どうでもいいコダワリ

 我が家の玄米漬けは、先月漬けたばかり。まだ樽の封を切れないので、漬けてすぐに食べられる福神漬けを作ろうと思っているが、なかなか暇がない。

 福神漬けには、大根・胡瓜・茄子・なた豆・蓮根・生姜・紫蘇の実など7種類の野菜が入る。野菜を細かく刻み味醂醤油に漬けたものだが、自家製のものは甘過ぎず着色料を入れないので自然の色合いで旨い。具材が7種類のため「七福神」が名前の由来とされている。我が家では、なた豆が手に入らないので代わりにゴボウを入れ、7種類にこだわる。

 私は「五目ラーメン」や「五目あんかけ焼きそば」を食べるとき、何種類の具が入っているかを確かめずにはいられない。同じものでもメニューに「広東麺」と書かれていると気にならないのだが。というのも10種類の具が入っていなければ「五目」とは呼べないからだ。もともと目は2個でワンセット。8種類の具では四目、6種類の具では三目になってしまう。ましてや奇数個の場合、料理人の感性を疑ってしまう。

 たいていは、豚肉・エビ・イカ・白菜・人参・竹の子・きくらげ・ナルト・ウズラの卵・クワイなどであるが、小さなホタテやワカメが入っていることもある。10種類より多くても少なくても「正しい五目ラーメン」とはいえない。

 丼が来ると、箸で選別して指を折りながら数えていく。だから、いつも伸びた麺を食べることになるが、きっちり10種類だと嬉しくなり「イイ仕事してるなあ!」と妙なところに納得して味わって頂く。逆に正しくないとガッカリ感の漂う中、しょうがなく頂くことになる。

 同じように「もりそば」を注文して、薬味にワサビが付いてくるとガッカリしてしまう。

 どうでもいいコダワリだが、もともと「コダワル」というのは、ツマラナイことを気にするという意味。最近、誤った使われ方がされているようで、「環境問題にコダワル」という言い方は「環境問題など、ツマラナイことだが気になる」ということになる。「環境問題に関心がある」と言うべきだろう。と、どうでもいいことにコダワッテいる・・・

投稿の新しい順

  • 幻の薄焼き玉子の春巻き

     あれは現実だったのか、幻だったのかと疑うほど遠い昔の想い出。50年以上も前の学生の頃。東京か名古屋か京都か場所は定かでないが、一人で入った街の小さな中華料理店。入り口を入ってすぐ左手の席。道路に面し...

  • お爺さんは山へ薪を拾いに

     間伐作業の切り落としを拾いに山に入った。ホンダの運搬車で山に分け入り切り落とし材を積んでは長い坂道を降りてくる。キャタピラーが付いてるとはいえ、ヌカるんだ凸凹道に車体が傾き倒れそうになる。何よりも間伐材の根元を切り落とした部分、太くて重い。運搬車や軽トラへの積み下ろしは重労働。重量挙げの選手になったみたい...

  • 林齢60年のカラマツ間伐

     林齢60年のカラマツを間伐。日曜のせいか作業している様子はなく、重機と切り出された間伐材が積んであるだけ。作業道に沿って登っていくと、長さを切りそろえるためにカットされたのか薪にちょうどいい長さの玉がたくさん転がっている...

  • 改めて食育の大切さを知る

     ご飯にナニかを乗せて食べるのが嫌い。ご飯とオカズは別々に食べたい。ご飯はご飯、オカズはオカズ。例えば納豆。納豆は好きだが、ご飯と納豆は別に盛って食べる。ちなみに好きな納豆の薬味は、オカカと刻みネギ。...

  • アスカソ・エスプレッソ

     酸味のあるコーヒーが苦手。のはずが最近、劇的に嗜好が変化してきた。コンビニのカフェラテに慣らされた味覚は、モカエキスプレス(直火式エスプレッソ)で濃く淹れたコーヒーにミルクと砂糖という甘苦い味に満足...



 すべての記事概要

 リンク

CLUB ZENA

ラジオ録音盤
Powered by Movable Type 5.14-ja