権兵衛が種まきゃ

 山荘の境界線に沿って、何キロにもわたって延々と鹿害対策防獣用電気柵が張られている。山荘内から鹿が外に出て近隣の農家に迷惑をかけないようにするため。ということは、山荘の境界内には鹿が住んでいて、まるで鹿を飼っている状態。

 過去にトマトやトウキビなど植えてみたが、すべて生育途中で鹿のエサになってしまうので、畑作は諦めていたが、どういう訳かジャガイモだけは荒らされることなく収穫することが出来た。イモは連作はダメらしく植える年と休耕する年を繰り返していたが、今年は笹刈りで開けた土地が出来たので広い面積で種芋を植え付けた。これだけの広さに旨く実ると、とんでもない量のジャガイモが収穫できる予定だが、あくまで獲らぬ狸のナントカ。

 

 どれだけ大量に採れてもジャガイモだけではツマラナイ。どうしてもトウキビや枝豆を植えてみたいので、50メートルの防獣用ネットを買ってきて畑の周りに貼ってみた。この畑にはジャガイモ以外の作物を植え、ジャガイモは露地でネット無し。結局、ネットに囲まれた2面の畑にトウキビ、枝豆、インゲン、白菜、キャベツ、レタスを植えた。すべて種からなのでどれだけ発芽するかわからないが、宝くじよりは確率が高いだろうと踏んでいる。

 しかし、電気が流れないネットで果たして鹿に対抗できるのかどうか、権兵衛さんは毎日心配している。

山荘の新しい仲間たち

 

木こりなのか大工なのか

 この時期、山荘ではヤルベキ事が多すぎる。平日の午後と土日は時間の許す限り、山荘で過ごす。草刈りや笹刈りはもちろんのこと、林内の下刈り。雑木を切って地面に陽が当たるようにする。伐採した木は太さによって選別。薪にならない細い木や枝は一カ所に積んであるが、半端ない量のため処分に困っている。廃棄物処理法や消防法のため焼却炉であっても野外で燃やすと警察に連れて行かれるらしい。野外でなければイイということなので、休憩室に薪ストーブを設置して燃やすことに。ついでに作業の合間に温かい料理もできるので一石二鳥。

 

 ストーブと云えば煙突だが、窓を半分潰し珪藻土のメガネ石を取り付けた。このメガネ石、重さ2.7kgで軽量だが価格は高め。最初知らずに安価なコンクリート製のモノを買ってきたところ、ナント重さ17kg。持ち上げるのも大変だが、これを乗せたら窓枠が壊れてしまうかもしれないので急遽買い直し。よくやるパターンの安物買いの銭失い。壁内部は発泡スチロールで断熱したが、注文したステンレスのメガネ石カバーが届いてないため煙突工事はいったん中止。壁を張るのは日を改めて。このところ安定しない天気のため、雨に濡れないよう外側からビニールシートで防滴している。

 窓枠の上にあるのは、貨物列車独特の形状をした換気口。雨は降り込まないが虫が自由に出入りできる。ずっと気になっていたので、大工仕事のついでに塞いでしまうことに。形に合わせて材を切り、アールの部分はカンナで調整してゆく。山荘には電気がきてないので電動工具は使えず、すべて手作業。根気のいる作業だが、なんとか満足出来るレベルで完成。

 

 


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