以前、「私は違いのわかる男」でも言ったことだが、ビールと発泡酒なんか間違えるわけがない。「田村正和は嘘つきだ」と豪語していたら、息子が「変わらない」とのたまい、「間違えるわけないじゃん」という私に挑戦状を突きつけてきた。売られたケンカは買わなきゃ。ということでブラインドテスト。
どれがどれかわからないように注いでもらい、グラスの下に正解用紙を伏せておく。私と家内と息子と嫁の4人での勝負。私の場合、ひと口呑むとわかってしまうって?解答用紙に記入して改めて呑みなおすと、ん?なんだか自信が揺らいでくる。息子は悩みながら一生懸命味くらべ。ピザが焼けるまでの10分でタイムアップ。
さあ、いよいよ答えあわせ。私の場合、3本のビールと3本の発泡酒のうち、ビールの銘柄を含め4本が正解。不覚にもアサヒスーパードライとグリーンホップという発泡酒を間違えてしまった。家内と嫁も銘柄は別にしてビールと発泡酒の違いを呑み分け4本が正解。「変わらない」とのたまった息子だけが正解2本の最下位。ま、とりあえず豪語していた私としては面目躍如というところ。ところが、そのあとグラスが入り乱れ、どれがどれだかわからなくなってしまった。そうなるともう、どれを呑んでも変りなく結局はどれでもイイということに。ピザと生春巻きでお腹いっぱいになる頃には、ただの宴会に・・・
最後は、田村正和が間違えたという「麦とホップ」で締めくくり。いやあ、恥ずかしながら間違えましたあ。田村さあん、嘘つき呼ばわりしてスイマセンでしたあ。