鮭の酒びたし

 労働のあとの晩飯は旨い。木こりの私は、今夜贅沢をして先日土産に頂いた「鮭の酒びたし」を味わった。塩引鮭を半年間、日本海の寒風で乾し上げたものを薄くスライスしたモノらしい。新潟の村上に伝わる高級珍味。そういえば、村上の加島屋さんの「さけ茶漬」は旨いよなあ。キングサーモンの焼きほぐし。脂がのって、おにぎりの具には最高。北海道でも、なかなか味わえない絶品だ。

 その村上の高級珍味「鮭の酒びたし」。お酒を振りかけて頂くらしい。早速、皿に移し酒をかけまわし口にした。ん?カラスミのような歯触りに濃厚な凝縮されたウニのような香りが口の中に広がる。噛んでいると確かに鮭の味が滲み出してくるが、鮭トバのように脂っこくなく繊細だ。これは酒がススム!

 とかなんとか言いながら、結局、今夜もまた呑んでしまったあ。旨いモノには旨い酒!これが長生きの秘訣?ていうか、肉体労働のあとのアノ塩加減がよりオイシク感じさせてくれたのだろう。でもなあ、明日から日曜まで連チャンで外出。「木こり」はお休みだし、それ以前に家で晩飯喰えないモンなあ。しばらく「酒びたし」はオアズケ状態。ていうか外で、私自身が「酒びたり」になっているかも?

一人鍋

 昨夜遅くに帰宅し、朝までパワポの原稿作りをしていたせいで遅めに起きた。なんと早朝には雪がちらついていたそうだ。積もるほどの雪ではなく、私が起きた頃には跡形もなく消えていた。残念やったなあ。いつも初雪の降る日には、イイことが起きるというのに見過ごしてしまったら、御利益も期待できない。

 外の気温は4度。それでも娘達は外へ行きたくてウズウズしているので、野花南へ行ってみた。広葉樹の葉は落ちて寒々とした景色になっている。いよいよキノコも終わりのシーズン。どこを探しても、ほとんど見あたらない。やっと見つけたのが、前回同様ムラサキシメジ。

 あるだけ採って帰り、一度茹でこぼしてから鍋にした。鶏もも・白菜・豆腐・ムラサキシメジと、いたってシンプル。今夜は留守番なので一人鍋。鍋は大勢で食べるにかぎると云うけれど、たまには一人もイイもんだ。ビールに続いて芋焼酎のお湯割りでカラダはポカポカ。やはり、初雪の降った寒い日は鍋にかぎるなあ。

 

南沢菓子舗どりこの饅頭

 ここのところ、喰い物ネタばかりだが、私の田舎に「どりこの饅頭」という名物がある。ウチの隣にある大正元年創業のパン屋さんで売っているのだが、盆や正月には帰省客が必ず買って帰るほど有名なお菓子。というのも、この店で昭和20年頃から製造販売しているので、地元の人なら誰でも一度は食べたことがある味。懐かしさもあるのかもしれない。

 この「どりこの」は「どりこ(の)」ではなく、「どりこの」自体が一つの単語。東京の田園調布に「どりこの坂」という桜の名所がある。昭和の初め、坂の付近に「どりこの」という清涼飲料水を開発した医学博士が屋敷をかまえていたことから「どりこの坂」と呼ばれるようになったという。

 清涼飲料水の「どりこの」は、80歳以上の人なら誰でも知っている有名な飲み物だった。今で言う、薄めて飲む栄養ドリンクみたいなモノで、なんと講談社が販売元だった。出版社が清涼飲料水?

