散りゆく山桜

 風が吹くと散る様は、まるで花吹雪。

 

 朽ちた老木から枝を張り花を咲かせる山桜。強い生命力を感じる。

 一昨年の5月に苗を買って植えた桜桃(サクランボ)の木だが、翌年の春に鹿に新芽を食べられて枯れてしまった。完全にアキラメていたのだが、そのうちの1本に脇から枝が伸び芽吹き始めた。このまま順調に育ってほしい。

 

 孫の誕生記念に移植したドングリの樹、移植の時期も悪かったが、7・8月と体調を崩し入院していたので世話が出来ず、暑い時期の水やりが充分でなかったせいか元気を失ってしまった。そこで、昨年秋に取り寄せ、植え付けし冬囲いで雪から守っていたミズナラの苗木。その中で一番元気に育った1本を「たいちの樹」の横に移植した。

 いつもであれば連休中に畑を耕し、イモを植え終わっているのだが、今年は天気に恵まれず、その上、腹の立つことに土日といえば天気が悪い。まだナーンにも進んでいない中、やっと天気に恵まれた今日の日曜日、勇んで出掛けた。

 今年もパワフルなガッツ君。とりあえずは去年のジャガイモ畑の土おこし。今年はここに枝豆を植える予定。
 

 つぼみが開いたばかりの桜と七分咲きの更紗木蓮。
 

 開花間近の白木蓮。ビックリするくらい大きな真っ白の花が咲く。
 

 畑をおこし、笹刈りに精を出したあと、その辺で蕗を採って帰ってきた。その年の蕗の初物を頂くときには、まずお浸しにしてアクとともに春を味わう。あとは定番の蕗のキンピラ。これから秋まで、いつでも蕗は味わえるが、やはり春の蕗はみずみずしい。
 

 芽吹き始めた野花南山荘。福寿草や水仙、クロッカス。

 

 オツネントンボ。普通、トンボは卵で冬を越すが、このトンボは成虫のまま木のすき間や落ち葉の下、家の中などで越冬する。名前のオツネンは年を越すという意味の「越年」が由来。寒い北海道で成虫のまま冬を越すとは、相当な生命力の持ち主。


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