鮭の酒びたし

 労働のあとの晩飯は旨い。木こりの私は、今夜贅沢をして先日土産に頂いた「鮭の酒びたし」を味わった。塩引鮭を半年間、日本海の寒風で乾し上げたものを薄くスライスしたモノらしい。新潟の村上に伝わる高級珍味。そういえば、村上の加島屋さんの「さけ茶漬」は旨いよなあ。キングサーモンの焼きほぐし。脂がのって、おにぎりの具には最高。北海道でも、なかなか味わえない絶品だ。

 その村上の高級珍味「鮭の酒びたし」。お酒を振りかけて頂くらしい。早速、皿に移し酒をかけまわし口にした。ん?カラスミのような歯触りに濃厚な凝縮されたウニのような香りが口の中に広がる。噛んでいると確かに鮭の味が滲み出してくるが、鮭トバのように脂っこくなく繊細だ。これは酒がススム!

 とかなんとか言いながら、結局、今夜もまた呑んでしまったあ。旨いモノには旨い酒!これが長生きの秘訣?ていうか、肉体労働のあとのアノ塩加減がよりオイシク感じさせてくれたのだろう。でもなあ、明日から日曜まで連チャンで外出。「木こり」はお休みだし、それ以前に家で晩飯喰えないモンなあ。しばらく「酒びたし」はオアズケ状態。ていうか外で、私自身が「酒びたり」になっているかも?

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