The Dark End of the Street

James Carr - The Dark End of the Street The Dark End of the Street / James Carr

 ジェイムス・カーの代表曲「ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」、1967年ビルボードのブラック・チャートで上位に輝いた。不倫関係の二人がいつも密会する「街はずれにある暗がり」が曲のタイトル。多くのミュージシャンにカバーされている。なかでも、ライ・クーダーのアルバム「Boomer's Story (1972)」で演奏するボトルネックギター奏法の音色が印象的。

Ry Cooder ‎- Boomer's Story 「Boomer's Story」はアルバム3作目、邦題「流れ者の物語」。ライ・クーダがワールド・ミュージックに傾いてゆく以前のアメリカ南部の薫りがムンムン。いまだにこのアルバムに執着しているのは、B面1曲目を飾る「The Dark End of the Street」との衝撃的な出逢いのせい。枯れたスライド・ギターの音色にヤラれてしまった。後に札幌狸小路のシアター・キノで「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 」を観ることになるのも、第1回東京JAZZ(2002)で来日したキューバの美空ひばり「オマーラ・ポルトゥオンド」と出逢うことになるのも、すべてライ・クーダのこのアルバムから始まる。

The Dark End of the Street / Ry Cooder

 それにしても「amazonプライム」の会員であれば、このアルバムがタダで聴けてしまうなんて便利な世の中になったなあと思う反面、複雑な心境でもある。

投稿の新しい順

  • 眠くなるジグソーパズル

    冬の間は、山荘通いもお預け。いくら四駆とはいえ、雪が深く乗り入れることもできない。今シーズン初めは大雪のため自宅周りの雪かきに忙しい思いをしたが、後半は雪が少なく楽をさせてもらった。そうなると午前中の...

  • 手が届かない姫リンゴ

     姫リンゴの実が熟している。いつもなら低い枝の実を採り放題なのだが、雪の重みで枝が折れたせいで、かなり手を伸ばさなければ収穫できなくなってしまった。梯子をかければ真っ赤に熟した実に手が届くのだが・・...

  • 愛犬ララのパピー時代

     アイディアが停滞気味。十二支の犬が、なかなか決まらない。そこで、我が家の愛犬ララをモデルに。14歳の老犬ボーダーコリー。最近、足腰が弱くなり自力で階段を上がることも難しいほど。やはり元気ハツラツなほ...

  • 毎日が試行錯誤の連続

     3回目のワクチン接種が終わり、大きな副反応もなくとりあえず一安心。もともと出歩く方ではないので、まん防対象地域になっても影響なく暮らしている。  午後からは工房にこもって、ベニヤ板を切ったり張ったり...

  • シンプル=必要最小限?

       孫の作品に触発され、いかに無駄を省きシンプルに表現できるかイメージを膨らませている。結局、ネズミの最終形はこうなったが、牛はまだ煮詰めている段階。十二支の最初の二つでつまづいているので、いつにな...


  |  全記事一覧

  すべての記事概要

  ラジオ録音盤

  短編小説

  リンク

CLUB ZENA

Powered by Movable Type 5.14-ja

  SSL証明書



  |  全記事一覧