 昭和の初めには新聞・雑誌に大々的に宣伝され『專賣特許・高速度滋養料・どりこの』『日本の誇り!世界的大發明!』『朝夕一杯のどりこのは心氣を爽快にし元氣を百倍す!』『醫學界權威擧って激賞』『天下驚嘆の大賣行・滋養飲料界の大王』『昭和の寵児!どりこの時代來る』などと大袈裟なコピーが掲載されていたらしい。

 味については『比類なき美味!』『舌端に躍る淸新な美味!』『甘露!甘露!何にたとへん、この味!この香!初夏の飮料としてこれに勝るもの斷じてなし!』『上品な甘味、高尚な香り、正に味覺の王者』だという。

 当時は薬屋さんにも置いてあり、「血色がよくなった」「子供のカンの虫がおさまった」「便秘がなおった」「勉強ができだした」などという反響があったようだ。私が子供の頃、もうすでに売られていなかったが、「どりこの、あります」という看板が向かいの薬局に残っていたことを覚えている。「どりこの」は戦争で砂糖が統制されたため、昭和19年で製造中止になってしまった。

 名物の「どりこの饅頭」には、最初から「どりこの」は練り込まれていなかったが、甘く滋養があるという意味で名付けられたのかもしれない。あっさりした甘みの小手忙を使った黄身アンを「どりこの風味」の皮で包んで焼いてある。我が街の自慢の一品。老舗の「南沢菓子舗」の場所は、私の家の隣です。と言ってもわからないか。

 

 意味のわからない名前といえば「ドモホルンリンクル」。文字を並べ替えると「ホルモンドリンク」、製造元が「再春館製薬所」。ん?まるで強壮剤を連想するネーミング。

 気になるので調べてみた。ドモホルンリンクルのドモ「Domo」はラテン語で「抑制」、ホルン「horn」はドイツ語で「角層」、リンクル「Wrinkle」は英語で 「シワ」を意味する。年齢とともに衰えてゆく肌の悩みを抑制したいという気持ちを込めて「ドモホルンリンクル」と命名されたそうだ。ラテン語とドイツ語と英語の合成語。小林製薬にはない発想だなあ・・・

タチカマ

 今夜の天気予報で、明日は一部の地域で雪が降るらしい。今年も初雪の便りが聞こえてきそうだ。雪といえば魚ヘンに雪と書いて鱈。北海道の冬を代表する魚、鱈(タラ)である。

 あっさり味のタラちりは、冬の季節のご馳走だ。身もさることながら「タチ(白子)」は絶品。タラには一般にマダラとスケソウダラがあるが、マダラのタチのほうがランクも値段も高い。タチポンや天婦羅は最高の珍味。

 タチは鮮度が命。大きくて透明度が高いものをシャブシャブして氷で〆る。これにぽん酢をかけるだけで、口の中に海が広がる。また、天婦羅は小麦粉をまぶし、衣をつけて高温で30秒!衣に火が通れば出来上がり。これを岩塩でいただく。この食感は何モノにも例えようがない。

 子供の頃には、タチのおつゆが食卓に上がると「気持ち悪い」と文句タラタラ。身を残し、汁だけ飲んでいた。やはり、タチは大人の味なのかもしれない。ただ最近は、マダラのタチは目玉が飛び出るほど高いので、スケソウのタチでおつゆを作る。それでも旨い。

 私の住んでいるところでは手に入らないので自分で作るしかないが、タチカマも旨い。スケソウの白子に塩を加え、すり鉢で丁寧に擂り熱湯で茹でただけのもの。

--- 作り方 ---
①沸騰した湯にタチを入れすぐに上げる
②水にさらし変色部分などを取り除く
③こし網やザルで裏ごし、皮や筋を取り除く
④すり鉢に入れ、つなぎを混ぜる(つなぎを入れないとフワッと柔らかく、デンプンを入れると堅めに出来上がる)
⑤塩を入れ、すりこぎで擂るとアッという間に柔らかい餅状に固まる(塩が少ないと固まらず、多すぎると塩辛くなる)
⑥水で濡らしたスプーンですくいお湯に放つ
⑦茹で過ぎないうちに上げて、水にさらして塩抜きして出来上がり

--- 食べ方 ---
そのまま酢醤油、わさび醤油で食べる。澄まし汁、味噌汁、鍋物、おでんに入れる。
 自分で作るのが面倒な人は、「ぐるなび」でも売っていた。こちらは、なんと素材は豪華なマダラだそうだ。

