先日の連休は、暑い東京で田舎者をやっていた。いやあホントに暑かったあー。なんてことはない、節電なんて無視してギンギンに冷房を効かせたホテルの部屋で横になっていれば涼しいのだが、せっかくの東京ということで炎天下に外へ出た。
少しでも涼を求めようと、水上タクシーで隅田川を上るために浜離宮を訪れた。ここの船着き場から浅草まで上る予定。浜離宮の入園受付で同年齢の友人とともに「ひょっとして60才を超えてます?」と声を掛けられ「はい」と答えると入園料がタダ。普通、身分証明書やなんか確認すると思うのだが、私の顔を見るとノーチェックで「無料です。どうぞ」。そうかあ、私はどこから見ても誰が見ても立派なオーバー60なんだ。タダになった嬉しさより寂しさのほうが...
船上にいても、やはり暑いものは暑い!景色を眺めるため屋根が透明になっているのでカンカン日照り。いくつもの橋の下をくぐり、浅草まで水路を進むと突然、右手にデッカイ金色のウンコが...
金色に輝くビルはアサヒビールの本社で、この中にはビール工場もあるらしい。そのモニュメントが、フランスのフィリップ・スタルクというデザイナーによる「炎」のオブジェだというが、どう見ても私には金色のウンコにしか見えない。この場所は、隅田川からスカイツリーを望む絶景ポイントだが、スカイツリーより金色のウンコのほうがランドマークとして強烈。