とは大違い。今まで出れなかった分、一気に大放出。ココにもアソコにもラクヨウだらけ。舞茸ではないけれど、踊り出したくなるほどの大感激。待ちに待ったラクヨウちゃんとのご対面。まるでフィーリングカップル5対5の赤い糸で結ばれた時のような天にも昇る想い。

 早速今夜は、ラクヨウの味噌汁を頂いた。やっぱり「はあー、旨いなあ!」という声が出てしまう。なんで、こんなに旨いんだろう。世の中、いろんな旨いものがあるけれど、幸せを感じる旨さというのは、これしかないと思う。キノコの出汁の味噌汁に大根おろしを入れただけのシンプルなもの。今年も味わうことができたので、寿命が5年ほど延びたような気がする。

 左下の写真が、本日の授かり物。ラクヨウにシロヌメリイグチ、ニセアブラシメジにタマゴタケ。今夜の夕飯は、ハナビラタケの炊き込みご飯とタマゴタケ入りの卵焼き、ラクヨウの味噌汁に塩鮭と漬け物。味噌汁をドンブリ2杯も頂いた。ほとんど山の恵みで生かされている。山の神とキノコの神様に感謝。

ラクヨウキノコ ラクヨウキノコ

 いつものことだが、家内は私の採ってきたキノコは一切口にしない。だから、炊き込みご飯も卵焼きも私だけのメニュー。ところが、ラクヨウだけは大好物。今夜もドンブリにタップリの味噌汁を飲んでは「はあー、美味しいねぇ!」と声に出していた。やはり、幸せの味は誰でも感じるようだ。

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