ゆめぴりか

♪ピリカピリカ
 タントシリピリカ
 イナンクルピリカ
 ヌンケクスネ
 ヌンケクスネ

 子供の頃に意味もわからず口ずさんでいたアイヌ民謡。小学校の社会見学でバスガイドのお姉さんが唄ってくれたのを未だに忘れず覚えている。「今日はいい天気。よい子がいるよ。その子は誰?」という内容。不思議なことに最近のことは物忘れするのに、遠い昔のことは忘れていないらしい。

 この「ピリカ」を訳すと「美しい」とか「素敵な」という意味。最近話題の「ゆめぴりか」は、さしずめ「美しき夢」ということになる。北海道米の最高峰ブランドとしてデビューしたが、収穫量や品質面で厳しい基準をクリアできるものが少なく、なかなか手に入らない。

 最近、道産米もオイシクなり「ほしのゆめ」「ななつぼし」「おぼろづき」など評価が高い。これも北海道の平均気温が、この100年間で2度以上高くなったことによるらしい。地球温暖化もまんざらではない?しかし、この「ゆめぴりか」は、それらを凌ぐ食味の良さで「コシヒカリ」並とも言われている。

 先日、農家の方が自家用に育てた「ゆめぴりか」をお裾分けに頂いた。たしかに旨い。あのモチモチ感は、まるでモチ米のよう。早速、市販のものを探してみたが、やはり品薄で無理なよう。ところが今日、頼んでいたところから2Kgだけ届いた。今夜はご馳走だあ。

 甘みと粘り、つややかな炊き上がり、ふくよかな香り。極上のオイシサ。毎日でも食べたいと思うが、手に入らないのだからしょうがない。ま、たまに食べるから余計にオイシイってこともあるからなあ・・・

 と、食べる前にそのオイシサを想像して書いてみたのだが、実際に食べてみると「ん?」。たしかに粘りはあるが、口にすると一粒一粒が際だって噛み砕く前に歯からこぼれ落ちていくような感じ。炊き方に問題があったのだろうか?決して堅いわけではない。しかし、よく噛めないと食味が広がらない。おかずとの相性もあるのかもしれないが、私には今ひとつ旨みが伝わらなかった。

 毎年、友人から送ってくる100%魚沼産コシヒカリの新米の場合、おかずがなくても感激するほどオイシク感じるし、薄味のおかずの方が、お米の旨さを引き立てるのだが、今夜のお米には濃い味のおかずが必要みたい。せっかく、晩酌を控えて臨んだのにちょっとガッカリ・・・

 先日の農家から頂いた「ゆめぴりか」は絶品だったが、何かが少し違うようだ。まさか、基準に達していないものが出回っているとは思えないが、こんなに品薄の中で手に入ったこと自体が不思議に思えてきた。食後1時間くらいたっているが、未だに胃に重たい感覚が残っている。

 きっと、これは炊き方のせいであって、生産者の皆さんのせいではありませんから・・・

追伸:昨夜、お吸い物にして頂いたムラサキシメジの人面キノコ。その話を息子にしたら「タタリにあうかも?」と言われてしまった。そういえば、よくよく見ると「スケキヨ」に見えなくもないなあ・・・

季節のイベント

 木曜の夜から家を留守にして、昨夜遅くに帰宅した。夜11時を過ぎていたので気温は2度。季節は晩秋と初冬の境目にあるらしい。私たちは肌で季節を感じるが、ある日突然、季節が変わるということはない。水彩絵の具をどんどん薄めていくように変化して、気づいたら知らぬ間に別の季節の真っ只中にいる。だからこそ毎年、季節のイベントを一つずつ重ね、自然と向き合いメリハリをつけているのかもしれない。

玄米漬けを仕込む前の大根

 今朝もよく冷えていたが、青空が広がり絶好の漬け物日より。大根も干しあがり、いよいよ玄米漬けの仕込み。2つの釜で3回に分けて2升2合の玄米を炊く。麹やザラメ、唐辛子を混ぜタネを作る。樽にタネと大根と塩を重ね入れ、重しを乗せて作業終了。

