9日午前、台風の影響もなく千歳の空は曇天。フライトに支障なく無事出発。ただ、この季節は修学旅行シーズンらしく空港待合室は子供達の団体でイッパイ。搭乗したボーイングA320は定員166名だが、前方3列両サイドだけが一般乗客。4列目以降は三重県の修学旅行生で満席という状態。
この日の機長さん、かなりサービス精神が旺盛な人らしい。離陸時に普段の角度より急上昇で上がるものだから機内後方から歓声とドヨメキが上がった。その上、上空に達すると三重県のナントカ高校の生徒達へ挨拶のアナウンスがあり、イロイロと細かく説明をしてくれる。「100メートル上がると気温が0.6度下がるので、窓の外の気温はかなり低くなっていますが、危ないので絶対に窓を開けて手を出さないで下さい」とウケをネラった話をするのだが、生徒達からはマッタク反応無し。北海道で遊び疲れて熟睡中だったのかも。後ろから声が聞こえたのは、離陸と着陸の時だけ。せっかくの機長さんのサービスも台無しになってしまったようだ。