雨が多く平均気温15℃以下、最低気温10℃前後になるとラクヨウキノコが一斉に出始める。それ以前にも単発的に見られるが採れる量はごくわずか。
毎年、秋分の日に行う「抜歯塚供養」と「家族総出のラクヨウキノコ狩り」だが今年は間に合わず、1週間ほど遅れて大量発生がやってきた。
他にも食べられるキノコは見つかるが、やはり「ラクヨウ」を見つけた時の喜びにはかなわない。同じラクヨウと呼ばれるキノコでも「褐色のヌメリイグチ」よりも「茶褐色のハナイグチ」は別格。「オンナキノコ」の女王様は気品に満ちている。
味噌汁にする限り、ほとんど味に違いはないが、その容姿から見つけて嬉しいのは、ハナイグチ(オンナキノコの女王)>ヌメリイグチ(オンナキノコ)>シロヌメリイグチ(オトコキノコ)。
今夜は、ラクヨウの味噌汁でタメ息をつくほどの幸せに浸る。