玄米漬け 玄米漬け

玄米漬け 玄米漬け

 水があがってきたら、重しを軽くし漬かるまで待つ。12月の中頃には、食卓を飾り我が家のメインディッシュとなる。栄養のバランスがどうのこうのと言われても、これだけでご飯が何膳も進んでしまうのだからしょうがない。

 玄米が炊きあがるまで間があるので、何かしらツマミながらオシャベリタイム。「えっ、こんなものがあるの?」というものを息子が持ってきた。なんと「アズキ味のコーラ」。確かに味はアズキだ。ほかにシソ味のコーラもあるらしい。こんなものを考える奴もどうかと思うが、こんなものを飲む奴の気がしれん。

カリン(花梨)

 先日、とっても嬉しいことがあった。長野の知人から突然、予期せぬ贈り物が届きビックリ。箱を開けるとカリンとリンゴが入っていた。私にとって、カリンは見るのも触るのも初めてのこと。なぜカリンだとわかったのかというと、箱にそう書いてあったから。表面に薄い茶色の綿毛のようなものがついていて、擦ると取れてくる。はじめは梱包材が残っているのかと思ったが、もともとカリンとは、そういうものらしい。

 箱の蓋を開けるだけで、部屋中が甘い香りに包まれる。早速、お仏壇に備え、1個を味見に切ってみた。スゴイ!切り口からは淡いブランデーの香りが漂う。今まで経験したことのない初めての香り。梨のようなカタチなので、ラ・フランスの味を想像して一口囓ってみた。「うわっ、渋っ!」。きっとまだ熟してないのだろうと、少し置いて熟すのを待つことにした。とりあえず、切ってしまったものはモッタイナイので、ホワイトリカーに漬けた。この香りがうつると、芳香漂うオイシイお酒になるだろうなあ。

 

 この年になっても、世の中には知らないことが沢山あると気づいたのは、あくる日のこと。というのも、いつもなら即インターネットで「カリンのおいしい食べ方」なんてキーワードを入力して検索するのだが、たまたま私の部屋は息子に荒らされ?そこら中PCのパーツだらけの散らかり様。3台のパソコンを分解し組み立て直している最中のため、ネットにも繋がらない状態。

 ようやくパソコンが使えるようになったので、ネットでカリンを調べてみた。「渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工される」と書いてある。加熱すると渋みは消えるらしい。また、昔からカリン酒や砂糖煮、砂糖漬けは、咳止めや風邪の時に用いられ、疲労回復にも効果があるということ。知らなかったなあ。生では食べられないんだ・・・

 それではということで、昨日のカリン酒を大きな瓶に移し、残りを足して漬けなおした。それだけじゃなく、少し残して、細かく刻んで蜂蜜にも漬けてみた。カリンの蜂蜜漬け。旨そうだな・・・

 それにしてもなあ。味見をしてすぐに「熟すのを待ってから頂きます。今から楽しみです」と書いて礼状を出してしまったのだが、「えっ、生で食うのかよ?」と、カリンを見たことも聞いたこともない私に心を遣かって下さった贈り主の方は、驚いているかもしれないなあ。ごめんなさい・・・

いよいよ漬物の季節

 今年も玄米漬け用の大根を干した。50本で2500円は安いよなあ。昔はタクアンやベッタラ、粕味噌などいろいろ漬けていたが夫婦二人きりになると食べきれないし、よそ様から頂くので今は玄米漬けだけ。どこの家でも自分の家の味が自慢だが、ハッキリ言って我が家の玄米漬けは絶品。これに勝る漬物はないと思っている。コレさえあれば、なんにもオカズはいらない。何杯でもご飯をおかわりする。だから、冬は血糖値が上がる。

関連記事:リッチな食卓

 2斗樽と1斗樽に漬けるのだが、オイシク漬けるには大根の値段より麹やザラメ、塩、玄米など材料代のほうが高くつく。大根が干しあがるのに1~2週間、家族総出といっても家内と息子夫婦だけだが楽しい漬け込み作業が待っている。漬け終わると、あとは雪の便りを待つだけ。12月の中頃には食べ始める。今から待ち遠しいなあ。

