枯葉 - Miles Davis



Somethin' Else / Cannonball Adderley (1958)

 Cannonball Adderley (as)
 Miles Davis (tp)
 Art Blakey (ds)
 Sam Jones (b)
 Hank Jones (p)

 レーベル契約の関係でアダレイのリーダー名義になっているが、実際のリーダーはマイルス。1958年の録音だから、マイルスの「マイルストーンズ」「ポーギーとベス」「カインド・オブ・ブルー」あたりの録音にアダレイが参加していた時期。

 モダンジャズ史上に残る名盤の1枚。このアルバムのA面3曲目「Somethin' Else」は、最近まで私の携帯の着メロになっていたが、やはり針を落として最初にかかるアーマッド・ジャマールのイントロをパクった「枯葉」が、特に印象深い。このアルバムを聴いて好きになれないのならジャズに縁がなかったものとあきらめた方がイイ。

 もとはシャンソンだが、「枯葉」ほど多くのプレーヤーに演奏された曲は思い浮かばない。ラジオでディスクジョッキーをしていた3年半に流したヴァージョンは数知れない。想い出す限り書き出してみるが、マイ・フェヴァリットは、なんといってもウィントン・ケリー、次にアダレイのこの演奏、そしてカーティス・フラーと続く・・・

 ART PEPPER
 BILL EVANS
 BOKKER ERVIN
 CANNONBALL ADDERLEY
 CHET BAKER
 CHICK COREA
 CURTIS FULLER
 DENNIS MALCELLINO
 EUGEN CICERO
 FRANK MORGAN
 HOLLY TAYLOR & ERIC PETER
 KENNY DORHAM
 MANHATTAN JAZZ ORCHESTRA
 MANHATTAN JAZZ QUINTET
 MANHATTAN PROJECTS
 MCCOY TYNER
 MILES DAVIS
 MILES DAVIS & SONNY STITT
 NATALIE COLE
 OSCAR PETERSON & DIZZY GILLESPIE
 PATTI PAGE
 PIM JACOBS
 SALENA JONES
 SARAH VAUGHAN
 SCOTT HAMILTON
 STANLEY JORDAN
 SUPERBLUE 2
 SUPER JAZZ TRIO
 WYNTON KELLY
 WYNTON MARSALIS
 日野 皓正
 笠井 紀美子

 ジャズだけでなくポップスとしても多くのプレーヤーに演奏されている。クラプトンもなかなか渋い・・・

雪の野花南山荘



 ♪果てしない大空と 広い大地のその中で・・・

 こごえた両手に息を吹きかけながら松山千春の唄を口ずさんでしまうほど、みごとに晴れ渡った冬の空。これほど透明な快晴の空には、さだまさしの「北の国から」は似合わない。

 一気に根雪になりそうなほどの大雪に、娘達が喜んで駆け回るので休日の昼下がり、山荘へドライブ。四駆ならギリギリ走れそうな道路だが、ワダチにはまってお腹を乗り上げると誰も助けに来てくれそうにないので、途中からクルマを降りて1キロほど歩く。

 キツネの足跡が雪原の上に延々と続く。この雪では食べ物を探すのは大変だろうが、これからが繁殖の季節。栄養を蓄え体力をつけないと春には子孫を残せない。飼育されているキツネの場合、10年以上は生きるらしいが、野生のキツネの寿命は3年ほどとのこと。だからといって野生のキツネにエサを与えてはいけない。

 道ばたで出逢ったキツネがカワイイとクルマを止め、たまたまそこにあったスナック菓子を窓から放って与える。キツネが近づいてそれを食べる。観光地では、よくある光景だが、肉食動物のキツネにとってスナック菓子の甘さは適度な下剤になる。しょっちゅう下剤を与えられていると免疫力が低下して寄生虫にやられてしまう。

