蒸しかまど、文化ナベ、ガス炊飯器、電気炊飯器と我が家の「ご飯」も時代の流れととともに炊き方が変わってきた。現在、「圧力式電気釜」というモノで炊いているが、圧力が高いと旨くなるのかどうかわからない。
風化した想い出を美化しているだけなのか、ただ、腹を空かしていただけなのか、子供の頃に頂いていた「蒸しかまど」で炊いたご飯の味やオコゲの味が一番だったように思う。「ガス炊飯器」の味も捨てがたく、お腹いっぱい食べることができた年代の想い出の味だ。
今となっては、食べる量も少量になり。というか量を制限されるようになると簡便さが優先され「電気釜」の味に慣らされてしまった。ただ、この電気釜はスグレモノ。ご飯だけじゃなくナンでも炊けるようだ。圧力式ではない古いタイプの釜で、ケーキを焼いている。
とにかく簡単にということで、ホットケーキミックスにバターや卵、牛乳、砂糖を入れ、かき混ぜて炊飯スイッチを押すだけ。我が家の場合、「普通炊き」ではなく「玄米炊き」のメニューを選び、時間を長くして焼き色を濃くしている。
焼き上がったら切り分け、娘達はそのままで、私たちはシナモンシュガーを振りかけて頂く。休日のブランチはユッタリ気分