先週末、秋田へ行った折、ホテルの売店で「秋田名物きりたんぽ鍋セット」を土産に送り、本日届き早速、家内と二人で大宴会。旨かったあ。もうお腹いっぱい、お酒もきいてイイ心持ちですぅ。

きりちんぽ 秋田といえば「きりたんぽ」。ところが少し前に「秋田名物きりちんぽ」なるものがデビュー。いわゆる「まりもっこり」の二番煎じのようなもの。マスコット商品下部に小さく付いている突起が「きりちんぽ」部分で「エロかわいい」とのこと?

 製造元では携帯ストラップ用のグッズとして販売する予定だったが、あまりのネーミングに電話やメールで非難ごうごう。そのため販売中止になったそうです。

 まっ、当然といえば当然という気もしないではないが具体的には何がマズかったのかな?「ちんぽ」がいけなかったのか、それとも「きりちんぽ」の「ちんぽ」のカタチがいけなかったのか。いや、きっと痛そうな名前がマズかったんじゃないの。そりゃあ痛いよ、切られたら。

江戸の名物とんかつ茶漬

とんかつ茶漬け ミスマッチ極まりない、このメニュー。4~5年程前から東京在住の友人から「東京にはウッメェーモンがあンだぜ。何っ処にもネェーナァー、あんなウッメェーモン。今度来たら、ぜしオゴッチャウヨ!なんたって俺っち、江戸っ子ヨ!」と言われ続けてきた。

 それが、このとんかつ茶漬け。「すずやホームページ」

 この江戸っ子、じつは愛知県出身。そして、奴のクチグルマに乗せられた新潟県出身の江戸っ子と二人共謀して逢うたびに私を連れて行こうと責めるのである。きっと誰もが同じ反応を示すと思うが、初めて聞いたとき「えーっ!そんなの気持ち悪いよぉ。カツの上にお茶かけるんだろ」と、私の第一印象もゲェーッ!

 そうこうしてるうちに、敵も攻め方をかえてきて「頼むでェ!一度でエエんや。だまされたと思って、なっ、お願いだから喰べてみてちょー!」と、江戸っ子らしからぬ言いまわしで泣きおどしに打ってでる始末。泣いてお願いされると断われないタイプなもんで(特にうら若き美女の場合は、なおさら)、行きました2年前、歌舞伎町の「すずや」。

 ちょうど昼時ということもあって、店内へあがる階段には長蛇の列。待つことしばし。メニューには普通のカツ・味噌カツ・串カツいろいろあるが、周りを見ると満員のお客サン、ミンナがとんかつ茶漬け。テーブルの上や壁には「とんかつ茶漬け」の由来から喰べ方までイラストで描かれたウンチク・マニュアルが。

 ついに来ました、待望の(誰も待ってないってば)とんかつ茶漬けとご対面!

 このフィーリング・カップル5対5のようなドキドキ感はいったいナンナンダ!

 ご飯、炒めキャベツ、味噌汁、漬物はお替わり自由だという店員サンの説明に、なぜか嬉しくなってしまった。もうここまで来ると、期待に胸膨らませて。なんたって初体験なんだから。(とかく初体験というものは、ナンだって嬉しいに決まってる)。ウンチク通り、最初は普通にいただく。「んっ!旨いやん」。衣に醤油ダシがしみたカツ。かといってベタベタ感はなくサクッとした歯ざわり。炒めキャベツにも味がついていてシャキシャキっと、うんっ、旨いやん。

 「なッ、なッ、旨いやろ?」と、二人の江戸っ子。

 そして、ついに、ついに残り少なくなったご飯の上にカツとキャベツを乗せ、お茶をかけていただく。

 「ん?・・・・・・・・」

 「渋みのツヨイお茶と、噛みしめると醤油ダシがジュワーッとにじみ出てくるサクサク衣と、しゃきしゃきキャベツの歯ざわりが絶妙の・・・」なんてことを、料理研究家なら云うんだろうが、そんなアリキタリのセリフでは表現できない。イヤ、できないどころか決してしてはいけない。そんな事を口にしたら、「とんかつ茶漬け様」に失礼だ。

 ということで、一発でハマってしまいましたねェ。以来、渋谷の「すずや」も含めて、東京へ行くと必ず通っています。

 どうです?ぜし一度、騙されたと思って喰べてみては?ウッメェーぞー。なんたって俺っち、道産子ヨ!

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