2002 4/7 (日) 22:00〜0:00

新年度を迎え、FM G-SKYも番組新編成・・・
日曜日の午後10時からは、引き続き CLUB ZENA がオンエアされます。
2時間のジャズ番組として、つたないお喋りと素敵な音楽をお届けしてまいります。
今後ともご愛聴のほど、よろしくお願いいたします。

先週、リクエストいただきました「センチメンタル・ジャーニー」
この曲は、何といってもドリス・デイ・・・
ということで、ボーカル特集は「ドリス・デイ」でいっちゃいました。
でも、私としてはジュリー・ロンドンのバージョンの方が好きなんですが・・・

そして、昔(っていつ頃ですか?)トロンボーンを吹いていたというパンプキンさん、二の坂のシブヤさんには、カーティス・フラーなんかもお送りしました。
そして珍しくも、井上陽水の「リバーサイドホテル」、松任谷由美の「真夏の夜の夢」なんて曲のジャズバージョンをアンディ・エズリンのピアノトリオでお届けしました。
結構イイ雰囲気で鳴っていましたねぇ・・・
これからジャズを聴きはじめるという方には最適の1枚ではないでしょうか・・・

ジャズ入門に最適:お薦めCD:↓
THE ANDY EZRIN TRIO / BALLAD

このアルバムのライナー・ノーツから(藤原亜希さん記)

もしかしたら、10代ではジャズを聴けなかったかもしれないし、
聴いても今ひとつピンとこなかったかもしれませんが、
初めて砂糖もミルクも入れないブラックのコーヒーが
美味しいと感じたときがあるように、
ツンとしていたワインが美味しいなと思ったときがあるように、
身も心も洗練されて少しずつ大人になったように、
ジャズの味もまた少しずつわかってくるものなのかもしれません。
切ない恋をして、その分強くなれたとき、
あなたのそばで流れていたポップスがあったはず。
ここに並べられた曲たちは、そんなときを経て大人になった心と耳に、
ゆっくりと広がっていくでしょう。
そして今、心がギュッと痛くなるようなことがあったり、
とても楽しい時間を過ごしたりしたら、
スピーカーから流れているのは同じ曲なのに、
悲しくも楽しくも聴こえてくるはずです。
こうしてこの1枚のアルバムに出逢い、この原稿を書いている私でさえ、
昨日まで切なく聴こえていたメロディが、今はとてもやさしく聴こえているから。


とても素敵な文章ですね・・・


ARTIST TITLE GENRE
BRIAN BROMBERG Speak low Jazz
HANK MOBLEY Recado bossa noba Jazz
HORACE SILVER The preacher Jazz
BRIAN BROMBERG Goodbye Jazz
EDDIE HIGGINS It's a lonesome old town Jazz
JOHNNY GRIFFIN Smoke gets in your eyes Jazz
CURTIS FULLER Blues de funk Jazz
DORIS DAY Sentimental journey Jazz
DORIS DAY You're getting to be a habit with me Jazz
DORIS DAY Baby doll Jazz
DORIS DAY If I give my heart to you Jazz
DORIS DAY Whatever will be, will be Jazz
JULIE LONDON Sentimental journey Jazz
JULIE LONDON Cry me ariver Jazz
CHET BAKER She was too good to me Jazz
CHET BAKER Autumn leaves Jazz
ANDY EZRIN Riverside hotel Jazz
ANDY EZRIN 真夏の夜の夢 Jazz
CURTIS FULLER If I were a bell Jazz

午前零時からの「ZENAセレクション1枚のアルバム」
KENNY G / CLASSICS IN THE KEY OF G


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