カンパリソーダ

最近、ようやくカクテルの名前とそのものが一致するようになってきました。
というのも、推理小説を読んでいると結構、カクテルの登場する場面が多く、傍らにカクテル事典という本が置いてあり、あぁこんなお酒なんだと、写真を見ながら味を想像しています。
20年位前、タイトルは忘れましたが、あるアメリカ映画の中で、そりゃぁもう、イイ女が風呂上りにバスローブをまとい、もちろん金髪だぜ。
くどいようだけど、そりゃぁもうイイ女なんだ。
その彼女が、トールグラスでピンク色の飲みものをクゥーと飲むんですよ。
そりゃぁもう、とってもオイシソウなんだな。
しばらくして、それがカンパリソーダというものとわかり、早速、酒屋さんでカンパリとソーダを買ってきました。
まず、おいしく飲むには、どうしても風呂上がりでなければなりません。
風呂からあがって気づきました。バスローブなんてハイカラなもんがない。
そこで、腰にバスタオルを巻き、つくりました。
憧れのカンパリソーダを。
BGMにダイナワシントンの 《What a differance day made》
そりゃぁもう、期待に胸膨らませて、ひと口・・・・・ 
ところが、これがひどい味!
きっと、カンパリとソーダの分量が違うんだと、何回もつくりなおしてみたんですが・・・・・・
やっぱり、ダメでしたね。
だまされやすいんですよ。特にイイ女がからんでいるときには。

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