サクランボの樹が大きくなりすぎて、実に手が届かない。脚立に登り手を伸ばして採れたのは、たった1個。かなり長い高枝きりバサミかハシゴ車でも持ってこなければ回収不能なので、今年も鳥のエサになって終わり。子供の頃、たくさんあったサクランボの樹だが、だんだん朽ちて今はほとんど残っていない。
この写真は、ヤマザクラの実。サクランボの樹とサクラの樹は、分類でいうとバラ科サクラ属まで一緒だが種が違う。だから、サクランボとヤマザクラの実は似て非なるモノ。ヤマザクラの実は熟すと黒くなる。苦みがあって食べることは出来ないがホワイトリカーに漬けるとポリフェノールたっぷりな感じの果実酒になる。これを水や炭酸で割っていくとキレイな桜色になるが、そこまで薄めてしまうと旨くない。味を楽しむには割らずにオンザロックだが、なんとなく桜餅の味がするので酒の味としてはイマイチ。例えば、桜餅を肴に日本酒を飲んでる感じ?