春の訪れを伝える根開き

 雪に覆われた木々の根元がすり鉢状に窪むのを「根開き」といいます。これは、直射日光を受けて暖められた幹からの放熱と幹に当たった日光の反射光によって周囲の雪が融けてできたものです。放熱と反射熱では放熱の方がより大きい力が働いています。樹木の北側は日が当たらないため雪が融けずに木と雪が接していると思われがちですが、実際は融けてすり鉢状になっています。これは、北側にわずかな窪みが形成されると、窪みの斜面は南を向くため日光の入射角が大きくなって融け出すためです。根開きは春の訪れを伝えるしるしです。

春の訪れを告げる根開き 春の訪れを告げる根開き

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