タバコを吸う人特有の顔つきをスモーカーズフェイス(タバコ顔)というそうだ。ニコチンが血流を悪くし、一酸化炭素が血液の酸素を運ぶ能力を低下させるらしい。
歯にヤニがついたり、ときには歯肉にメラミン色素が沈着するのはわかるが、顔全体の様相が変わるというのは聞き捨てならない。皮膚が黒ずみ、やつれて病気っぽく見え、深いシワがきざまれ、老けた顔立ちになるという。なるほど、顔が変わるのは歳のせいばかりではないようだ。「男の顔には人生が刻まれる」と言われるように、それぞれの越し方が表情や雰囲気に表れるのだから、タバコを吸ってきたという歴史も刻まれて当然なのだろう。
働く環境は顔の表情に大きく影響する。例えば漁師には漁師の顔、営業マンには営業の顔がある。それぞれに皆、何かに打ち込んでいる人はイイ顔だ。特にスポーツ選手はイイ顔してる。やはり意志の強さが表れるのだろう。
表情を決定する一番の要素は、目だと思う。瞳の輝きが人の印象を決定づける。ナニかに燃えている人と目標もなく漫然と過ごしている人では、オーラも含めて受ける印象が違う。年齢に関係なくトキメイテいるときが青春。ただトキメキの対象はなにも女性だけとは限らない。何にでも一生懸命取り組むこと。そういう意味では私には第一の青春、第二、第三・・・・、第六の青春があり、というより常に青春時代を過ごしている。自分では輝きながら生きていると自負しているが、人の目にどう映るかはわからない。もし、老け顔に見えるのなら、それは「タバコのせいだ」と叫びたい!