ユキノシタはコンキダケ

 初孫のために記念樹として植えたミズナラは、移植時期が猛暑の頃だったせいか、少し早めに葉を枯らし来春の芽吹きを待っている。そこで仲間を増やし「たいちの樹」から「たいちの森」にしようと、苗木を取り寄せ植え付けた。これからの季節、雪に埋まっても真っ直ぐ曲がらず育つようにと「冬囲い」をしてきた。

 

 先日の初雪が残っている。この季節に出てくるキノコが「ユキノシタ」。別名「キヌメリガサ」。小さな小さな黄色のキノコ、収穫するのに根気がいることから「コンキダケ」ともいわれている。

 

 根気がないので沢山採れなかったがユキノシタとムラサキシメジ。もう一つ旨そうに見えるのは「カキシメジ」という毒キノコ。



 もうすぐ野花南山荘も雪に埋もれて、私たちをも寄せ付けなくなる。短い山の秋を切り取って家に持ち帰ってきた。

 

想い出の味、新高梨

 JCの全国大会で高知へ行ったのは、二十何年も前。ご多分に漏れず夜の街へ繰り出し「名物は何?お土産には何がイイ?」と隣に座ったオネエチャンから情報収集。

 この時期は「新高梨」だそうで、赤ん坊のアタマくらい大きいそうだ。早速翌日、観光の前に土産の手配だけ済まそうとデパ地下へ。そこで見つけたのは、棚の上に鎮座ましますスイカのごとく大きな梨。なんと1個1万円!

 いくらなんでも1個1万円もする梨を家に送ったら、家族にヒンシュクを買いそうなので、5個入りで1万円の箱を手配した。それでも1個2千円。

 土産の手配を済ませ、タクシーを飛ばし龍河洞という観光地へ。これがまたエラク長い鍾乳洞。中はヒンヤリしているのだが登ったり降りたりで出口に着く頃には汗だく状態。外へ出て参道を下る途中、道路脇の売店の店先には籠に入った新高梨が山盛りで売られていた。値段を見てビックリ!なんと1個3百円!エーッ...

 何でこんなに安いの?という疑問と、さっき買ったのは何であんなに高いの?という複雑な気持ちが交差している私を尻目に、同行していた友人がニヤニヤと嬉しそうに同情して「おばちゃん、これ1個剥いてくれる?」と、その場で休んで試食してきた。みずみずしくて美味しかったよなあ。

 家に帰っても、土産の梨が1個2千円だなんて言えずに。

 そんな想い出のある高価な果物「新高梨」は、新潟県と高知県の梨を掛け合わせたモノだそうだ。その新潟県から特大の梨が届いた。デカッ!計りに乗せてみると1個1kgもある。それが5個入り1箱の段ボール。あのときと同じだァ。

 甘くてみずみずしくシャリシャリ。秋の味覚の贈り物に感謝!

 


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