季節ならではの旬の味、アイシメジとアカモミタケのキンピラ。茹でこぼしたアイシメジとアカモミタケを刻み、ごま油と酒、醤油と味醂で甘じょっぱく炒りつける。ご飯に混ぜるので、鷹の爪や煎り胡麻はなし。
常備菜としてキンピラをよく作る。いつでも手に入るせいか当たり前すぎて「ゴボウと人参」や「レンコン」のキンピラに季節を感じることはないが、春には「ウドの皮」や「蕗」、秋になると「キノコ」が季節のキンピラの主役になる。養殖のマイタケやエリンギもキノコには違いなく、これはこれで美味しいのだが、やはりこの季節にしか味わえない山のキノコで旬を堪能したい。特に好きなのはアカモミタケ。ご飯のおかずや酒のツマミにもなるが、炊きたてご飯に混ぜてキノコご飯が絶品。炊き込みにするより旨いと思う。