 ダニが原因の「疥癬病」。毛がボロボロで皮膚はカサブタだらけ、顔まで変形しているキツネの死骸が多く見つかっている。本来のキツネの食べ物ではないモノが与えられた結果である。きっと、人間にも同じことが云えるのかもしれない。嗜好性だけを追求した本来の食べ物とはいえないモノを毎日摂り続けていると、人の身体もボロボロになってくるのだろう・・・

 雪をかきわけ、たどり着いた山荘は、雪に埋もれて静か。雪囲いに護られた「たいちの木」。

 

 はしゃぎまわってウレシイウレシイ、ララとメイ。先日、奈井江で一晩中クルマに閉じ込められたお爺さんと3才の孫が黒ラブのジュニア君に護られて生き延びたというニュースがあったが、ウチの子たちもナニかのときには助けてくれるのだろうか

 

ARIETIS - Freddie Hubbard

"READY FOR FREDDIE" / FREDDIE HUBBARD
 FREDDIE HUBBARD (TP)
 WAYNE SHORTER (TS)
 BERNARD McKINNEY (EUPH)
 McCOY TYNER (P)
 ART DAVIS (B)
 ELVIN JONES (DS)

 今年は雪が遅かったせいか、ある日突然、冬が来たように感じる。毎年寒くなる時期には、Piano Jazzが恋しくなり徐々にハード・バップへとノメリ込んでゆくのだが、今年は一気に熱いJazzに浸っている。我が家のマッキンとアルテックも快調に飛ばしている。

 「Arietis」、フレディ・ハバードのBlue Note4作目 "Ready For Freddie" のA面1曲目。この3ヶ月前にコルトレーンの "OLE" に参加、そこで競演したバックミュージシャン全員を引き連れ、ウェイン・ショーターとの初コラボ。1961の録音だから、ちょうどジャズメッセンジャーズに参加しはじめた頃。

 フレディ・ハバードは、ブルーノート、アトランティック、CTIなどに多くの作品を残している。60年代のハード・バップ、70年からのCTIレーベル、その後のハービー・ハンコックとのV.S.O.P結成と移り変わるが、やはり輝いているのは60年代だと思う。

山のアワビ

 

 戦後一番遅いと云われた初雪で外は冷え冷えだが、我が家のキノコ部屋は温室のようにヌクヌク。今日の収穫はエリンギとシイタケ。輪切りにしたエリンギとシイタケをガーリック・バターで炒め、仕上げにチョコッと醤油を垂らす。焦がしバターが香ばしくエリンギの歯触りは、まるで水で戻した干しアワビ。これは酒が進む。昨夜は、山荘の冷凍キノコがタップリ入ったキノコ汁だったし、毎日毎晩、我が家は、酒池肉林のキノコ大収穫祭の日々

山の冬支度

 明日から雪になるらしいので、山荘の冬支度に出掛けた。もうすでに葉を落とした森は初冬の雰囲気。

 

 休眠状態のシイタケの横で、エリンギの生長が始まった我が家のキノコ部屋。かなり無秩序な生え方だが、いったい何本のエリンギが収穫できるのだろう。

ゆめぴりか玄米漬け

 

 シイタケは、毎日のように収穫している。一度目の実りをすべて採り終えた今、菌床は丸裸の休眠状態で次の発芽を待っている。ナメコとエリンギは成長が遅く、まだ発芽の気配さえない。もっとも、一度に全部が収穫時期を迎えても食べるのに忙しくて困る。とかナントカ言いながら、楽しいキノコライフを送っている。

 今年になって、急にキノコ狩りに目覚めたキノコ初心者の私だが、自宅栽培にまで手を出すほどの「キノコオタク」になってしまった。世間では、こういう人種を「キノタク」と呼ぶ。(ホントか?)

