この時期、山荘ではヤルベキ事が多すぎる。平日の午後と土日は時間の許す限り、山荘で過ごす。草刈りや笹刈りはもちろんのこと、林内の下刈り。雑木を切って地面に陽が当たるようにする。伐採した木は太さによって選別。薪にならない細い木や枝は一カ所に積んであるが、半端ない量のため処分に困っている。廃棄物処理法や消防法のため焼却炉であっても野外で燃やすと警察に連れて行かれるらしい。野外でなければイイということなので、休憩室に薪ストーブを設置して燃やすことに。ついでに作業の合間に温かい料理もできるので一石二鳥。
ストーブと云えば煙突だが、窓を半分潰し珪藻土のメガネ石を取り付けた。このメガネ石、重さ2.7kgで軽量だが価格は高め。最初知らずに安価なコンクリート製のモノを買ってきたところ、ナント重さ17kg。持ち上げるのも大変だが、これを乗せたら窓枠が壊れてしまうかもしれないので急遽買い直し。よくやるパターンの安物買いの銭失い。壁内部は発泡スチロールで断熱したが、注文したステンレスのメガネ石カバーが届いてないため煙突工事はいったん中止。壁を張るのは日を改めて。このところ安定しない天気のため、雨に濡れないよう外側からビニールシートで防滴している。
窓枠の上にあるのは、貨物列車独特の形状をした換気口。雨は降り込まないが虫が自由に出入りできる。ずっと気になっていたので、大工仕事のついでに塞いでしまうことに。形に合わせて材を切り、アールの部分はカンナで調整してゆく。山荘には電気がきてないので電動工具は使えず、すべて手作業。根気のいる作業だが、なんとか満足出来るレベルで完成。