 逝ってしまったオフクロのヒモの結び方(あの当時は縄だった)にはコツがあるらしく、私がやると抜けてしまったりで旨くいかない。そこで、ゴムホースを短く切って2本のヒモを通し大根を1本づつ輪の中に入れて吊している。

月見酒

中秋の名月

 昨夜も娘達と散歩。見上げると雲ひとつない夜空に満月がクッキリ。そういえばラジオで「今夜は中秋の名月」だと言っていた。お月様を見ていると、なぜかロマンティックな気分になってくる。家に帰って家内に「月がキレイだから見てみろよ」と誘ったら「寒いからイヤだよ」とツレナク言われてしまった。やはり、ロマンティストは男の特権かも。「♪ワガママは男の罪、それを許さないのはオンナの罪」だもんな。

 月見酒を1杯と思いたったが、夕食後でもあるし、今さらビールでもなく日本酒や焼酎でもない。なにか軽いモノをと探していたらピッタリのモノを見つけた。7月に仕込んだ「グミ酒」が納戸に眠っているじゃないか。ほどよく色づいているので、サラシで漉してビンに詰めた。

グミ酒 グミ酒

 早速、ロックでやってみる。ウンメェー!普段あまり甘い酒は呑まないのだが、これはイケル。梅酒のようだが梅酒ほど酸味がキツクなく、どちらかというとアッサリ系の果実酒だ。「味は?」と聞かれると「グミだべさ」と答える以外ない。水やソーダで割るとお子様でもイケル。

 ベランダで月を見ながら呑むには寒すぎて、結局、ただの宴会になってしまった。なんたって、もとはホワイトリカー。結構、酔うわ・・・

 ココで豆知識をひとつ。♪ツーキノーサバァクヲーハァールーバァルトォーという童謡。「月の砂漠」ではなく、正しくは「月の沙漠」。「沙漠」とは砂浜という意味があるらしい。なんとなくアラビアンナイトの王子様とお姫様を連想していたが、千葉県御宿海岸の風景らしい。

 そういえば、「お月様」という記事で「月に簡単に行ける方法」を書いたっけなあ。今度やってみよ・・・

日本原産のヤマブドウ

ヤマブドウ

 日本原産のブドウは、ヤマブドウ・エビヅル・サンカクヅルの3種類。ノブドウというのもあるが、葡萄の仲間ではなく食べられない。

 娘達を連れて歩く散歩道に、高い樹に絡まるヤマブドウの蔓がある。線路脇のJRの敷地内だが、誰の目にも留まらないらしく、毎年、私にとって「秘密のオイシイ場所」になっている。今年も実が色づいたので採ってきた。散歩の途中なので、まさか脚立を持って歩くわけにもいかず手の届く範囲でしか採れない。時期をみて高枝切りバサミ持参で総取りする予定。野生のブドウには3種類あるが、葉のカタチで区別がつく。これは正真正銘のヤマブドウ。

ヤマブドウ ヤマブドウ

 今回は、量が少ないこともあり実を摘み取り水で洗った後、鍋に入れ少し水を足して火にかけた。泡がグツグツ出るまで煮たあと、マッシャーで潰し漉してジュースを搾った。出来たヤマブドウの原液にガムシロップを加え、水や炭酸で割ったり焼酎に入れて楽しむ。これがホントのワインレッド・・・

ヤマブドウジュース

 たくさん採れた年にはジャムにする。8年ほど前に採ったモノがラム酒に浸けて寝かせてあり、たまにチビチビやる。甘みは氷砂糖を使わずレーズンにしてあるので、言葉に表せないナントモ複雑な味がする。

ヤマブドウラムレーズン ヤマブドウラムレーズン

前項 «  4  5  6  7  8  9  10  11

  すべての記事概要

  ラジオ録音盤

  リンク

CLUB ZENA

Powered by Movable Type 5.14-ja

  SSL証明書



  |  全記事一覧