 キノタクであると同時にツケメン(漬け物を得意とするオトコ)でもある私は、今年も大根の玄米漬けを仕込む。毎年、漬け物用玄米を買うお米屋さんが定休日なので、近くのスーパーへ行った。漬物用玄米は品切れ。「発芽玄米」と「ゆめぴりか新米の玄米」だけ。仕方なく倍の値段の「ゆめぴりか新米」の玄米を買ってきた。

 1升5合の玄米、炊きたてをツマんでみたが、さすが「ゆめぴりか」。玄米でも旨い。夕飯のために少し取りよけ、残りに麹とザラメと粗挽き唐辛子を混ぜタネを作る。
 

 このタネと干しあがった大根と粗塩を重ねて漬けていく。
 

 30キロの重しを乗せ、水があがったら半分にする。12月20日を過ぎると食べ頃。今年は、いつになく旨くなりそうな気配。なんたって、道産米ホクレン最高級ブランド「ゆめぴりか」の新米で仕込んだ贅沢な極上の玄米漬け。これって、もしかしたら魚沼産コシヒカリの新米をGOPANでパンにしちゃうくらいにトンデモナイことなのかも。お百姓さん、ゴメンナサイ・・・

肴は炙ったほうがイイ

 暖かな陽射しで天候に恵まれた文化の日、近くの街で農業祭りがあると聞き、昼過ぎに出掛けた。着いたと同時に、農家直売店は売り切れなのか予定通りなのか店じまいで片付け中。

 しょうがなく隣の道の駅の野菜直販所へ。普段、値段を気にせず、品物をカゴに入れては怒られる私でさえ「安っすうー」とビックリ。タマネギ20~30個入ったビニール袋が78円。紫タマネギ10~20個くらいで60円。細いゴボウ30本くらいで380円。他の野菜もかなり安いらしい。特にリンゴの種類が豊富で選ぶのが楽しい。店内にキノコの並ぶ籠を見つけた。エノキとユキノシタ、1袋500円。「高っかあー」とビックリ。これが相場なのか安いのかワカラナイが、天然キノコはタダ。の私には、手を出す気にならない値段・・・

 帰宅してシイタケの様子を見ると、ついに食べ頃を迎えたようなので早速・・・

 

お酒はぬるめの燗がいい♪
肴はあぶったキノコでいい♪
しみじみ呑んで、ほろほろ呑んで、ぽつぽつ呑んで・・・

 採りたてのキノコを炭火で炙りながら、キューッとヤッたら旨いべなあ。と、早速準備開始。炭をおこして火鉢に入れ、五徳に焼き網。シイタケの大きなモノからナイフで切り落とし縦に裂く。網で炙りながら、生姜をおろしスダチを半割にしたら準備完了。焼けるまでの至福の時を頂き物の愛媛の「生酒」でシミジミと・・・

 シイタケは、日光にあてるとビタミンDが増えるらしいが、明るいうちから呑みはじめる不健康な私が、いまさら身体に気を使う必要もなく、ただひたすらに焼けるのを待ちながらホロホロと・・・

 シイタケは、生で食べると「シイタケ皮膚炎」というアレルギーをおこすらしい。よく焼かなければと思うのだが、なかなかジューッと音を立てるほどに焼けてこない。そこで炭を足して火が強くなるまで待ちながらポツポツと・・・

 採れたてシイタケの炭火焼きは旨い。少し炙り過ぎのほうが芳ばしい。噛みしめると旨味がひろがり鼻から香りが抜ける。どれだけ焼いても、まだ目の前には沢山のキノコが生えていて食べ放題バイキング状態。かなり贅沢な気分・・・

とらぬ狸の

 我が家に来てから4日目のシイタケ菌床。どんどん出てきて成長も早い。ざっと数えると大小あわせて50個くらいはありそう。家内に聞いたところ、スーパーでは5~6個入って150円くらいとのこと。1,050円で買った菌床、もうすでに元が取れてしまった。今出てる分の収穫が終わって少しすると、また同じくらい出るとして、これが5~6回続くと、なんと9,000円分のシイタケが採取できる。1,000円の投資で8,000円の利益とは、近年まれにみる高配当...

 ていうか、そんなにシイタケばかり喰ってたら飽きるべなあ。


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