勘違いの思い込み

 シャツやアウターは「Eddie Bauer」、チノパンは「Dockers(2007日本撤退)」のクラシック。というのが私の定番だったが、ついに上から下まで「Uniqlo」に染まってしまった。

 孫の冬物を探しに行ったついでにユニクロで、買うアテもなくウロウロ。目につく値札の安さにビックリ。だからといって何が欲しいわけでもなくブラブラしていると、壁一面といっていいほどに大きくレイアウトされた何枚ものポスターが目に映る。これがまた「黒木メイサ」や「高良健吾」ら素敵なモデルさんが決めのポーズで写っているのだから、とにかくカッコイイ。体型がスリムで脚は長く、現実離れした美しすぎるスタイルは見ているだけで惚れ惚れしてしまう。その上、黒木メイサの目線が常に私をとらえて放さない。(そう見えるんだからショウガナイ)

 こうして黒木メイサに見つめられながら店内を一周していると、彼女と同じモノを着たり高良健吾と同じパンツを履いたら自分も脚が長くカッコ良く見えるような気がしてくるから不思議だ。

 思い込みとは恐ろしいモノで一度そんな気が芽生えると、それはスグに信念へと生まれ変わり、そのことに何の疑問も持たなくなる。都合よくというか偶然というか、たまたまそこに陳列されている同じパンツを手に取るとタグに【すっきり見えるシルエットにこだわったパンツ。[脚長効果]:(中略)~脚が長く見えます。[立体設計]:(中略)~ヒップ周りがすっきり見えます。】と書いてある。

 そうなんだ。脚が長く見えてヒップ周りがすっきり見えるらしい。この際、着る人の体型に関係なく、そう見えるんだろうと思い込んだまま試着室へ向かい、結局、同じ型のパンツの色違いを3本も買ってしまった。カッコエエぞぉ。

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