今年もあと1日。家の中は正月を迎える準備で忙しい。後片付け大掃除も終わり、あとはご馳走づくりだけなので、もう私の出る幕はない。玄米漬けでも出そうかなとベランダの樽を覗くと大雪に覆われ、そこにたどり着くまでが大変そうなのでパス。
何かしてないと落ち着かず、昼食にコーンブレッドを焼く。コーンミールで焼いたパンは、ほのかにトウモロコシの香りがして、まさにアメリカの味。ひと口噛むと「大草原の小さな家」が脳裏をかすめる。トム・ハンクスの映画「グリーンマイル」では、服役中のジョン・コーフィがコーンブレッドのカケラをネズミのMr.ジングルスにもおすそ分けするシーンが。
コーンブレッドで食欲が満たされたら、どうしても Lee Morgan の「Cornbread」が聴きたくなり、それから午後は Jazz三昧。Lee Morgan のジャズロックにはまるとヤメられない止まらないで「Sidewinder」や「Candy」「Rumproller」にノリノリ♪
結局、このカテゴリーから抜け出せず、Lee Morgan の「Sweet Honey Bee」に行き着く。この曲といえば、なんといっても元祖デューク・ピアソン。メインテーマを吹くジェームス・スポールディングのフルートが印象的。それにしても何という色気のない手抜きな感じのジャケットなんだろう。
ここまで、ズーッとファンキーなジャズロックを聴き続けてくると、この歳でもヒップホップが素直に受け入れられるようになるから不思議だ。ていうかオリジナルよりいいじゃん♪