2004 3/14 (日) 22:00〜0:00

テナーサックス・プレーヤー、ハンク・モブレ−・・・
「愛すべき二流ハード・バップ・テナ−」、「愛すべきB級テナー」
うーん、愛称なのか蔑称なのか・・・
まっ、肝心なのは「愛すべき」という修飾詞なんだよなぁー

モブレーの経歴は輝いている!
ジャズ・メッセンジャーズ(1955〜1956, 1959)
マイルス・デヴィス・バンド(1960〜1962)
なんたってジャズメン2大養成機関だもんね、メッセンジャーズとマイルス・バンド・・・
まさにエリート中のエリートなんだぞぉー。 誰だぁー、二流だとかB級だとか云う 奴ぁー?

まっ、確かにマイルスの「いつか王子様」じゃコルトレーンに比較されるけど、
当時のトレーンはモードの旗手、モブレーはバップという個性の違いだろがー
じゃあ、フランシングを聴いてみれってんだ!と、力んでみてもしゃーないか・・・
(ケナサレルと、つい燃えてしまう 典型的なジャズファンなんです、私。スンマセン)

ということで、今夜はモブレーの代表作といわれる3部作を含めて、モブレーの魅力をたっぷりと・・・
▼ソウル・ステーション (1960 2/7) / ワンホーン
▼ロール・コール (1960 11/13) / with フレディ・ハバード(tp)
▼ワーク・アウト (1961 3/26) / with グラント・グリーン(g)

どれを聴いてもええなぁ・・・
もちろん、モブレ−もイイんだけど、
やっぱり、ピアノがウィントン・ケリーというところが
私の場合は、影響してるんでしょうかねぇ・・・
あー、あのコロコロと鍵盤を駆け回るケリー節は、たまらん・・・

そしてヴォーカルは、ポーランドのアグネスカ・スクシペク。
読めませんよねぇー、Agnieszka Skrzypek と書いて、アグネスカ・スクシペク・・・
とっても口がまわらんよぉー
ヨーロッパ・ジャズにしては、熱き想いが伝わってくるバックの演奏、エエなぁー


ARTIST TITLE GENRE
MILES DAVIS Someday my prince will come Jazz
HANK MOBLEY Avila and tequila Jazz
HANK MOBLEY Base on balls Jazz
HANK MOBLEY Dig dis Jazz
HANK MOBLEY My groove your move Jazz
HANK MOBLEY Smokin' Jazz
AGNIESZKA SKRZYPEK To see a world Jazz
AGNIESZKA SKRZYPEK I've got the world on a string Jazz
AGNIESZKA SKRZYPEK You and the night and the music Jazz
AGNIESZKA SKRZYPEK I put a spell on you Jazz
AGNIESZKA SKRZYPEK I hear music Jazz
AGNIESZKA SKRZYPEK Waltz for Debby Jazz
HARRY EDISON Baby, won't you please come home Jazz
HARRY EDISON Impressario Jazz
HARRY EDISON Ill wind Jazz

午前零時からの「ZENAセレクション1枚のアルバム」
BILL EVANS / Moon Beams


© Copyright CLUB ZENA All Rights Reserved.