今年の初物、落葉キノコ。まだハシリなので数は少ない。野花南山荘は、これから秋にかけてキノコの山となる。深く分け入らなくても散歩の感覚でキノコ狩りが楽しめる。ハナイグチ(落葉キノコ)は、落葉松(カラマツ)林に生える。地方によって呼び名は異なり長野県ではジコボウまたはリコボウ、石川県ではイクチと呼ぶらしい。北海道では単にラクヨウと呼ぶ。
一番旨いのは、なんといっても大根おろしを加えた味噌汁。一口飲むと「ハアー、旨い!!!!!!」と感嘆符が並ぶ声が出る。その瞬間、生きててヨカッターと思えるほどの幸せを感じてしまう。きっと私は、キノコから生まれたに違いない。今夜も早速、味噌汁で頂いた。旨かったなあ。メッチャ幸せ!毎年、たくさん採れるので冷凍保存する。
秋になると池の鯉もまるまると太ってくる。釣り竿を垂らすとスグにかかってきそうな程、たくさん泳いでいるが、カワイソウで釣り上げることができない。ところがララはオカマイナシに泳いで追っかけ回す。当然、魚の方が逃げ足が早く捕まえることはできないようだ。というか、飛び込んだ時点で逃げてしまう。
季節は晩夏。これから秋を迎えるが、今を盛りに咲く花もある。花魁草(おいらんそう)、正式には、草夾竹桃(くさきょうちくとう)。昔のオイランのオシロイの香りがするという。花びらを摘んで根もとを吸うと甘い味がする。花のカタチは花魁のカンザシにも似ているようだ。
この花の葉をよく見ると、以前書いた「一攫千金」という記事で大麻と間違えたヤツ。「花魁とマリファナ」、なんか淫靡だなあ・・・